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KNT、次世代モビリティシステム「空飛ぶタクシー」

投稿日 : 2019.02.16

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ホテル関連ニュース

KNT-CTホールディングスは、次世代モビリティ市場である「空飛ぶタクシー」の市場参入を目指し、日本で唯一、オンデマンドでのヘリコプター手配(チャーター)とライドシェア(チャーターの相席便)のプラットフォームサービスを展開するAirX社と業務提携する。

まず取り組みの第一弾として、ヘリコプタークルージングによるファン増加の取組みのため、グループ会社であるクラブツーリズムにて、AirX社のチャーターヘリコプターを利用したツアーを企画・販売する。

ツアーは大阪発着の「ラグジュアリー東京・横浜3日間」で、顧客に、非日常を存分に味わってもらえるよう、移動手段や宿泊、食事にこだわった内容。

2日目の午後、ヘリコプターで”東京空中遊覧”を楽しめる。これにより時間の有効活用と空からの東京湾の眺めといったツアーでも貴重な体験が可能となる。

KNT-CTホールディングスでは、AirX社と連携することにより、このようなツアー利用を皮切りに、AirX社が日本で唯一展開する「ヘリコプター座席のシェアリングサービス」を活かし、ヘリコプターをより身近で、より低価格で利用できる環境を支援。

将来的には、次世代モビリティ「空飛ぶタクシー」の実用化により、交通空白地帯のある観光地や交通過密化が進む首都圏における移動時間・空間的ストレスの緩和が期待される。

これにより、例えば、移動に困難を感じる高齢者の旅行へのモチベーションを高めたり、時間的制約のある訪日外国人観光客の都市部からリゾートエリアへのダイレクトアクセスを可能にするなど、多くの可能性が考えられる。

また旅行会社ならではのネットワークを活かし、地域自治体とも連携し、地域における誘客促進(ヘリ観光ツアーや2次交通利用)など、多角的な展開も視野に入れているという。

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