昨今のコロナ禍によるリモートワーク化により、家を持たない新たな生活スタイルとして、「ホテル暮らし」が注目されています。
しかし、ホテル暮らしというとお金がかかる印象があり、大学生のアルバイト収入だけでは「ホテル暮らし」が叶いそうにないと思っている方も多いはずです。本記事では、大学生が「ホテル暮らし」をした場合の費用やライフスタイルを、解説していきます。少しでもホテル暮らしに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
ホテル暮らしとは？
そもそも「ホテル暮らし」とは、持ち家や賃貸住宅の代わりに、長期間にわたりホテルに滞在し生活することを指します。
働き方改革や新型コロナウイルスの影響により、私たちは「テレワーク」「オンライン授業」に代表されるように、さまざまな働き方や学習方法を選択できるようになりました。
いつもの生活圏から少し離れたリゾート地や観光地のホテルに滞在することで、定住から抜け出したワーケーションや一人暮らしを実践する人が増え始めています。
たとえば、会社や学校から離れた場所での生活をやめて近場のホテルで暮らしたり、リモートを活用して多拠点生活を満喫したりなど、ホテルでの生活はいつもと違った刺激と快適さを与えてくれる、新しいライフスタイルとして注目されています。他にも、終業後や授業後はホテルに併設されたレストランやジムなどの施設を利用したり、大きなサイズの高級ベッドを思う存分堪能できたりと、ホテルでの生活は非日常感を感じられるでしょう。
大学生のホテル暮らしライフ
大学生がどんなホテル暮らしを送っているのか、その1日のスケジュールをチェックしていきましょう！
（例）
7:00
１時限目の授業に合わせて、８時に起床。毎朝、ホテルの豪華な朝食を食べて、心も体も幸せに。気分によって、和食・洋食が自由に選びたい放題。
8:00
朝ごはんを食べたあとは、ホテルの広い洗面所で、メイクなどの身支度。自宅を出て学校に向かう必要もないので、授業前のゆとりある時間を使い、宿題やレポートもできます。
9:00-12:00
授業を受け終わった後は、ホテルの大きなベッドで一休みするのもよし、ルームサービスでいつもより豪華なランチを楽しむのもよし。楽しみ方は無限大。
14:00-18:00
ホテルのスタッフが部屋の掃除、ランドリーサービス、ベッドメイキング、などを行うサービスがあるため、アルバイト中で部屋にいない時に利用すれば、家事に煩わされる心配もなく、時間を有意義に使えます。これもホテル暮らしのメリットです。
19:00-23:00
ホテルに帰ってきたら、併設のトレーニングジムやスパなどの施設を利用して、みっちり自分磨きタイムを。
24:00
ふかふかの大きなベットに入ってテレビを見たり、Instagramをチェックしたり、YouTubeのチェックをしたり。ぐっすり眠れること間違いなし。
いかがでしたか？これはほんの一例なので、自分の理想のホテル暮らしライフスタイルを楽しんでください。
大学生がホテル暮らしをした時のメリット
身軽で自由なホテル暮らしには、以下のメリットがあります。
①いつでも好きな場所で生活が可能
ホテル暮らしが賃貸と違う点は、契約での初期費用や、転居するときの面倒な手続きが不要になることです。
これまで賃貸物件を頻繁に変えて暮らすことには、市区町村の役所や郵便局などへ転出入や転居の届けなど、費用面と手続き面で高いハードルがありましたが、ホテル暮らしならこれらの費用や手間を気にする必要が一切ありません。
また、賃貸物件を借りて新しい生活を始めようとすると、敷金・礼金・仲介手数料・保険料・引越費用などの初期費用がかかります。初期費用の相場は、家賃のおよそ4.5～5ヶ月分だといわれているため、首都圏などの主要な都市圏での平均額は、約38万円です。
ホテルで暮らすことで、月々の賃貸やローンにかかる費用が発生しないため、その分のお金を使って、友達との旅行を計画したり、おしゃれなカフェ巡りなどに使うことができます。
②家具・家電などが備え付け
ホテルの部屋には、生活に必要な家具や家電などが全て備わっているため、住むホテルの移動はとても簡単です。
③光熱費・水道代・Wi-fi代がかからない
