株式会社NEXERはUqeyと共同で、自家用車を所有しながらレンタカーを利用する理由についての調査を実施し、その結果を公開した。この調査は2024年3月1日から3月4日にかけて行われ、全国の男女944名から有効回答を得た。インターネットを利用した調査で、自家用車の保有状況、レンタカー利用の経験、利用理由、業者選定における重視点などが質問された。
（出典：株式会社NEXER）
調査結果によると、64.7%の回答者が自家用車を所有していると答え、その中の54.6%がレンタカーを利用したことがあることが明らかになった。特に自家用車所有者の51.4%は、所有後もレンタカーを利用した経験が「ある」と回答している。
（出典：株式会社NEXER）
レンタカー利用の主な理由として「旅行先での利用」が74.8%と最も多く、次いで「引っ越し」16.2%、「大人数での移動」15%と続いた。この結果から、自家用車を持つ人々の多くが旅行先での利用を目的にレンタカーを選んでいることがわかる。
また、レンタカー業者を選定する際に重視するポイントについての質問では、52.8%の回答者が何らかの重視点があると答えた。具体的には、利用料金、企業の信頼性、車種の豊富さ、車両の清潔さ、近さ、乗りたい車種の有無などが挙げられた。これらの回答からは、利用者が価格だけでなく、サービスの質や利便性を重要視していることが読み取れる。
この調査は、自家用車を所有しているにもかかわらずレンタカーを利用する理由が多岐にわたることを示している。特に旅行先での便利さを求める利用が目立ち、レンタカーが提供する付加価値に対する需要が高いことを反映している。また、レンタカー業者選定においては、コストだけでなく、サービスの質や利用しやすさが重要な決定要因となっていることが明らかになった。これらの結果は、レンタカーサービスの提供者にとって、顧客ニーズを理解し、サービス改善に活かす貴重な情報源となるだろう。