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熊本の老舗旅館 丸小ホテルが閉館 老朽化とコロナ禍の長期化が原因

投稿日 : 2021.03.02

熊本県

新型コロナウイルス関連

熊本市中央区上通町の老舗ホテル「丸小ホテル」が2月末で営業を終了した。新型コロナウイルスの影響による宿泊客数の減少に加え、施設の老朽化が進んだことが理由。

同ホテルは1888年、丸小旅館として創業した。熊本市内の旅館では最も古いとされ、これまで関東や関西からの修学旅行生や、社員旅行など多くの団体客を受け入れてきた。熊本地震後は復興に携わる工事関係者ら、また、外国人観光客も団体で受け入れて年間2万人余りが宿泊した。

ピーク時には年間売り上げが約5億円に達したが、コロナ禍で宿泊客数が大幅に減少し、前年度と比較すると売り上げが2割以下となった。築35年の建物の老朽化も進んでいることから、修繕にかかる費用などを考慮した結果、新規の投資はしないことを決断。これを受け、2021年2月28日で営業を終了し、閉館した。

ホテルによると、約10人の正社員は解雇し、建物と土地(約1400平方メートル)は売却も含めて検討するという。

5代目となる小山真司社長は「昨年度までは宿泊客が増えていたが、コロナ禍以降、大きく減った。初代から130年以上苦労して築き上げてきた歴史を自分の代で終わらせてしまうのは残念だ」と話し、「運営会社は存続する方向で、新規事業については、今後模索していく」としている。

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