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宿泊複合施設「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」が3月末に閉館に

投稿日 : 2021.01.21

東京都

ホテル関連ニュース

品川駅高輪口前に立つビジネスホテルを核とした商業複合施設「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」が2021年の3月末に閉館し、建物は解体される。

シナガワグースは、京浜急行電鉄が「ホテルパシフィック東京」を改装し、2011年4月にオープン。地上29階、地下3階の建造物で、ビジネスホテル「京急EXホテル品川」のほか、書店、レストラン、レンタル会議室、結婚式場などをテナントに収める大型複合商業施設である。

前身となる「ホテルパシフィック東京」は1979年に開業。その頃から空港に近く多くの路線も集まる品川のランドマークタワーとして、多くの人に利用されてきた。

閉館と解体については、昨年の11月11日に開催された京急電鉄の取締役会で決定したと発表されている。

「京急EXホテル品川」は4月1日チェックアウトを持って営業終了。ほか店舗も3月31日をもって営業を終了するが、一部店舗では昨年内に閉店となったところもある。

SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)閉館に関するお知らせ

建物の解体は3月の営業終了後に順次行われる。跡地については、京急電鉄とトヨタ自動車が共同で再開発し、オフィスやホテルほか商業施設を含む超高層ビルを建設する見通しだ。オフィスについてはトヨタ自動車が利用するほか、国内外のグローバル企業も誘致する計画だという。

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