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プラントベースフードで学ぶSDGs:ホテルニューオータニの特別ワークショップ

投稿日 : 2024.07.25

東京都

ホテル関連ニュース

(出典:ホテルニューオータニ

ホテルニューオータニ(東京)では、2024年8月17日(土)に夏休み中の子供たち向けに「未来の食を考える、ホテルでSDGsワークショップ」を開催する。このイベントでは、プラントベースフードを使用して未来の食を考える食品会社5社の食材を使い、ホテルの料理長が考案した「未来のランチプレート」の実食や、バックヤードツアーなど、夏休みの自由研究に最適な内容を体験できる。対象は小学校の中・高学年であるが、他の年齢の子供も参加可能である。

ホテルニューオータニは、1999年に食品ロス実質ゼロを実現するコンポストプラントを館内に導入し、近年では「大豆ミート」などのプラントベースフードを使用したサステナブルなメニューを提供するなど、「食のSDGs」に先進的に取り組んでいる。昨年に続き今年で2回目となる夏のワークショップでは、新たにあづまフーズ株式会社fabula株式会社の2社を協賛企業に加え、より充実した体験内容を提供する。また、参加特典として、人気の屋外プール「GARDEN POOL」を優待料金で利用できる特典も用意しており、学びと遊びを兼ね備えた1日を過ごすことができる。

ワークショップの内容は多岐にわたる。体験の1つ目は、学校での出張授業経験のあるスタッフによる小学生向けSDGs授業では、2社による「未来の食」をテーマとした授業が行われる。大塚食品株式会社は大豆絞り体験を通じて食品ロスについて一緒に考える。fabula株式会社は白菜の廃棄物から作るコンクリートの4倍強い新素材についてなどの紹介が行われる。体験の2つ目は、ホテルシェフによる「未来の食ランチプレート」で「美味しく」SDGsを学ぶことができる。大豆ミートを使用した『新東京バーガー』や植物由来のバターを使ったスイーツなど、数多くのプラントベースフードを材料としたメニューを提供しているホテルニューオータニで、それらの開発に積極的に取り組み、小学校での食育の授業経験もある、ホテルニューオータニ副総料理長 太田高広氏が作る、「未来の食」を使った特製プレートをワークショップ内で試食することができる。

(出典:ホテルニューオータニ

さらに、普段は見ることのできないホテルの裏側を体験できるバックヤードツアーも実施される。1日に約5トンの生ゴミを堆肥に変えるコンポストプラントの見学や、その堆肥を使って育てた作物が従業員食堂で提供されるサイクルについて学ぶことができる。最後に、食品会社5社のプラントベースフードを使って、ホテルの従業員食堂のメニューを考える体験が行われ、アイデアの中から料理長に選ばれたメニューは実際に食堂で提供される。

(出典:ホテルニューオータニ

ホテルニューオータニは、創業以来、環境対策やフードロス削減、美味しく健康的な食体験の提供など、さまざまな“気づけばSDGs”活動を推進してきた。このワークショップもその一環であり、参加することで、子供たちは楽しく学びながら夏休みの宿題を完成させることができる。料金は大人¥10,000、子供(12歳まで)¥5,000で、イベント参加費、ランチプレート、税金・サービス料を含む。

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