眠っていたデータから新たな付加価値を
世界有数の温泉地・箱根強羅に、全14室すべてにかけ流し温泉を備えた「KÚON 箱根強羅」が誕生した。コンセプトは「お茶と和菓子で五感をひらく、唯一無二のデザイナーズホテル」。お茶と和菓子を軸に、チェックインから宵の時間までの体験が組み込まれている。 チェックイン時の和菓子とお茶のマリアージュ体験やティーペアリングなど、お茶と和菓子の体験、飲食などはオールインクルーシブで用意する。かつての大浴場をティーラウンジに再構築し、「現代を立ち止まり、モダンな空間で自分時間を過ごす」場を目指した。オープンハウスグループ初の直営ホテルとして、既存施設の再生と観光地の価値向上の両立を図る。 本記事では、ホテルの魅力やこだわりなどについて、運営を担う株式会社オープンハウス・ホテルズ&リゾーツに取材した。 ▷ホテル公式HP:https://ohhr.openhouse-group.com/kuon-gora/
函館市のシティー・リゾートホテル、分布状況 メトロエンジンリサーチによると、函館市のシティー・リゾートホテルの分布状況は以下の通り。 出典:メトロエンジンリサーチ 出典:メトロエンジンリサーチ メトロエンジンリサーチによると、函館市のシティー・リゾートホテルは「函館駅〜ベイエリア〜元町」へと連続する観光動線上に高密度で集積している。特に函館駅周辺は、JR・路面電車、フェリー、空港連絡バスなど多様な交通機能を備えた結節点であり、利便性の高さから中〜大規模のホテルが最も集中する中心エリアを形成している。 地図からも確認できるように、主要エリアは以下の三つに大別できる。 1. 函館駅〜朝市・大門エリア観光の起点となる場所で、チェーン系ホテルや大規模宿泊施設が連続的に立地。観光・ビジネス双方の需要を取り込み、年間を通して安定した宿泊需要を支えている。 2. ベイエリア(赤レンガ倉庫周辺)ウォー...
京丹後・久美浜の山あいに、三棟すべてに専用サウナを備えた古民家ホテル「SAUNA&CURRY URI 京丹後」がオープンした。蔵や納屋を改装したプライベートサウナと、水着着用で男女一緒に楽しめる貸切空間が特徴だ。 完全無人の一棟貸しで、タオルや水着などもそろえた「手ぶらOK」の仕組みとした。年末年始に向けサウナ・温泉ニーズが高まるなか、京阪神から車で約2時間半の山里に、自然とスパイスカレーでととのえる“サ旅拠点”が生まれた。12月14〜15日には三棟を開放する体験イベントも予定されている。 本記事では、開業の経緯や施設のこだわりなどについて、運営を担う合同会社NUTMEG代表の田中友規氏に取材した。 ▷公式サイト:https://saunauri.com/kyotango/
(出典:住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社) 2025年12月1日、住友不動産ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港に、日本初進出となるラグジュアリースパ「ELLE SPA」が開業する。これを記念し、2025年11月19日には『ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港「ELLE SPA」開業プレスイベント』が3部制で開催され、GENERATIONSの片寄涼太氏と航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が特別ゲストとして登壇した。
温泉リゾートホテルブランド「TAOYA」を展開するGENSEN HOLDINGS株式会社(大江戸温泉物語グループ)は、2025年11月1日、神奈川県箱根町仙石原に「TAOYA箱根」をグランドオープンした。 箱根の伝統工芸「寄木細工」に着想を得たデザインと、四季折々に表情を変える森の景観が調和する空間が特徴だ。全室フォレストビューの客室や、山々を望む露天風呂、地元食材を生かした創作料理を味わえるレストランなどを備え、滞在中の飲食を含む「オールインクルーシブ」形式で上質な寛ぎを提供する。 本記事では、「TAOYA箱根」の特徴やこだわりなどについて、GENSEN HOLDINGS株式会社に取材した。 ▷公式サイト:https://www.ooedoonsen.jp/taoya-hakone/
ダイワロイネットホテルズ、2026年度から全正社員の給与体系を改革へ 業界平均を超える改定の背景とは
現場が決める、本部が支える。ダイワロイネットホテルズのボトムアップ経営とデジタル戦略
【取材】日本初の泊まれる植物園『THE BOTANICAL RESORT 林音』那珂に誕生
【取材】トレーラーハウスで快適滞在!那須塩原の新グランピング「那須森蔵」誕生
アゴダ、アジアの「2026年トラベルトレンド5選」を発表:日本人旅行者は“国内再発見”志向が拡大
【2025年12月最新】高付加価値化とエリア特性の多様化が進む:京都市の新規開業施設
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株式会社おてつたびは、「お手伝い(短期アルバイト)」をしながら旅をすることで地域の人手不足解消や関係人口の創出を目指すマッチングサービス『おてつたび』において、2025年から2026年の年末年始シーズンに向けた特設ページ「2025-2026年末年始特集」を公開した。本特集は、2025年11月の公開から1週間で、12月・1月の参加募集への申し込みのうち約20%が特集ページ経由となるなど、年末年始を地...
