トップ > インバウンド

インバウンド

  • 旅館の外国人比率12.9%、シティホテル47.2% — 施設タイプ別に見る1億7,992万人泊

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.09.16

    国土交通省 観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年(令和7年)年間確定値によれば、外国人延べ宿泊者数は1億7,992万人泊、前年比+9.4%だった。総量は広く報じられたが、その人泊がどの施設タイプに落ちたかはあまり分解されていない。本稿では、旅館・リゾートホテル・ビジネスホテル・シティホテル・簡易宿所・会社団体宿泊所の6区分で外国人延べ宿泊者数を分解し、施設タイプごとの外国人比率と、その伸びしろが...

  • 台湾の訪日客はどこに泊まる?地方が54.6% — 県別2,148万人泊と受け皿

    日本政府観光局(JNTO)が公表した2026年7月の訪日外客数は344万2,100人で、前年同月比+0.1%、7月として過去最高となった。総数の伸びは横ばいに近い。しかし内訳を開くと、市場ごとの動きはまったく均一ではない。台湾は76万3,800人(+26.4%)と単月として初めて70万人を超え、韓国は89万4,700人(+31.9%)、香港は27万2,500人(+54.8%)。一方で中国は42万8...

  • インバウンド2026予測 4,137万〜4,314万人 — 訪日外国人の進捗57.5%と計算方法

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.09.13

    2026年のインバウンドはどこに着地するのか。日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した訪日外客数(2026年7月推計値)は344万2,100人で、7月として過去最高を記録した。ただし前年同月比は+0.1%とほぼ横ばいで、1〜7月の累計は前年同期を1.7%下回っている。本稿では「2026年は◯◯万人になる」と断定するのではなく、いま何%まで進んでいるのか、残り5か月にどれだけのペー...

  • 2026年冬ダイヤ10/25開始、増便空港の客室ストック — 成田23,630室・女満別4,573室

    2026年度の冬ダイヤは10月25日(日)に始まり、2027年3月27日(土)まで続く。この期間に東京(成田)、札幌(新千歳)、那覇、大阪(伊丹)とその接続先である旭川・帯広・女満別で、国際線・国内線の新規就航と増便が相次いで設定された。座席が増えれば、その空港圏に降り立つ人が増える可能性がある。ではその受け皿となる客室は、どの空港圏に、どれだけ積み上がっているのか。 本稿は「座席が増える=宿泊需...

  • インバウンド最高でもADR+5%止まり — 2026年3月、伸びたのは地方の旅館・リゾート

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.09.04

    2026年3月の訪日外客数は361万8,900人と、3月として過去最高を更新した。インドネシア・ベトナム・米国・カナダ・英国・ドイツ・北欧地域の7市場は単月として過去最高を記録している。ところが同じ月の外国人延べ宿泊者数は前年同月比3.6%減。そして宿泊単価に目を移すと、上昇したのは大都市ではなく地方だった。本稿では、訪日需要がどの経路をたどって客室単価に届いているのかを、47都道府県のADRデー...

  • 中国客半減でも宿泊費総額は+12.1% — 沖縄+22.6%・福岡+14.2%、大阪は-4.3%

    観光庁が2026年4月15日に公表した「インバウンド消費動向調査」2026年1-3月期(1次速報)で、国・地域別の旅行消費額の首位が中国から台湾に入れ替わった。台湾3,884億円(前年同期比+22.5%)に対し、中国は2,715億円(同-50.4%)とほぼ半減している。しかし宿泊事業者にとっての論点は「首位が誰か」ではない。中国客が落とした宿泊需要を、台湾・韓国の増加分がどこで、どの単価水準で埋め...

  • 中国人訪日-60.4%でも東京・京都はADR上昇 — 労働節2026の4都市実測

    2026年5月の訪日中国人旅行者は31万3,000人、前年同月比−60.4%。数字だけを見れば、中華圏インバウンドに依存してきた宿泊マーケットは崩れていて当然に見える。ところが同じ5月、東京の推定成約ADRは前年同月比+6.7%、京都は+3.5%、北海道も+3.5%と、いずれも上昇して着地した。唯一大きく下げた大阪(−26.1%)も、要因を分解すると中国発の需要減ではない。本稿では中国の労働節(2...

  • 訪日客は過去最高でも延べ宿泊者数は減少 — 1人あたり3.96泊とADRの二極化

    日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した2026年7月の訪日外客数は3,442,100人で、7月として過去最高を記録した。一方、観光庁「宿泊旅行統計調査」の2026年6月(第1次速報)では、外国人延べ宿泊者数は1,251万人泊、前年同月比マイナス11.9%である。「人数は過去最高、宿泊は2桁減」という一見矛盾した状況が、いま同時に起きている。 この乖離は統計の誤差ではない。訪日外...

  • インバウンドとは|定義と宿泊の5指標 — 人数1位は韓国、人泊1位は米国【2026年】

    インバウンドとは、外国から日本へ来る旅行、すなわち訪日外国人旅行を指す言葉である。宿泊業の実務では、この一語のもとに性質の異なる複数の統計が混在して語られており、「訪日外客数」と「外国人延べ宿泊者数」を同じものとして扱うと、自館の需要見通しは実勢から離れていく。本稿では言葉の定義から出発し、宿泊事業者が定点で見るべき5つの指標を、出典・更新頻度・公表ラグまで含めて整理する。数値はすべて日本政府観光...

  • 訪日客7月344万人、通年着地は4,172万〜4,279万人 — 残り5か月の必要ペース

    日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した訪日外客数によると、2026年7月の訪日外客数は344万2,100人(前年同月比+0.1%)で、7月として過去最高を更新した。4か月ぶりのプラスである。ただし1〜7月の累計は2,452万7,200人(前年同期比-1.7%)で、依然として前年を下回っている。本稿では、残り5か月に必要な月次ペースを3つのシナリオで試算し、観光庁「宿泊旅行統計調...