ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > バケーションレンタル > レジデンストーキョーが双日CVCを引受先に第三者割当増資

レジデンストーキョーが双日CVCを引受先に第三者割当増資

投稿日 : 2019.11.27

指定なし

バケーションレンタル

マンスリーマンション事業等を展開する株式会社レジデンストーキョーは、このほど、双日株式会社のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)を通じた第三者割当増資を実施した。

出資とともに事業面でも協働、シナジー効果を期待

世界の快適なサービスアパートメント文化を日本に普及させることをミッションに、2015年に創業したレジデンストーキョー社は、都内シェアトップクラスの約700室のマンスリーマンションを運営しているほか、全国約7,500室のマンスリーマンション事業者との提携による紹介ネットワーク(Best Room for You (BR4U) )を構築、さらには運営のノウハウを活かし、マンスリーマンション専門ポータルサイト(MONTHLY NAVI)の運営も行う。

同社では、外国人の入居者を積極的に受け入れており、物件は家具家電付・無制限Wi-Fi完備となっているほか、マルチリンガルスタッフが本部に常駐し、申し込みや問い合わせに対応、電子テンキー導入による24時間セルフチェックイン・アウト方式の採用、敷金礼金保証人不要、カード決済対応などで、入居時の利便性向上を図っているという。

従来型のマンスリーマンションの機能に、マルチリンガル対応やバーチャルコンシェルジュなどの、充実したホスピタリティを付加したサービスを提供。

主に海外からの中長期滞在者向けに家具付き賃貸住宅を都内約700室で展開、全国約7,500室のネットワークを構築している。また、運営事業の知見を活かして、不動産開発並びに子会社を通じて建設事業も展開している。

今回の出資とともに、レジデンストーキョーは双日株式会社グループと事業面でも協働していくことに合意。今後は双日株式会社、双日新都市開発株式会社等、双日グループ各社と連携して、不動産運用・管理、賃貸マンションの開発・建設事業、不動産小口化事業、民泊事業等の事業においてシナジー効果を追求していくという。

レジデンストーキョー 代表取締役 野坂幸司氏のコメントは以下の通り。

「世界的な人材の移動や住まいのあり方の変化に対応した住宅・宿泊ビジネスを、ソフト、ハード面で展開する当社にとって、グローバルにビジネスを展開され、ファイナンス力、不動産事業のノウハウを保有されている双日グループにご出資いただけたことを大変嬉しく思っています。また、今後、双日グループの幅広い事業ポートフォリオの中で、様々なプロジェクトで協業していく機会を頂けたことに非常にワクワクしています。」

双日のコメントは以下の通り。

「レジデンストーキョーは、既存の業界常識にとらわれず、最先端のITも上手に活用しつつ、グロ-バルな人材移動に着目し、付加価値の高いマンスリーマンション等の事業に取り組んでいるベンチャー企業です。同社が進める戦略を当社の強みと組み合わせて事業展開しつつ、双日新都市開発株式会社等の双日グループ関係各社と連携して、新しいプロジェクトや事業に取り組んでいく所存です。」

【合わせて読みたい】

エアトリステイ、レジデンストーキョー「民泊×マンスリーマンション」

レジデンストーキョー、日本初のダイバーシティホテル開業


関連記事