富山県
新規ホテル情報
富山県立山町で、築100年超の納屋を改修した一棟貸切宿「土肥邸 Naya」が2025年12月6日に開業した。運営は株式会社MAEで、富山国際大学の学生インターンと共同で約1年にわたり企画・事業計画・デザイン検討などを進めてきた。 コンセプトは「農業×ART」。1日1組限定の宿泊拠点として、農作業体験や里山の風景を通じて地域の暮らしに触れてもらう内容で、空き家活用や地域再生の事例としても位置づけられ...
茨城県
茨城県那珂市の県立植物園が、「泊まる」「癒される」「食べる」「遊ぶ」を一体化した日本初の“泊まれる植物園”として生まれ変わった。名称は「THE BOTANICAL RESORT 林音(リンネ)」。2025年11月29日にグランドオープンし、熱帯植物館の夜間ライトアップや森に囲まれた宿泊施設、県産木材を使った温浴施設、県産食材のレストランなどを備える。 有料だった植物園エリアは無料開放され、朝夕の散...
京都府
宿泊市場動向
京都市の新規開業施設の分布 メトロエンジンリサーチによると、京都市における新規宿泊施設の開業は、「京都駅周辺」「四条河原町〜祇園エリア」「東山・清水寺周辺」を中心に分布している。 まず、京都駅周辺では、JR各線や新幹線、地下鉄烏丸線が集約する関西有数の交通結節点としての機能を背景に、国内外の観光客を幅広く取り込む宿泊施設の開業が継続している。近年は、大規模ホテルに加え、外資系ブランドや上位グレード...
(出典:株式会社JTBパブリッシング) 株式会社JTBパブリッシングは、50歳以上をメインターゲットとする月刊誌『ノジュール』の読者を対象に、海外ひとり旅に関するWEBアンケート調査を実施した。調査期間は2025年11月14日から11月19日で、メルマガ登録者を対象に行われ、有効回答数は846名であった。今回の調査は、同誌12月号の第2特集「初めての海外ひとり旅 台湾」に関連して行われたものである...
静岡県
ホテル関連ニュース
熱海市伊豆山の一棟貸し宿泊施設「Sauna & Sea Atami」が、経営合宿やワーケーションに特化した新プランの販売を12月1日に開始した。 「一棟貸し × サウナ × ペット可・ドッグラン完備」という特徴を生かし、スタートアップや経営チーム、学生ゼミなどが“働きながら整う”滞在を行えることを打ち出す。相模灘を望むバレルサウナやプロジェクター付きリビング、東京から新幹線で約40分というアクセス...
中国海南省の観光行政機関である海南省旅游・文化広播・体育庁は、日本側の旅行宣伝窓口であるGO!海南島(中青旅日本株式会社)と協力し、日本市場向けの海南島観光プロモーションを11月より開始した。今回のプロモーションは、2025年11月中旬に現地海南島で実施された取材内容をもとに展開されている。日本国内写真家・モデル・MCとして活動する本堂亜紀氏が、自身の女性クリエイティブチーム「HONDOJO」とと...
(出典:株式会社令和トラベル) 株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は、全国1,741自治体を対象にした「冬の絶景イルミネーションランキング2025」を発表した。本調査は、NEWTリサーチ部が独自に設定した5つの評価軸をもとに実施され、2025年冬に訪れるべきイルミネーションスポットを総合的に評価したものである。2025年の冬は、伝統を受け継ぐ「継承の光」と、AIや環境...
