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2018年 最も「食事」の口コミ評価が高かったビジネスホテルとは【京都府編】

投稿日 : 2019.01.28

京都府

ホテル内レストラン

宿泊予約サイトに投稿される口コミ評価は、ゲストが宿泊施設を選ぶ際の大きな判断材料の1つ。ビジネスホテルでも食事サービスは競争力を高めるうえでの重要な要素。今回は「京都府編」として、2018年で最も「食事」に関する口コミ評価が高かったビジネスホテルの戦略をお送りする。

京都府ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、京都府には宿泊施設が3,062、部屋数にして51,213が提供されており、そのうち350施設はビジネスホテルである。

新規開業予定は62施設、部屋数にしてが8,973が増加見込みだ。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

京都府における「食事」口コミ評価1位のホテルは

各種OTAサイトに投稿されたレビュー評価を基にした、メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、2018年「食事」の口コミ評価が高かった施設トップ10は以下のとおりであった。

出典:メトロエンジンリサーチ

第1位は京都市南区にある『ホテルアンテルーム京都』で、「食事」に関する平均口コミスコアは4.57、2018年に投稿された総口コミ数「553」のうち、「食事」に関する口コミ数は「171」だった。

2位に『ベッセルホテルカンパーナ京都五条』、3位に『天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前』と続く。

心地よい空間をつくりだす朝食レストランとラウンジバーの魅力

1位となった『ホテルアンテルーム京都』は、京都駅の南側に位置する旧学生寮を改築して生まれたホテル&アパートメント。

館内には、客室以外にもギャラリー・朝食レストラン・ラウンジバーを併設しており、京都のアート&カルチャーが集まるホテルがコンセプトだ。

朝食レストラン「ANTEROOM MEALS」では、日替わりのピタパンサンドやスムージーをはじめ、自家製グラノーラやサラダなど、健康的かつボリューム満点のメニューを提供している。

また、環境負荷の少ない農作物を販売する京都の企業「坂ノ途中」と提携し、旬の野菜・食材をふんだんに使った季節限定・特別メニューなども提供している。

その時期にしか味わえない料理を、アートに包まれた空間でゆっくりと楽しむことができるのも特徴だ。

出典:ホテルアンテルーム京都

また、ラウンジバー「ANTEROOM BAR」では、旅の余韻に浸りながら、150種類以上のウイスキーやクラフトビール、季節のおすすめ商品などを味わうことができる。

出典:ホテルアンテルーム京都

食事のメニューや料理の質だけでなく、食事を楽しむ空間やコンセプトを明確につくりだし、施設側で発信し続けることが、他施設との差別化に繋がるほか、「食事」に関する口コミ評価を上げるうえでの1つの戦略になっているのだろう。

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