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JR東日本 古民家を活用したマイクロツアーリズム「沿線丸ごとホテル」を本格始動

投稿日 : 2021.11.26

東京都

ホテル関連ニュース

JR東日本と「さとゆめ株式会社」は、「沿線まるごと株式会社」を共同出資で設立し、昨年末より準備を進めてきた、駅舎と空き家を活用したマイクロツーリズム事業「沿線まるごとホテル」を本格始動すると発表した。

沿線まるごとホテルとは、JR東日本の駅舎をホテルの「フロント」として、地域の古民家を「客室」として活用する、地域に根ざした滞在型観光を目指す試みだ。ツアー客は指定の駅舎にて「チェックイン」を行い、地域を観光しつつ宿泊する古民家ホテルまで送迎される。

今年の2月には、JR 青梅線の白丸駅と奥多摩駅を「フロント」にする形で地域一帯の観光と飲食を楽しむ宿泊プラン「無人駅からはじまる、源流への旅」が発売された。こちらは奥多摩町の白丸集落と境集落、小菅村の中組集落を周遊する一泊二食付きのツアーで、価格は1人29,700円で販売。反応は上々で、無事完売した。

「まるごと沿線株式会社」設立を機に、今後は飲食体験などを強化し、地域と一体化した新しいマイクロツーリズムの形を提供する宿泊プランを販売していく見通しだ。

古民家の改修事業も継続していき、2022年度内には JR 青梅線沿線の空き家を改修して宿泊サービスを開始する。2026年までに近江線沿線で5棟から8棟ほどの古民家ホテルの開業を目指すと言う。

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