ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > 新規ホテル情報 > 日本の持続可能な観光地、世界で輝く:箱根町と宮津市が「2023年世界の持続可能な観光地TOP100選」で高評価

日本の持続可能な観光地、世界で輝く:箱根町と宮津市が「2023年世界の持続可能な観光地TOP100選」で高評価

投稿日 : 2024.03.11

新規ホテル情報

(出典:グリーン・デスティネーションズ

グリーン・デスティネーションズ、オランダに本部を構える観光の国際認証団体が主催する「2023年世界の持続可能な観光地TOP100選」において、神奈川県箱根町が「ビジネスとマーケティング部門」で第1位に、京都府宮津市が「文化と伝統部門」で第3位に選出された。この栄誉ある表彰式は、2024年3月6日にベルリンで開催された旅行業界の国際イベント「ITB Berlin 2024」内で行われた。

(出典:グリーン・デスティネーションズ

「Green Destinations Top 100 ストーリーズ」は、持続可能な観光推進に優れた地域を毎年100地点選定するものであり、選ばれた地域はサステナビリティに関する優良事例を提出し、専門家による厳正な審査を経て決定される。2022年には愛媛県大洲市が「文化と伝統部門」で第1位に輝き、日本からは2年連続での受賞となった。

箱根町はユニバーサルツーリズムの取り組みを通じて、観光と福祉の協力による革新的な活動が高く評価された。一方、宮津市は古の藤織り技術の保存と伝承に関する取り組みが注目された。

このプログラムは、持続可能な観光地への取り組みを国際的に認証し、表彰することで、世界中の地域がサステナビリティを目指して努力することを奨励している。グリーン・デスティネーションズは、観光地のサステナビリティ評価、認証取得支援、研修提供などを通じて、観光地の持続可能な発展を支えている。

日本国内におけるグリーン・デスティネーションズの活動は、グリーン・デスティネーションズ・ジャパンと一般社団法人サステナビリティ・コーディネーター協会によって支えられており、持続可能な観光地づくりに向けた国際認証制度への申請支援やプロモーション活動を行っている。この取り組みは、観光地のサステナビリティ構築に必要な知識と技術の普及に貢献しており、持続可能な観光の実現に向けた日本の取り組みを国際的にも高く評価していることを示している。

関連記事