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客室をオンライン会議ルームとして販売 研修特化型ホテル事業のマックスパート社

投稿日 : 2021.02.18

新型コロナウイルス関連

研修特化型ホテル事業の株式会社マックスパート社は、自社が運営するホテル客室を「オンライン会議ルーム」として販売を開始した。

対象ホテルは「ホテルフクラシア晴海」と「ホテルフクラシア大阪ベイ」の2つ。大人数での会議や研修はホテルの大会議場などで行うことが主流だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から従来のスタイルでの開催が困難になってきたことから生まれたサービスである。

コロナ禍では在宅勤務が推奨され、研修も自宅で受講する形で進めている企業も多い。こうした社員育成のオンライン研修のほか、人材採用時のオンライン面接や顧客とのオンライン商談などでの利用を見込んでいる。

当社は今回のサービスを提供する利点に、研修などで利用できる会議室と宿泊施設が一体化した研修特化型ホテルであることを挙げた。大人数がインターネットを利用することを想定した回線も完備し、オンラインサポートスタッフによるオンライントラブル対応やウェブ会議ツールの運用方法の無償サポートも行う。

利用者にとっては「家族が在宅しており集中できない」「自宅にPCが無い」といった環境課題を解決することができる上、人と接触を避けてトイレや食事ができるため、新型コロナへの感染の面でも安心できる環境と言える。また、ホテル側としては旅行自粛による利用率低下を抑える効果があるとし、相互利益が期待されている。

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