LINEトラベルとトラベルジェイピーが旅行事業で資本業務提携

国内・海外の旅行を比較して検索・予約できる総合トラベルサービス「LINEトラベル」を6月28日よりスタートしたLINE株式会社が株式会社ベンチャーリパブリックと、ベンチャーリパブリックの「トラベルジェイピー」のノウハウとLINEの豊富な利用者とリアルタイム性を活かし、タビマエ・ナカ・アトの一気通貫したサービスを提供するため、旅行事業で資本業務提携を発表した。

 

LINEとベンチャーリパブリックが資本提携、役員も

このたび発表された資本業務提携により、LINE社からベンチャーリパブリック社に34%の出資を実施。あわせて、LINE社より取締役3名と監査役1名を派遣し、ベンチャーリパブリック社の取締役は計6名、監査役は計2名となる。ベンチャーリパブリック社の代表取締役社長は柴田啓、代表取締役副社長は柴田健一が引き続き務める。

ベンチャーリパブリックが運営する「トラベルジェイピー」は、国内および海外旅行の情報を専門に扱い、月間訪問数1,500万を誇る国内最大級の総合旅行情報メディア。大手旅行会社を含む約250社が販売する厳選された110万件を超える格安航空券、国内外パッケージツアーをまとめて検索・比較することができるほか、国内約30,000軒および海外約130万軒のホテル・宿についても横断検索することができる。

また、旅の専門家が教える「トラベルジェイピー 旅行ガイド」では、現地の様々な観光・地域・文化・アクティビティに詳しい専門家(ナビゲーター)が、旅先の新たな魅力を発掘・発信している。

 

LINEトラベルを6月28日に始動、LINEを入り口に

LINE社は、「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションとして掲げ、コミュニケーションアプリ「LINE」を入り口として、人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結するスマートポータル戦略を推進し、日本国内で月間利用者7,500万人を超えるユーザーを有する。

2017年には、「LINE」が全てのショッピングの入り口となる「LINE Commerce gateway」というコンセプトを打ち出し、「LINEショッピング」、「LINEデリマ(出前・宅配・デリバリーサイト)」をスタートしている。

今回のトラベルジェイピーとの提携により、「LINE Commerce gateway」の新たな入り口として、本年6月28日よりスタートした国内・海外の旅行を比較して検索・予約できる「LINEトラベル」を立ち上げから促進する。現在は国内外の宿泊施設の検索・価格比較のみだが、10月には航空券比較、12月には国内外のツアー比較へと拡大する予定。

 

出典:LINE

 

LINEのリアルタイム性で一気通貫サービス

LINEとトラベルジェイピーは、今回の資本業務提携により、LINEが持つ豊富なユーザーベースとトラベルジェイピーの培ってきたノウハウを最大限に活かし、タビマエ(旅行喚起及び旅行の計画・予約フェーズ)、タビナカ(アクティビティやグルメなど旅行中のフェーズ)、タビアト(旅行後の思い出やオススメのシェアなど旅行後フェーズ)のすべてにおいて、一気通貫してユーザーそれぞれに最適な提案ができるサービスを目指す。

これにより、例えば、旅行先で急に雨が降り、予定していたプランを変更しないといけなくなった場合でも、LINEのリアルタイム性を活かし、雨の日でも楽しめるオススメのアクティビティやグルメ情報がLINEトラベルから届くようになり、より充実した旅行体験を楽しめる様になるという。

 

旅行業界では本年5月にエボラブルアジアが「DeNAトラベル」を買収し「エアトリ」となり、先月末のLINEトラベル立ち上げとトラベルジェイピーとの提携に加え、昨日7月10日にはDMMが旅行事業に参入を表明するなど動きが活発になっている。

 

出典:ベンチャーリパブリック

 

 

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