眠っていたデータから新たな付加価値を
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インバウンド
2026年度の冬ダイヤは10月25日(日)に始まり、2027年3月27日(土)まで続く。この期間に東京(成田)、札幌(新千歳)、那覇、大阪(伊丹)とその接続先である旭川・帯広・女満別で、国際線・国内線の新規就航と増便が相次いで設定された。座席が増えれば、その空港圏に降り立つ人が増える可能性がある。ではその受け皿となる客室は、どの空港圏に、どれだけ積み上がっているのか。 本稿は「座席が増える=宿泊需...
京都府
ライフスタイル
サービスアパートメントとは、家具・家電付きの部屋に清掃・リネン交換・フロント対応などのサービスが付いた長期滞在向けの住まいのことである。主に30日以上の滞在を想定し、契約の形は「宿泊約款で泊まるホテル型」と「定期借家契約で借りる賃貸型」の2つに分かれる。マンスリーマンションとの最大の違いは、家事サービスの有無と契約の形だ。家族で東京・京都・大阪に1ヶ月前後滞在するなら、寝室数・自炊の頻度・滞在日数...
「帝国ホテルに住む」として話題になった帝国ホテル 東京のサービスアパートメントは、タワー館の建て替えに伴い2024年6月30日で営業を終了した。2026年8月時点で、帝国ホテル 東京に月額制・週額制の長期滞在専用プランは公式サイト上に案内されておらず、「帝国ホテルでホテル暮らし」に最も近い現行の手段は、帝国ホテル 大阪の「7泊以上 長期滞在プラン」と、東京の通常客室を連泊で押さえる方法の2つになる...
福岡県
台湾
韓国
中国
観光庁が2026年4月15日に公表した「インバウンド消費動向調査」2026年1-3月期(1次速報)で、国・地域別の旅行消費額の首位が中国から台湾に入れ替わった。台湾3,884億円(前年同期比+22.5%)に対し、中国は2,715億円(同-50.4%)とほぼ半減している。しかし宿泊事業者にとっての論点は「首位が誰か」ではない。中国客が落とした宿泊需要を、台湾・韓国の増加分がどこで、どの単価水準で埋め...
宮城県
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富山県
投資・開発
空港の周りにホテルがどれだけあるかは、距離だけでは決まらない。半径10kmという同じ物差しを当てても、福岡空港の31,010室に対し帯広空港は37室で、その差は838倍に開く。本稿はこの差を「空港の運営主体が民間かどうか」という制度の軸で切り直し、運営権(コンセッション)方式に移行した全20空港について、10km圏の客室ストック・乗降客数・都市計画上の区域区分・推定成約ADRを突き合わせる。結論を...
愛知県
長期出張や単身赴任で数週間から数か月を別の街で過ごすとき、賃貸を借りずにホテルに連泊し続ける「ホテル暮らし」は現実的な選択肢になる。敷金も礼金も引っ越し業者も要らず、荷物ひとつで始められる。では実際、月いくらかかるのか。そして——ここがあまり語られない——いつ始めるかで総額はどれだけ変わるのか。 メトロエンジンリサーチが集計した2026年8月時点のビジネスホテル掲載価格をもとに、東京都・大阪府・愛...
ホテルという資産の値段は、宿泊事業として生む収益で決まる。ではその宿泊需要が想定どおりに続かなかったとき、その建物はいくらで、誰に売れるのか。オフィスや商業施設をホテルに変える「入口」の議論は蓄積されてきたが、逆向きの「出口」——ホテルを共同住宅や寄宿舎(社員寮・学生寮)に戻せるかどうかは、担保評価と売却時の入札参加者の幅を左右するにもかかわらず、定量的に整理されることが少ない。 本稿では、建築基...
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
全国の宿泊レビューから同行者の属性を集計すると、2025年は単独44.7%・家族44.4%と、両者の差がわずか0.3ポイントまで縮まった(N=407,873件)。2021年には単独46.5%・家族38.6%で7.9ポイントの開きがあったから、4年で「単独客が主役で家族はその次」という構図はほぼ消えたことになる。同時に、レビュー投稿者に占める海外からの投稿の比率は2024年の44.7%(N=4,89...
2026年5月の訪日中国人旅行者は31万3,000人、前年同月比−60.4%。数字だけを見れば、中華圏インバウンドに依存してきた宿泊マーケットは崩れていて当然に見える。ところが同じ5月、東京の推定成約ADRは前年同月比+6.7%、京都は+3.5%、北海道も+3.5%と、いずれも上昇して着地した。唯一大きく下げた大阪(−26.1%)も、要因を分解すると中国発の需要減ではない。本稿では中国の労働節(2...
神奈川県
ホテルの運営費のうち、立地を決めた瞬間に単価が確定してしまう費目がいくつかある。水道料金、固定資産税、そして事業系一般廃棄物の処理手数料である。本稿はホテルバンクのコスト構造シリーズ第7弾として、これまで扱ってこなかった廃棄物処理費を取り上げる。既刊では上下水道・電気ガス・固定資産税・清掃委託・人件費・保険・資本的支出を扱ってきたが、廃棄物処理費は単独で検証したことがなかった。 本シリーズで上下水...