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Table for Two 賛同企業がサスティナブルホステル「KIKKA」を8月1日に開業

投稿日 : 2018.06.07

東京都

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日本発で世界の食料問題の解決に取り組む NPO 法人TABLE FOR TWO Internationalに賛同した不動産テック企業のイタンジ株式会社、株式会社7gardenは、業界初となる宿泊施設全体を通じて寄付ができるホステル「KIKKA」を東京都千代田区東神田にて8月1日、開業する。

TABLE FOR TWO とは
TABLE FOR TWO International(TFT)は、2007年10月設立されたNPO法人で「TABLE FOR TWO」を直訳すると「二人のための食卓」となる。
先進国に住む日本人と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合う、というコンセプトの下、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできる。
これまで企業や官公庁、大学、病院など716団体が参加し、気軽に社会貢献とメタボ予防ができるという一石二鳥な取り組みとして人気を呼び、約6,000万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのフィリピンなどに届けた実績を持っている。
TFTは「先進国の肥満と開発途上国の飢餓の同時解決」を目指し、世界14か国で活動。
先進国では健康に配慮したメニューを推進し、開発途上国では子どもたちに学校給食を届ける。

サステイナブルホステル「KIKKA」
東京都千代田区東神田に8月1日に開業を予定するKIKKAは、「きっかけを創造するホテル」をコンセプトに命名された。
TFTとのコラボレーションを通じて宿泊施設全体を通じて寄付ができる仕組みを作成。具体的にはKIKKA利用者が希望により以下のような選択をすると、一部金額が寄付となり、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届けることができる。
・使い捨てアメニティを使用しない場合は、宿泊料金の一部が寄付
・シーツやタオル交換を希望しない場合は、宿泊料金の一部が寄付
・おにぎりセットの購入で料金の一部を寄付
・ドリンク・アルコールの購入で料金の一部を寄付
・シェアスペースのご利用で料金の一部を寄付
カフェのフードメニューは「作ってあげたい彼ごはん」著者のSHIORI氏とコラボレーション。「にっぽん縁むすび」として、日本の食文化を一望できるよう、47都道府県の特産物や郷土料理を使用したおにぎりが提供され、料金の一部が寄付となってアフリカ・アジアの子どもたちの給食になる。
料金は、1泊15,000円(2名、素泊まり)ほどですでに予約受付を開始している。

出典:TFT

 

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