ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > インバウンド > 日本の森と世界をつなぐ:「森と未来」、日本発の”Shinrin-yoku”インバウンドツアー始動

日本の森と世界をつなぐ:「森と未来」、日本発の”Shinrin-yoku”インバウンドツアー始動

投稿日 : 2023.10.02

指定なし

インバウンド

(出典:森と未来

一般社団法人「森と未来」は、都市と森林の間のつながりを深めることを目指し、森林空間を利用したプログラムの開発や人材の育成を進め、国内外60社、40地域での取り組みを展開してきた。累計で2,500名を森の中へと案内してきた実績がある。
COVID-19の収束後、自然との接触への関心が急速に高まりつつある。特に、日本が発祥の地とされる「森林浴」は、”Shinrin-yoku”という名で世界的な注目を集めており、問い合わせが急増したことから世界初となる森林浴発祥の地をめぐるインバウンドツアーを実施することを決定した。

日本の国土の約7割は森林に覆われており、OECD加盟国中で3番目に高い森林率を持つ。しかし、木材産業は逼迫した状況にあり、森林を活用した新しいサービスが求められている。そこで、森林の空間利用の一つとして、森林浴の普及が期待されるようになった。

森林浴は、1982年に提唱され、21世紀に入り、医学界もこの効果を認識するようになった。森の環境が人々の健康に与える効果が科学的に証明されると、”Shinrin-yoku”という名前で、世界中に広まりつつある。実際に、多くの国で、森林浴のプログラムやガイドの養成が進められている。

その中で、森と未来は、国際的な舞台での活動も積極的に行ってきた。特に2019年には、アメリカで開催された国際カンファレンスで講演を行い、日本独自の森林浴の魅力を伝えた。(出典:森と未来

そして、2023年、新たな試みとして、森林浴の発祥地である日本を訪れる海外からのゲストを対象としたプロジェクトが始動する。その中心には、アメリカを拠点とする「ANFT」との提携がある。このツアーの実施は、日本の森林資源を活用する新たな試みとして位置づけられており、今後もさらなる展開が期待される。

本ツアーにより、日本の森林の新たな活用の道が開かれ、地域経済の活性化にも繋がることが期待されている。森と人、その双方の健康と共存を目指して、森と未来は活動を続けていく所存である。ツアーは、2023年10月13日から16日までの日程で、長野県と東京都で実施される予定である。これは、一般的な観光とは異なり、森林浴の歴史や効果について専門家から学ぶ新しい形のインバウンドツアーである。

関連記事