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客室数1,000を超えるメガホテルが続々東京に開業へ 供給過剰懸念も

投稿日 : 2017.11.28

東京都

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2020 年東京五輪(オリンピック)に向けて、東京都内では競技施設の新設や改修工事が相次いで進められている。

時を同じくしてホテル業界ではオリンピックに向けて増加するインバウンド需要に対応すべく進められているのがホテル開発だ。

特に東京都内では1施設で1,000室を超えるようなメガホテルの建設計画も持ち上がる。東京で進む1,000室を超えるメガホテルの開発計画に迫った。

 

2020年までに開業予定のメガホテルランキング10

メトロエンジンリサーチによると、東京都内で建設予定のホテル客室数ランキングは以下のとおりとなっている。

2020 年の7月24 日に開催予定の東京オリンピックまでは、9軒のホテルが開業する予定だ。そして、注目すべきは10 軒中5軒をアパホテルが占めている点だ。2016 年度連帯決算で過去最高益を記録した同社は、東京五輪の特需でも抜けないという戦略を仕掛けている。

※国内外のOTA上に公開されている施設の部屋数

出典:メトロエンジンリサーチ

羽田空港跡地は1,700室超のホテルを含む複合施設に

客室数1,704室で羽田空港跡地第2ゾーンに建設予定のホテルは、①ラグジュアリー、②ハイグレード、③スタンダードの3種類を用意し、様々な宿泊客のニーズに対応可能となっている。

その他にも、飲食施設、ショッピング施設、温浴施設、フィットネス施設など、多種多様な施設が併設される。また、国際線ターミナルからのアクセス通路やバスターミナルも建設予定で、各国の観光客をそのまま迎え入れる拠点としての体制を整える。

 

住友不動産はマンション併設、アパは「リゾート」を目指す

客室数1539室を誇る、住友不動産の(仮称)有明北3-1地区(3-1-B・C街区)計画では大型マンション3棟と併設予定。東京ビッグサイトや有明アリーナのイベント施設、国際医療施設や豊洲新市場など、様々な目的に対応可能な場所に建設する方向だ。それに加え、外国人層をターゲットに多言語対応のスタッフを配置予定で、多様化する宿泊ニーズに合わせたサービスを展開する。

対してアパは「アーバンリゾート」をコンセプトとし、全1111室の客室に加えて、大型露店風呂付大浴場やレストラン、屋上には屋外プールを設置。ホテル内で“観光”以外の用事が済むようになっている。

前回のリオ五輪では約117万人が期間中に観戦したとされるが、東京オリンピックでは安全面などの側面もあり、更なる増員が見込めるであろう。今後も都内の外国人宿泊客の獲得競争は激化しそうだ。

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