(出典:株式会社スーパーホテル)
国内に173のホテルを展開する株式会社スーパーホテルは、環境保全と生物多様性の推進を目的とした「植樹アクションPROJECT」に協力することを発表した。本取り組みは、スーパーホテルPremier赤坂を拠点に、株式会社TBSホールディングスサステナビリティ創造センターCSR推進室および株式会社山田養蜂場と連携し、2025年5月20日の「世界ミツバチの日」に合わせて始動する。
「世界ミツバチの日」は、ミツバチの重要性に対する認識を高め、環境保全について考える機会として2017年に国連が制定した国際デーである。ミツバチは植物の受粉を助け、私たちの食と生態系のバランスを支える不可欠な存在であり、その保護が急務となっている。
今回始動する「植樹アクションPROJECT」は、2011年より都市養蜂「赤坂みつばちプロジェクト」を展開してきたTBSCSR推進室の新たな環境活動である。赤坂の企業や教育施設と連携し、ミツバチが好む蜜源植物を植樹することで、花粉媒介昆虫の重要性を訴え、自然と共生する社会づくりを目指す。
プロジェクトの内容は多岐にわたり、5月20日前後の1か月間を中心に、花壇やプランターへの苗植え、野菜や花の種まき、SNSによる写真やイラストの発信などが推奨されている。SNSでの発信には「#ミツバチ植樹アクション」のハッシュタグが用いられ、活動の広がりと共感の輪を可視化する工夫もなされている。
スーパーホテルは、「Natural, Organic, Smart」をブランドコンセプトに掲げ、かねてより環境に配慮したホテル運営を実践してきた。赤坂から始まるこの取り組みが、都市部における生態系保全の新たなモデルとなるよう、多くの参加者と共に全国へ、さらには世界へと活動を広げていくことを目指している。
一人ひとりの小さな行動が未来を形づくる力になるという理念のもと、ホテル運営を通じたサステナブルな社会への貢献が期待される。