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東京都医師会が「GoTo」事業中断を提言

投稿日 : 2020.11.20

Go To トラベル

新型コロナウイルス関連

公的機関ニュース

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都医師会は11月20日に緊急記者会見を開き、政府に対し「GoToトラベル事業」の中断を求めた。

東京都医師会の尾崎治夫会長は会見の中で、2日連続で都内での感染者が500人を超えたことや、全国的に感染が拡大している事実に触れ、政府主導の観光需要喚起策「GoToトラベル」事業の一時中断を求める提言を出した。

10月からの「GoTo」東京入りが感染増加の原因ではないかという意見に対しては、「これは私の目の錯覚かどうかはわかりませんが、(10月1日の)2週間後ぐらからどうも感染が全国的にも増えているような気がいたしております」と述べ、明確な根拠はないとしながらも、人の移動が感染拡大を招いた可能性は否定できないとして、「(影響が)ないという話ではない」と強い姿勢を示した。

中断の決定を求めるにあたって、いくつかの譲歩案が出された。中断する地域は感染が深刻な地域に限定する、利用対象を近隣の在住者に限定する(マイクロツーリズム)、遠方への旅行プランでは、PCR検査や抗原検査をパッケージに含めるなどだ。

また尾崎会長は、現在の感染状況の悪化が続けば、1か月後には1日あたりの感染者が1020人になるという試算を示し「21日からの3連休は身近な人以外との接触を避けるように」などの注意点を挙げ、1か月後の都内感染者が1,000人を超えないよう協力してほしいと述べた。

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