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島根/足立美術館 世界が認めた日本庭園 18年連続日本一

投稿日 : 2021.02.02

島根県

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島根県安来市にある足立美術館の日本庭園が、アメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living Magazine: The Journal of Japanese Gardening(数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』の「2020年日本庭園ランキング」において1位に選ばれたと発表した。

この日本庭園専門誌は日本庭園と日本建築を紹介するために、アメリカ在住のダグラス・ロス氏が創刊した隔月刊誌。造園・建築技術に関することを中心に日本文化の理解を深める内容になっており、1998年の創刊以来英語圏を中心とする世界37ヵ国の人々に愛読されている。

雑誌の企画として、毎年「日本庭園ランキング」を実施。日本国内にある日本庭園約1000か所を対象に、歴史的な重要性、規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用者への対応といったホスピタリティ等「いま現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に調査・選考している。2020年のランキングにおいて、足立美術館の日本庭園が日本一に選ばれた。足立美術館の1位選出は、ランキングが始まった2003年の第1回から18年連続となる。

出典:足立美術館

足立美術館は、安来市出身の実業家・足立全康によって1970年に設立された。竹内栖鳳、川合玉堂らの近代日本画、平山郁夫などの現代日本画、地元出身の陶芸家・河井寬次郎や北大路魯山人などの陶芸作品のほか、120点にのぼる横山大観の所蔵コレクションは質、量ともに日本一を誇る。

足立美術館のもう一つの特徴が、日本庭園だ。広さ5万坪にもおよぶ広大な敷地を誇り、足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、庭造りに心血を注いだ。庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」など6つに分かれており、どれも国内外から高い評価を得ている。足立美術館には「庭園部」という専属の部署があり、7人の庭師が常駐し庭園の維持管理を行っている。

1位選出を受けて足立美術館の武田航広報部長は「(新型コロナ感染拡大で)例年の状況とは異なっているが、それでも毎日お客さんに足を運んでもらっているので、感謝の気持ちとおもてなしの心をもってお迎えしていきたい」と話している。

「2020年日本庭園ランキング」2位以下、ベストテンは次の通り。

 2位・桂離宮(京都市)、3位・皆美館(松江市)、4位・山本亭(東京都葛飾区)、5位・玉堂美術館(同青梅市)、6位・京都平安ホテル(京都市)、7位・栗林公園(高松市)、8位・養浩館庭園(福井市)、9位・隠れ里車屋(神奈川県藤沢市)、10位・無鄰菴(京都市)。

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