(出典:森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社)
ウェスティンホテル仙台は、観光品質認証制度「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」において、最高評価の一つである「4御衣黄桜」を取得した。東北地方の宿泊施設としては初の認証であり、地域と連携して取り組んできたサステナビリティ施策が評価された結果となる。
「サクラクオリティグリーン」は、宿泊施設向けの品質認証「サクラクオリティ」を提供する株式会社サクラクオリティマネジメントが開発した、日本発のESG認証である。2022年3月には、国際的な持続可能観光の基準を策定するグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)より承認を受けている。
認証制度は、SDGs(持続可能な開発目標)の17ゴールに基づく全172項目を評価基準とし、施設によるチェックシートの提出と認定調査員による現地視察を通じて、5段階で総合評価が行われる。評価は、環境への配慮、地域社会への貢献、従業員との健全な関係性の構築といった観点を含む、持続可能な観光の実現に向けた総合的な取り組みを対象とする。
ウェスティンホテル仙台では、再生可能エネルギーの導入に加え、木製・竹製・減プラスチック製といった環境負荷の少ないアメニティの採用を進めてきた。また、地元中学生の職場体験の受け入れや地域アーティストとのコラボレーションなど、地域社会と継続的な連携を図ってきたことが、今回の高評価につながった。同ホテルは今後も、地域とともに持続可能な観光の推進に取り組み、より高い品質と社会的価値の提供を目指すとしている。
ウェスティンホテル仙台は、「Emotional Luxury~感性に響くラグジュアリー」をコンセプトに掲げ、心身ともに快適な滞在を通じて、晴れやかな気持ちでの出発を支えている。ホテルのデザインには、仙台の伝統である伊達文化と海外の文化・芸術を融合させた要素が取り入れられており、五感に訴える上質な体験を提供している。
ウェスティンホテル&リゾートは、世界40以上の国と地域で240軒を超えるホテルやリゾートを展開しており、10年以上にわたりホスピタリティにおけるウェルネス分野を牽引してきた。「Sleep Well」「Eat Well」「Move Well」「Feel Well」「Work Well」「Play Well」の6つの柱を軸に、旅行中のゲストが快適に過ごせるよう様々なサービスを提供している。