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星野リゾートの日帰り温泉施設で風呂椅子と暖簾をリサイクル「湯上がり椅子」へ

投稿日 : 2021.08.11

ホテル関連ニュース

軽井沢星野エリアの日帰り温泉施設「星野温泉 トンボの湯」で、その役割を終えた木製の風呂椅子と暖簾が新たな「湯上がり椅子」として再利用されている。SDGsの観点から、廃棄物の発生の抑制を目指しリサイクル・リユースする取り組みだ。

日本のみならず国際的に、社会では国連により採択された SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の認知が広まり、その目標の達成を目指す企業は増えている。その中の目標12「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目指しており、その達成には生産工程での廃棄物の発生の抑制や、リサイクル・リユースを行うことなどが求められている。

トンボの湯では、その目標達成に寄与すべく、昨秋からりんご湯で使用したりんごの堆肥化を行い、農家や近隣住民へりんご土として還元するサステナブルな取り組みを開始している。今回は経年劣化を理由に、使用されなくなった風呂椅子と暖簾をリサイクル・リユースした。

風呂椅子と暖簾をリサイクルした椅子は、阿部木工所(長野県 御代田町)が製作。2021 年 8 月 31 日までの期間、トンボの湯の前にある広場にその椅子が設置され、ゲストは湯上がりに利用できる。

星野リゾートでは、アメニティによるゴミの削減など、サステナブルな施設の運営に取り組んできた。2021 年 7 月 1 日からは、青森の「奥入瀬渓流ホテル」と「青森屋」の 2 施設にてウォータージャグを用意し、客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供を廃止した。環境に対する負荷を小限にまで減らし、顧客満足と運営収益を生み出す「環境経営」の活動のひとつとしている。

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