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JR東日本、チャットボットのtriplaと資本業務提携

投稿日 : 2019.06.11

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インバウンド

JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するJR東日本スタートアップと、AIチャットボットとオペレーターが5言語で問合せ対応するサービスを展開するtriplaは、快適でスマートな旅行サービスの実現とインバウンド観光の促進に向け、資本業務提携することを合意した。

AIチャットボットによる旅をサポートするサービスを拡大

出典:JR東日本スタートアップ

JR東日本グループでは、顧客の多様なニーズに応え、駅や駅周辺の魅力価値向上に取り組んでいる。

triplaのサービスは、WEBサイト内にAIチャットボットを設置することで、ホテルやレンタカー、レストランなどの問い合わせや予約を多言語でスムーズに行うことができる。

JR東日本グループは、ホテルなどの問い合わせや予約対応を必要とする施設を多く保有しており、旅行者の利便性を高め、急増する訪日外国人旅行者のニーズにも対応できるサービスに親和性を感じるとともに、実際にホテルやレンタカー予約に導入し、顧客から好評を得ることで、さらなる協業に向けて資本業務提携に至った。

今後は、この提携を通じて、JR東日本グループ内のサービス導入の増加など、顧客の快適でスマートな旅をサポートする鉄道会社ならではのサービスを生み出していくという。

triplaは2018年度のJR東日本スタートアッププログラムにおける「アクセラレーションコース」の採択企業。2018年には、同チャットボットサービスを一部のホテルメトロポリタンやホテルメッツの問い合わせ対応や宿泊予約に導入し、JR東日本レンタリースでレンタカーの問い合わせ対応や予約サービスとして導入している。

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