眠っていたデータから新たな付加価値を
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年4千万人以上の搭乗者のある上海虹橋国際空港は、10月15日(月)から、中国で初めて搭乗手続きに顔認証技術を使用したスクリーニングシステムを導入した。今後、中国内の62の空港が同技術の導入を予定している。
ハリウッドの映画会社やテレビ放送局のCEOを歴任し、インターネット複合企業IACを率い、世界最大のOTA・エクスペディアの会長も務めるバリー・ディラー氏は、同社が年35億USドルをグーグルに支払い、グーグルが旅行事業に乗り出していることに不満を示し米反トラスト法当局に規制を求めた。
エクスペディアは、音声でグーグルのスマートスピーカーに話しかけるだけで、ホテルなどの旅行予約ができるサービス「the Expedia Action for the Google Assistant(エクスペディア・アクション)」を提供開始した。英語で先行リリース、新たな商取引の拡大で国内市場のビジネスモデルに影響も。
新規ホテル情報
マリオットグループのウエスティンホテルズ&リゾーツはこのたび、モルディブ共和国に初出店。その名も「The Westin Maldives Miriandhoo Resort」、同ホテルの開発には日本のカタログ通販大手のベルーナも加わっている。
マンダリン・オリエンタルは、ロシア連邦首都、モスクワの中心地に2021年、ロシア初となる、ホテル・レジデンス施設を開業する。ロシアには、日系チェーンとしては東横インがモスクワに、ホテルオークラがウラジオストクにホテル開業を計画しているとの現地報道がある。
中国アリババが本年10月からホテル産業向けのサービスロボットの運用を中国杭州のホテルで開始した。今後ホテルに限らず、病院やレストラン、オフィスなどの多方面での活用を模索。個人情報保護の緩い中国で米国企業から主導権を奪う勢いで技術革新を見せている。
ベトナムの首都ハノイに展開していた「スーパーホテル・ハノイ・オールドクォーター」は本年9月末をもってスーパーホテルとの商標許諾契約を満了し、名称を「ホテル・ル・カルノ」に変更する。同ホテルはスーパーホテルの海外2号店だった。
星野リゾートは、 2019年初夏、台湾中部の台中郊外の谷關(グーグァン)温泉にて「星のやグーグァン」を開業する。バリ島・ウブドにある「星のやバリ」に続き、海外では二軒目の星のやの施設となる。コンセプトは「温泉渓谷の楼閣」で台湾初のラグジュアリー温泉リゾートを提供する。
台北近郊の新北市にある「フォーポインツ・バイ・シェラトン台北」は、中台問題に絡む台湾の表記をめぐり、マリオットグループとの契約解除を行い、2018年9月23日(日)より「RSLホテル台北中和」へと名称を変更した。
株式会社エイチ・アイ・エスは、今月9月に米国におけるインバウンド事業の拡大・強化を目的としてホテル事業を推進する子会社を設立することを発表した。