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着物の世界を起点に地域の魅力を伝える「きものリトリートホテル」2021年春開業予定

投稿日 : 2020.08.10

山形県

新規ホテル情報

株式会社ukitamは2021年春に山形県白鷹町の歴史ある旧奥山邸をリノベーションし、着物の世界を起点に地域の魅力を伝える”きものリトリートホテル”をテーマとする宿泊施設「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)」を開業する。

白鷹から置賜地域、山形の地域活性化を目指す

旧奥山邸はJ・F・ケネディが尊敬する政治家として名高い「上杉鷹山」に所縁がある歴史的な建物。現在は創業400年以上の歴史ある着物屋「株式会社とみひろ」が建物を引き継いでいる。株式会社とみひろは古民家再生事業を行う「NOTE」、山形県で300年の歴史を持つ老舗旅館「高見屋旅館」、地域創生事業を手掛ける「NECキャピタルソリューション」の3社とともに「株式会社ukitam」を設立。さらに地域の建築士やデザイナーなど若手のクリエーター、各分野のプロフェッショナルとプロジェクトチームを結成し、旧奥山邸をリノベーションした新たな宿泊施設「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)」開業に向け準備を進めている。

「NIPPONIA」は「NOTE」が行っている歴史的建造物を宿泊施設として再生していく取り組み。「NIPPONIA」「NIPPONIA HOTELS」「NIPPONIA CERTIFIED」の3ブランドを展開しており、「集落丸山」、「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」といった実績がある。

「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)」のテーマは”きものリトリートホテル”。「養蚕や着物への所縁と日本文化の伝承」と「からだを守る」という奥山家と株式会社とみひろの2つの起源を組み合わせ、着物の世界から地域・日本文化や身体を考える「リトリート(日常を離れ自分に向き合う休息)施設」を目指す。同施設では着物ショップでの着付け体験や着物に囲まれた寝室など、着物の歴史文化を肌で感じることができる空間作りを行う。

同施設では他にも利用客が着物文化や白鷹町の文化や生活文化などを体験できるプログラムを展開予定だ。地域の農家や商店、事業者等と連携を図りながら、桑畑・養蚕体験やきもの工房体験、田植え稲刈り体験、雪かきなどの暮らし体験といったプログラムを計画。白鷹町ならではの体験の場の創出とともに白鷹から置賜地域、山形の地域活性化を目指す。

今後は地域住民やプロジェクトに関心のある方々の協力を仰ぎ、2021年春開業に向け、数回のワークショップを開催しながら改修を進めていく予定。

【施設概要】※2020年8月時点の予定

施設名:NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸(仮称)

テーマ:きものリトリートホテル

所在地:山形県白鷹町浅立183番地1

敷地:総面積約8,000㎡ 計8室(5棟)

アクセス:
【山形駅より】車:約50分 ※山形新幹線停車駅
【赤湯駅より】車:約30分 ※山形新幹線停車駅
【山形空港より】車:約1時間

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