(出典:株式会社からくさホテルズ)
株式会社からくさホテルズは、観光客向け宿泊特化型ホテルを経営・運営している企業であり、SDGsに基づく取り組みを積極的に行っていることで知られている。この度、同社が運営する全国の6つのホテルが、2024年3月8日に「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」認証制度において、最高評価である『3御衣黄(ぎょいこう)ザクラ』を取得した。これは、一般社団法人観光品質認証協会により管理され、米国のグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会の承認を得た国際規格である。認証取得には、環境や地域への配慮、持続可能な企業統治に関する172項目の基準を満たす必要がある。
認証を取得したホテルは、「からくさホテル札幌」、「からくさホテルプレミア東京銀座」、「からくさホテル TOKYO STATION」、「からくさホテルカラーズ東京八重洲」、「からくさホテルグランデ新大阪タワー」、「からくさホテル大阪なんば」の6軒である。これらのホテルは、国際空港やターミナル駅の近く、または観光都市に位置し、平均20㎡以上のツインルームを軸に、ファミリーやグループ利用に最適なコネクティングルームを約50%設けていることが特徴だ。
からくさホテルズは、創業以来、グループ会社と協力して、「安心・安全」「環境」「働く人」のためのサステナブルな取り組みを進めてきた。これには、清掃、リネンサプライ、設備保守管理、警備など、ホテル運営に関わる各種専門会社との連携によるワンストップサービスの提供が含まれる。また、環境保全への取り組みとして、水道光熱などのエネルギー消費やアメニティ、食品の消費を最小限に抑える努力を続けている。働く人のためには、独自のさまざまな制度や施策を通じて、持続可能な雇用・労働環境を提供している。
今後もからくさホテルズは、変化していく社会の課題に応えながら、持続可能な旅行と観光の促進に貢献していく方針である。同社のサステナブルな取り組みに関しては、公式ウェブサイトに詳細が掲載されている。これらの取り組みは、ザイマックスグループが培ってきたノウハウとグループ会社の機能を生かし、持続可能な社会の実現を目指すものである。からくさホテルズの取り組みは、単に環境への配慮やエネルギー効率の改善に留まらず、社会全体への貢献、特に観光業界におけるサステナビリティの重要性を訴えている。