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「宿坊」の推進にブッキングと和空が業務提携ー7月18日からサービス開始

投稿日 : 2018.06.12

ホテル関連ニュース

世界最大のオンライン宿泊予約サイトのブッキング・ドットコムと株式会社和空は、和空が運営する寺社を活用して宿泊・体験施設として提供する「テラハク」のサービス開始にあたり、販売におけるパートナーシップを結んだ。

 
約1,000の寺社の施設の登録を目指す
ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社の発表によると、ブッキングと和空は、和空が運営する寺社を活用して宿泊・体験施設として提供する「テラハク」のサービス開始にあたり、提携を行う。
和空が7月18日よりサービスを開始する「テラハク」に準備されている約100施設を、ブッキング・ドットコムに随時掲載していく。これにより国内外の旅行者に、日本でのユニークな宿泊体験の提供が可能となる。
両社は向こう3年間で約1,000の寺社における「テラハク」施設の登録を目指す。
 
日本でのユニークな施設での宿泊体験を外国人観光客に
提携にあたり、ブッキング・ドットコムの北アジア地区統括 兼 日本地区統括リージョナル・ディレクターのアダム・ブラウンステイン氏は、「ブッキング・ドットコムのサイトに100施設もの日本でしか体験できないユニークな施設を新しく加えることができ、世界の多くの訪日客と国内のお客様にご利用いただけるようになることで、更に日本の魅力を世界に発信できるのではないかと考えております。」と述べた。
 
また、和空の代表取締役の田代忍氏は「和空の「テラハク」は、日本の伝統文化のエッセンスでもある全国各地の寺社を活用し宿泊・文化体験施設として提供するサービスです。43言語で、220以上の国と地域を対象としているブッキング・ドットコム経由で、世界中のより多くの方にさらなる日本の魅力に気付いてもらえる大きなきっかけになると期待しています。」と述べた。
 
寺社宿泊「宿坊」
寺社での宿泊のことを宿坊(しゅくぼう)と言う。
宿坊は、参拝者のための宿泊施設のことを指し、本来は、僧侶のみが宿泊する場所、もしくは参拝者の心身を清めるための施設である。
これに、一般観光客などの宿泊も受け入れる施設が増え、設備やサービスの充実、寺社文化の体験ができるなど、寺社に泊まる旅が広がりをみせている。
 
和空によると、寺社宿泊の中にも、以下のような違いがある。

<宗教の違い>
・神社の宿坊
・寺院の宿坊
<宿泊する施設の違い>
・お寺・神社の建物そのものに泊まる(多くの場合は、木造)
・敷地内にある建物に泊まる(比較的新しく鉄筋で、会館の名前がついていることが多い)
・少し離れた場所でお寺・神社が運営している施設に泊まる
<期間の違い>
・常時受け入れている
・期間や季節を限定してうけいれている(例)入山制限などにより夏季のみ等
・不定期で受け入れている(例)自社の行事などの繁忙期は対応不可等

 
座禅や写経、茶道、華道、精進料理、瞑想、滝行など体験できる内容もさまざま。
宿泊者は宿坊を通して何を体験したいのか明確にした上で、滞在先を選択する必要がある。
 
「モノ」から「コト」へ観光のニーズがシフトする中で注目される宿坊。
座禅など無料での体験も寺社によっては可能で、比較的安価に泊まれることも宿坊の魅力となっている。
日本の宗教・文化的な価値を含めて、訪日外国人旅行者にユニークな宿泊を通して体験・理解してもらうことが大切となりそうだ。
 

和空が新規開発し宿泊可能となる三井寺(園城寺)境内にある塔頭

出典:ブッキング・ドットコム

 

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