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エボラブルアジアがレジデンストーキョーとの協業開始、DeNAトラベルの買収完了

投稿日 : 2018.06.04

東京都

ホテル関連ニュース

エボラブルアジアは、6月1日都内のマンスリーマンションの運営を行うレジデンストーキョーとの協業によって、出張予約サービス「旅Pro-BTM」において法人顧客向けの長期宿泊サービスの提供を開始した。また、同日、DeNAトラベルの買収を完了しそのサービスを「DeNAトラベル」から「エアトリ」に変更したことを発表した。

都内の長期出張者向けに長期宿泊サービスを提供
6月1日のエボラブルアジアによる発表によると、同社の出張予約サービス「旅Pro-BTM」にて長期宿泊サービスの提供をレジデンストーキョー社から行うことで、都内への単身赴任や長期出張、新人研修など法人顧客のニーズに応えるサービスを開始する。

「旅Pro-BTM」とは、航空券・新幹線・宿泊を網羅した、国内・海外の出張ニーズに応えるサービス。国内航空券や新幹線などを含めて、会社一括請求で行うことで、仮払いや事後精算などの手間が省け企業の負担を軽減することができる。また各種チケットを割引価格で提供することで、出張コストの大幅削減が可能となる。

レジデンストーキョー、民泊新法に登録
レジデンストーキョー社は、都内でマンスリーマンションとホテルの開発・運営を行っており、同社が運営する約500室の物件は、駅徒歩10分以内・敷金礼金保証人不要・法人契約可能・家具家電無制限Wi-Fi完備・光熱費も込みで月額10万円からとなっている。また、マルチリンガルスタッフ常駐や、電子テンキー導入による24時間セルフチェックイン・アウト対応など外国人受け入れも行っており、豊富な物件数と簡単手続きによってマンスリーマンションとしては都内トップクラスのシェアを持っている。
また、提携に先立って、同社は5月30日の発表で、住宅宿泊管理業者として、2018年5月1日付けで申請していた住宅宿泊管理業者の登録申請について、同年5月17日付けで関東地方整備局に受理された旨公表した。これにより、6月15日の住宅宿泊事業法(民泊新法)施行後、全体の8割を占める「家主不在型民泊」の管理を、レジデンストーキョーが請け負うことが可能となる。

DeNAトラベルの買収を完了
さらに、エボラブルアジアは同日のリリースで、5月14日に公表した基本合意に基づき、ディー・エヌ・エーの子会社である、DeNAトラベルの全株式取得を完了し、DeNAトラベルの代表取締役社長にエボラブルアジアの代表取締役社長の吉村英毅が就任したことを発表した。
また、上記の変更に伴い、2018年6月1日付けで、DeNAトラベルは社名をエアトリに変更し、オンライン総合旅行サービス名も「DeNAトラベル」から「エアトリ」に変更した。

民泊新法の施行を前に、OTAの買収や不動産事業者との提携など対策に向けた動きが加速している。

出典:レジデンストーキョー

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