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帝国ホテル、ウミトロンと協働 海の持続可能性について学ぶイベントを開催

投稿日 : 2022.07.13

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ホテル関連ニュース

帝国ホテルがウミトロンと協働し、親子で海の環境や持続可能性について学ぶことができるイベントを開催する。また、「杉本東京料理長と学ぶセミナー&ランチコース」にてASC認証を取得した真鯛を提供する。

株式会社帝国ホテルの帝国ホテルは、食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業 東京ウミトロン 株式会社と協働し、2022 年 8 月 9 日に親子で海の環境や持続可能性について学ぶ特別イベントを開催する。「杉本東京料理長と学ぶセミナー&ランチコース ~おいしい海を守るには~」では、ウミトロンの AI・IoT 技術で育てたシーフードブランド「うみとさち」のASC認証取得済みの真鯛をメインで提供するほか、ウミトロンのスマート給餌機「UMITRON CELL」(ウミトロン セル)のアプリを活用して、イベント参加者にランチで提供する真鯛の生け簀への遠隔餌やり体験を開催するなど、海の環境や持続可能性、そして養殖について学び、体験して、味わうことができる内容となっている。
夏休み中の子どもの宿題「自由研究」にも利用できるテーマだ。

ウミトロンは、成長が続く水産養殖にテクノロジーを用いて、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むシンガポールと日本に拠点があるスタートアップ企業だ。IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用いて、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発し、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指している。

ランチコースで提供する真鯛は ASC 認証を取得済みだ。「ASC認証」とは、2010 年に WWF(世界自然保護基金)と IDH(持続可能な貿易を推進するオランダの団体)の支援のもと設立された、Aquaculture Stewardship Council(ASC、養殖管理協議会)が基準を定める認証制度だ。環境に大きな負担をかけず、地域社会や人権にも配慮している「責任ある養殖水産物」の普及を通じて、養殖産業を持続可能なものに変革することを目的としている。

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