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アパホテル、世界初の『エクスプレスチェックアウトポスト』で特許取得:ゲストの時間を革新するサービス展開を加速

投稿日 : 2024.03.19

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(出典:アパホテル株式会社

アパホテル株式会社が、ゲストの利便性を追求した「アパトリプルワンシステム(1ステップ予約、1秒チェックイン、1秒チェックアウト)」の一環として開発した「エクスプレスチェックアウトポスト」について、特許庁から世界初の技術としての認定を受け、特許を取得した。このシステムは、ゲストがルームカードキーを投函するだけで、リアルタイムにチェックアウト処理が完了するというものである。同システムは、バッテリーを内蔵し、どこへでも運搬設置が可能であり、既存の運営体制にもスムーズに導入できる設計となっている。現在、アパホテルは、全国のホテルにこのシステムの導入を進めている。

アパホテルは、全国最大の780ホテル、117,199室を展開するアパホテルネットワークを有しており、その運営下では、ゲストの時間を重視したサービスの提供を目指している。この取り組みの一環として、ゲストにより迅速かつ便利なサービスを提供する「1ステップ予約」「1秒チェックイン」「1秒チェックアウト」から成るアパトリプルワンシステムを開発。その中でも、「1秒チェックアウト」を実現する「エクスプレスチェックアウトポスト」は、特に注目されている。

この特許取得の詳細は、発明の名称が「ルームキー回収ボックス及びこれを用いたチェックアウトシステム」、特許番号が特許第7430491号、登録日が令和6年2月2日となっている。この技術により、アパホテルはゲストの利便性をさらに高め、ホテル業界におけるイノベーションの推進者としての地位を固めている。

アパグループは、2010年4月に「SUMMIT 5(頂上戦略)」をスタートさせ、2022年4月からは新たな5年計画「AIM5 ~APA Innovative Movement」を展開中である。アフターコロナのニーズの変化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に対応し、国内で圧倒的なNo.1ホテルチェーンを目指すとしており、2027年3月末までに15万室の展開を目標にしている。このように、アパホテルは、革新的なサービスの提供を通じて、ホテル業界に新たな価値を創造し続けている。

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