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横浜開港月間ー5月開港記念みなと祭、トライアスロン、Y159、開港祭

投稿日 : 2018.05.03

神奈川県

ホテル関連ニュース

横浜観光コンベンションビューロー(YCVB)が、今年から5月3日から6月3日までの一ヶ月を「横浜開港月間」として位置付ける取り組みをスタートさせる。開催地の横浜市中区ホテル出店状況と合わせてレポートする。

YCVBによると、横浜開港月間は5月3日から6月3日まで開催され、主なイベントとしては、以下の通りである。

横浜開港記念みなと祭、第66回ザよこはまパレード
横浜のゴールデンウィークの定番イベント「ザよこはまパレード」。山下公園から横浜赤レンガ倉庫、伊勢佐木町にいたるパレードのコースを華やかなマーチングバンドやダンスチームなど、多数の団体が参加する賑やかなパレード。場所:山下公園。5月3日(木、祝)開催予定。

出典:YCVB

2018ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会
2009年に開港150周年記念事業として開催された「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」は、9回目の開催を迎え、横浜は東アジア唯一の世界トライアスロンシリーズの開催都市。世界各国から集まった選手たちが、山下公園や赤レンガ倉庫、みなとみらい21地区など、横浜の観光名所を舞台に熱戦を繰り広げる。
5月12日(土)はエリート部門が開催され世界のトップトライアスリートが、5月13日は一般の部として一般のトライアスリートが出場する。また、パラトライアスロンも合わせて開催される。山下公園スタート・フィニッシュ。

出典:YCVB

横浜セントラルタウンフェスティバル“Y159”
開港以来、さまざまな歴史・文化を積み重ねてきた横浜。横浜開港150周年(Y-150)が2009年に終了し、2010年から馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町、山手の6エリアが中心になり、「横浜セントラルタウンフェスティバル」が開催されている。5月25日(金)から5月27日(日)まで。

出典:YCVB

第37回 横浜開港祭
横浜開港祭は「開港を祝い、港に感謝しよう」というテーマの下、市民が一堂に会する「市民祭」として1981年「第1回横浜国際デー”プレ横浜どんたく”」として産声を上げた。37回目の開催となる今年は、”Thanks to the Port”「開港を祝い、港に感謝しよう」~市民が創る・世界に誇れる港の誕生祭~をコンセプトに、笑顔溢れる豊かな横浜のために、未来へ永く繋がる礎となる横浜開港祭を実施する。場所は臨港パーク、みなとみらい21地区など。

出典:YCVB

横浜市中区ホテル出店状況
いずれのイベントも山下公園やみなとみらいなどの所在する横浜市中区を中心としたイベントとなっている。メトロエンジンリサーチによると、現在中区では宿泊施設が80出店しており、9,238の客室が提供されている。
メトロエンジンリサーチの本年5月の客室の稼働率見込みは、週末は90%を超えているが、平日の客室稼働率は65%程度にとどまっている。

横浜市中区宿泊施設カテゴリー別数

出典:メトロエンジンリサーチ

上記のグラフの通り、中区にはビジネスホテルが35軒、シティホテルが9軒、カプセルホテルが6軒、ラブホテルが6軒、旅館が2軒、その他22軒が宿泊施設を展開している。

みなとみらいエリアには結婚式場を備えるホテルも多く、横浜開港月間後の6月もジューンブライドなどで週末はホテルのフル稼働状態が続く見込みだ。
こうしたイベント型の集客の他方で、平日の客室稼働率をあげるような取り組みをいかに実施するかが課題と言えるだろう。

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