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「グルメ旅行」の魅力:「【全国版】食べ歩きランキング」から見る日本のグルメ旅行文化

投稿日 : 2024.03.08

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株式会社GAROOは、20代から60代の男女を対象に「【全国版】食べ歩きランキング」に関する調査を実施した。この調査では、日本全国の食文化とその地域での食べ歩きの傾向について深く探求されている。調査結果からは、多くの日本人が食を主要な旅行の動機としていることが明らかになり、特に「グルメ旅行」という形でこの趣味を楽しんでいる人々の存在が浮き彫りになった。

(出典:株式会社GAROO

調査によると、約46.7%の回答者がグルメ旅行の経験があると報告しており、これは旅行業界における食文化の重要性を示唆している。特に人気のある目的地としては、北海道地方、関東地方、関西地方が上位に挙げられ、これらの地域のグルメは訪れる旅行者に強い印象を残している。

(出典:株式会社GAROO

具体的な食品としては、札幌ラーメンやジンギスカン、たこやきや広島風お好み焼きが挙げられ、地域ごとの特色ある食文化が人気の理由となっている。

(出典:株式会社GAROO

一方で、旅先での「片手メシ」に関する興味も高く、特にソフトクリーム、コロッケ、唐揚げ、肉まんが人気の食品として報告された。これらの食品は手軽に楽しめることや、地元の味を簡単に体験できることが魅力とされている。また、旅行者は食品を選ぶ際に、Web検索を利用することが多いが、現地で偶然見つけた店や宿泊先の情報を基にすることもあるようだ。

(出典:株式会社GAROO

ご当地ビールに関しても、約31.6%の人々が地域食材を使用したビールを試した経験があり、その特別感や旅行の思い出としての価値を高く評価している。このようなビールは、市販のビールでは味わえない独特の味が楽しめるとともに、その地域ならではの特別な体験を提供している。

本調査からは、グルメ旅行が多くの日本人にとって重要な旅行の動機の一つであり、地域特有の食文化や食品を楽しむことが旅の醍醐味となっていることが明らかになった。これは、日本全国に散らばる多様な食文化を探求し、地元の味を体験することへの関心が高いことを示しており、旅行者にとっての食の重要性を再確認するものである。旅行を通じて、地元の食材を使用した「片手メシ」やご当地ビールのような、地域ならではの味を試してみるのはいかがだろうか。これらは、単なる食事を超え、その地域の文化や歴史を体験する機会を提供してくれる。

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