山梨県
山梨県富士吉田市で、取り壊し予定だった築120年の古民家が一棟貸し宿「FUJIクロスゲートハウス 欅 -KEYAKI-」として11月25日に開業した。 釘を使わず組まれた欅の柱や千本格子の襖など伝統的な意匠を残しつつ、フローリングのリビングやWi-Fi、石造りの風呂などを備え、現代の滞在スタイルにも対応した施設。富士急行線下吉田駅から徒歩圏で、富士山周辺の観光やワーケーション拠点としての利用も見込...
デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は、アジアの旅行者を対象にした調査結果をもとに「Agoda 2026 トラベルアウトルックレポート」を発表した。本レポートでは、2026年に注目される5つの旅行トレンドを紹介しており、アジア各国の旅行動向から、旅行者の意識変化や新たな行動様式が浮き彫りとなった。調査によると、アジア全体で「自国を再発見する...
エクスペディアは、実際の旅行者データとインサイトに基づいて「人気上昇中の島15選」を発表した。発表によると、世界的に「島旅」への関心が高まっており、検索数は平均で30%増加している。中でも、タイのサムイ島は検索数が55%増、イタリアのサルデーニャ島は45%増、インドネシアのバリ島やモルディブは15%増、アメリカ・ハワイのオアフ島は10%増となっている。
(出典:株式会社 阪急交通社) 物価高の影響で家計に対する関心が高まる中、海外旅行を希望しながらも予算を抑えたいと考える人が増えている。そうした背景を受けて、阪急交通社は低予算時に行きたい海外旅行先についてのアンケート調査を実施し、結果を公開した。有効回答数は537名で、調査は2025年4月6日から4月9日にかけて、株式会社ジャストシステムの「Fastask」を用いて行われた。
エクスペディアは2025年夏の海外旅行に関する検索データをもとに、人気の旅行先やホテル選びの傾向、混雑予想などを発表した。検索データによれば、今年の夏の海外旅行の検索数は前年比110%と微増している。
インバウンド
(出典:株式会社アスマーク) マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、中国在住の20代から50代の男女を対象に「中国から見た『海外旅行先』で人気のエリアに関する調査」を実施し、その結果を2025年6月6日に公表した。調査期間は2025年3月24日から4月4日までである。
(出典:株式会社令和トラベル) 株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は、6月の「環境月間」に先立ち、文化・雇用などの地域環境にも配慮した「オフシーズン海外旅行」に関するSNS調査を実施した。その結果、若年層を中心に、混雑や価格の高騰を避けて旅を楽しめる「オフシーズン旅行」への関心が高まっていることが明らかとなった。 (出典:株式会社令和トラベル) 今回の調査では、旅行中...
未分類
KDDIは、2025年2月21日から26日にかけて、直近3年以内に海外旅行を経験した全国の15歳から69歳の男女1,000名を対象に「海外旅行に関する調査2025」を実施した。本調査は、海外旅行中のデータ通信の利用実態や、旅行先、満足度、トラブル、費用感、さらに今後行きたい地域や旅行に対する意識など、多岐にわたるテーマについて明らかにしたものである。
(出典:株式会社MATCHA) 訪日メディア「MATCHA」は、日本最大級の訪日メディアとして月間最大663万PVを誇り、特に台湾からの読者に支持されている。株式会社MATCHAは、2025年旧正月に向け、台湾人旅行者の行動や人気トレンドを分析した。その結果、観光地選びの多様化やリピーター旅行者の興味関心の変化が明らかとなった。
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げる世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマーであるBooking.comは、2024-25年の年末年始における日本の旅行者の動向を調査し、ブッキング・ドットコムのサイト上で2024年12月31日(大みそか)チェックインで検索された宿泊施設のデータを基に、日本の旅行者に人気の海外旅行先をランキング形式で発表した。
エクスペディアは、検索データから見た「2024年冬の人気海外旅行先ランキング」と、12月から2月の期間で最もお得に旅行ができる月を発表した。
ホテル統計データ
公的機関ニュース
(出典:JNTO) JNTOの発表によると、2024年10月の訪日外客数は3,312,000人で、前年同月比で31.6%増加し、2019年同月比でも32.6%増加した。コロナ禍以前の2019年10月の訪日外客数2,496,568人を大きく上回り、9か月連続で同月最高記録を更新している。さらに、10月までの訪日者数の累計は30,192,200人に達し、1964年の統計開始以来、過去最速で3,000万...
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