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京都府旅館・教育旅行部会「修学旅行生お助けマン」

投稿日 : 2018.10.20

京都府

ホテル関連ニュース

修学旅行生の受け入れを中心に営業する旅館からなる京都府旅館ホテル生活衛生同業組合教育旅行部会では、今秋、京都市内の主な観光地で地理不案内のため困っている修学旅行生の道案内等を行う「修学旅行生お助けマン」事業を実施。増加する観光客に「観光公害」の批判も出るなか、潤滑油となるか。

旅行者をあたたかくむかえ、優しい輪を広げる

この取組は、京都への修学旅行生誘致に貢献するとともに、京都市市民憲章「わたくしたち京都市民は、旅行者をあたたかくむかえましょう。」を実践する取組として、今春に続き京都府旅館ホテル生活衛生同業組合教育旅行部会の会員48店舗が参加して実施するもの。

修学旅行生を受け入れる旅館からなる同部会は、全国の修学旅行生の皆さんに喜んでいただけるよう、「旅行者に優しい」取組の輪を広げていきたいとのこと。

期間は、10月16日(火)~11月8日(木)の火曜・水曜・木曜日の延べ12日間

清水寺やJR京都駅で主として修学旅行生を対象とした地理案内、交通ガイド等を実施している。

京都では増え続ける観光客による「観光公害」に対する批判も高まっており、京都市では今月から宿泊税の導入に踏み切った。

修学旅行先としても少子化の中で全体の修学旅行生数が減少しているにもかかわらず、京都人気は衰えていない。地域住民との不要な摩擦を避けるためにも、「旅行者に優しい」輪を広げる取り組みに期待が集まる。

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