ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > ホテル関連ニュース > 小田急、向ヶ丘遊園跡地利用計画の概要を決定

小田急、向ヶ丘遊園跡地利用計画の概要を決定

投稿日 : 2018.12.02

神奈川県

ホテル関連ニュース

小田急電鉄では、2002年3月に閉園し た向ヶ丘遊園の跡地(川崎市多摩区)利用に関する開発計画の概要について決定。 かつての向ヶ丘遊園から引き継がれる豊かな自然環境を活かして「人が集い楽しむ場」 としての機能を再整備することで、生田緑地の一部として「憩い」や「賑わい」を創出する。

出典:小田急

「人と自然が回復しあう丘」

小田急では、かつての向ヶ丘遊園から引き継がれる豊かな自然環境を活かして「人が集い楽しむ場」としての機能を再整備することで、生田緑地の一部として「憩い」や「賑わい」を創出し、地域全体の価値向上へ寄与することを目指している。

2004年11月に川崎市と締結した「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」も踏まえ、川崎市等の関係機関と協議しながら、これまで跡地利用計画の具体化を図ってきた。
今般、始動する跡地利用計画では、「人と自然が回復しあう丘」を開発コンセプトに、跡地全体を「商業施設エリア」「温浴施設エリア」「自然体験エリア」の3つのゾーンに分け、身近なレジャーやちょっとした非日常を感じられる特別な空間や体験を創出。あわせて、地域に新たな付加価値の提供を図るとともに、「自然、文化・芸術、教育」といった既に地域に存在する豊かな資産をつなぐハブ機能としての役割を果たす。

温浴施設エリアでは、施設規模や機能面で全国有数の温浴施設を目指すことで、インバウンドも含めて高い集客力を持つ魅力ある施設とする。
今後は、2023年度の竣工を目指し、計画の具体化を推進するとともに、近日中に川崎市の条例に基づく環境影響評価手続きに着手する予定。

出典:小田急

所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1ほか2

開発区域面積:約162,700㎡

工期(予定):2018年12月 環境影響評価方法書 提出

2021年度 基盤整備工事 着手

2022年度 建物建設工事 着手

2023年度 竣工

メトロエンジンリサーチによると、川崎市多摩区には現在宿泊施設が2、部屋数にして21のみとなっている。

【合わせて読みたい】

小田急「箱根冬ののんびりキャンペーン」

「小田急に乗って、伊勢原へ。」小田急と伊勢原観光協会提携

小田急、箱根・強羅に2019年8月新ホテル開業を発表

小田急が箱根に総額100億円規模の大規模投資

小田急が訪日客の「鎌・箱」移動をQRコード乗車券で可能にーKlookと連携

関連記事