ホテルに住むことで、水道光熱費やインターネット代を個別に負担する必要がなくなります。というのも、ホテルに支払う費用に含まれているため、整備された通信環境で、無料のWi-fiを利用することが可能です。オンライン授業が主流になりつつある大学生にとって、インターネットを無料で利用できるのはうれしいサービスですね。
④家事の手間がいらない
部屋の掃除、お風呂場の掃除、ゴミ捨て、ベッドのシーツ交換（ベッドメイキング）、料理、食器洗い、洗濯など、ホテルのスタッフが行ってくれるため、後回しにしがちな家事に時間を取られることもなく、余った時間を有効に使うことができます。学校のレポートにアルバイトにサークルに、何かと忙しい大学生にとって、これらのホテルのサービスを利用することは大きなメリットになります。
⑤日用品の買い物が激減
ホテルでは、シャンプーやボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、トイレットペーパー、ティッシュ、タオルなどが毎日補充・用意されているため、日用品にかかる買い物が激減します。ホテルに住むことで、基本的に必要な日用品を買う手間を減らすことができます。
⑥駅に近く、立地条件が抜群
駅に近く生活に便利なホテルを選べば、アルバイトで夜遅く帰宅しても、暗い夜道を歩くことなく、安心して快適な生活を楽しめます。また、ホテル近くを散策して、自分だけのお気に入りのカフェやレストランを見つけるのもいいですね。
⑦充実したホテルの施設やサービスを利用できる
トレーニングジム、サウナなどの充実した施設を利用したり、③のサービス以外にも、チケットの予約やタクシーの手配などを頼むこともできます。
大学生でもホテル暮らしって現実的？費用まとめ
では、大学生でのホテル暮らしは１ヶ月でどのくらいかかるのか、解説していきます。
ホテル暮らしにかかる費用は、単純計算で宿泊料金×日数分になります。
たとえば、1泊7,000円のホテルを利用する場合、宿泊するだけで1カ月あたり21万円ほどの費用がかかります。ここからさらに、ホテル内で自炊することは基本的にできないため、ホテルでの朝食やルームサービス、大学の友達との外食など、1日あたりの食費は最低でも約2,000円となり、1カ月あたりの食費は約6万円となります。
また、ホテルのクリーニングサービス利用時の相場は、一般的な水洗いだとスーツ類は1,500円～2,000円前後、シャツ類は300円～500円前後、ズボン類は500～600円前後、下着類は200～300円前後、ドライクリーニングの場合、背広は2,500円～3,000円前後、上着は1,300円～2,000円前後、ズボンは1,000円～1,500円前後、プレスの場合、背広は1,500円前後、ズボン類は700円前後となります。シャツ、ズボン、下着類の水洗いを中心に、3日に1回ほど利用するとして1カ月約10,000円〜となります。
ホテルのクリーニングサービスを利用する場合は、点数や種類によって値段が変わりますが、自身でコインランドリーを利用する場合、1回500円で3日に1回ほど利用するとして1カ月約5,000円となります。
ただし、水道料金、電気料金、ガス料金などの光熱費や、シャンプーやトイレットペーパーなどの日常生活に必要な消耗品の費用などはかかりません。
ホテルの宿泊費と食費、ホテルのクリーニングサービスにかかる費用をすべて合算した場合、21万円+6万円+1万円＝28万円となります。もちろん、多少の前後はありますが、ホテル暮らしをする場合は、1カ月あたり30万円前後の費用がかかると見てよいでしょう。
このように、ホテル暮らしには高額な費用がかかるイメージがあります。しかし、長期滞在ホテル専門の予約サイトである「マンスリーホテル」の長期滞在プランを利用することで、金額が抑えられ月額10万円以下でホテル暮らしをすることも可能です。
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まとめ
いかがでしたか？
ホテル暮らしには高額な費用がかかるイメージがありますが、長期滞在できるホテル専門予約サイト「マンスリーホテル」などを上手く利用することで、大学生でも優雅なホテル生活が実現できます。ぜひ挑戦して、理想のホテルライフをお過ごしください。