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アパホテルが5月31日函館に開業、函館エリアへ初進出ー函館ホテル出店状況からの分析

投稿日 : 2018.04.23

ホテル関連ニュース

アパホテルは、北海道函館市内にあるアクアガーデンホテル函館を取得する契約を締結した。5月31日よりアパホテル〈函館駅前〉として開業する予定で、アパホテルが運営にあたる。アパホテルの函館エリアへの進出は初となる。函館のホテル出店状況と合わせて分析した。

アパホテルが函館に初進出
アパホテルの4月20日の発表によると、アパホテルは、北海道函館市内にあるアクアガーデンホテル函館を取得する契約を締結し、5月31日よりアパホテル〈函館駅前〉として開業する。
現在、北海道内でアパホテルは、札幌市内で9棟・2,147室、帯広駅前で1棟・223室営業中であるが、「函館」エリアでは初進出となる。同ホテルを含めると北海道内のアパホテルは11棟・2,498室となる。
 
同ホテルは、JR函館本線「函館」駅徒歩5分、「函館朝市」に近接し、ビジネスやレジャーの拠点として適した立地となる。2016年3月26日の北海道新幹線開業等により、ビジネスや観光客、インバウンド需要の期待が高まる同エリアで、需要の獲得を目指し、今回の取得に至った。
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鉄骨造陸屋根9階建、128室の同ホテルは、全客室に50型以上の大型液晶テレビ、通信速度とセキュリティの面で優れたWi-Fi無料接続、BBCワールドニュース無料放映、VODの導入、ベッド寝具をデュベ仕様(高級羽毛布団)に変更するなど、アパホテルの「新都市型ホテル」仕様になるよう、開業後、順次リニューアルを進めていく予定。
料金設定は、素泊まりダブルルームで、4320円〜(大人1名)。
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函館ホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、現在函館市内には、143の宿泊施設があり、提供されている部屋数は7,566となっている。
宿泊施設カテゴリー別数 
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宿泊施設のカテゴリー別数については上記の通り、ビジネスホテルが37軒、旅館が26軒、シティホテルが10軒、デラックスホテル2軒、リゾートホテル2軒となっており、その他にドミトリー、ホステル、民宿、ペンション、ラブホテルなどが66軒と多く所在している。
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新設予定ホテルも以下の3軒、

・センチュリーマリーナ函館、15階、286部屋、2019年4月開業

・ラ・ジェント・ステイ函館駅前、11階、261部屋、2019年12月開業

・ユニゾインエクスプレス函館、277部屋、2019年8月開業

が予定されている。

新幹線開業やインバウンドの流入で観光が盛り上がる函館で新規ホテル出店は活発だ。

価格・立地は良好、民宿やペンションとの競争も

メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、アパホテルに取得されるアクアガーデンホテル函館に対する評価は、金額面で5,000-7,500円と経済的であることに評価が高く、駅近い立地への評価も高くなっている。他方で、設備や客室への評価は平均的な水準にとどまった。アパホテルによりリニューアルされるにあたり、上記のすでに発表されている改善策含めてこうした課題にどう対処していくかが、鍵となってくるだろう。

函館市内は、ビジネスホテルのライバル店が多い他に、上記の通り、民宿、ペンションなどの低価格路線の宿泊施設も充実していることから、最激戦区ともなっており、アパホテルの函館での戦略に注目だ。

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