眠っていたデータから新たな付加価値を
海外
ホテル関連ニュース
ベトナム中部の美しいビーチで知られるダナン市に所在するシェラトングランド・ダナンリゾートは、2つの新しい宿泊パッケージ「ディスカバー・ダナン」と「ローカル・アトラクション」の提供を開始する。
HISは、10月26日、持分法適用関連会社ASIA-ATLANTIC-AIRLINES-CO., LTD.(AAA)が2018年10月末で事業を停止、同社に対する債権の回収が不可能と判断し、特別損失約18億円を計上。また、同社は連結子会社である豪州ホテル事業2社を減資し、特定子会社から除外。海外事業に関する措置を次々発表。
株式会社レオパレス21は、2019年2月、フィリピン・マニラ首都圏に新たな拠点を開業する。日本から海外へ進出する日系企業の顧客へ現地の住居やオフィスを紹介するアウトバウンド事業を通じて、日系企業の海外進出をサポートする。同社はインバウンド・アウトバウンドの両面で展開を加速している。
新規ホテル情報
フォーシーズンズ・ホテルグループは、ブラジルに初進出、2018年10月15日にサンパウロに新ホテル「AVENIDA DAS NAÇÕES UNIDAS」を開業した。
マリオット・インターナショナルとその子会社ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは、現在コロンボで開発中の多目的複合施設にて2つのラグジュアリーブランド、「JWマリオット・コロンボ」と「ザ・リッツ・カールトンコロンボ」を2021年に開業する。両ブランドはスリランカ初進出となる。
中国最大のオンライン旅行会社(OTA)のCtrip(シートリップ)がこのほどホテルブランド「Rezen-Hotels-Group」を発表し、ホテル運営に乗り出した。高級ホテルをリブランドさせ、Ctripの持つビックデータを活用し、同社サイトと結びつけることでホテルのマーケティング能力の向上を狙う。
ホテル統計データ
米ホテル市場は、2018年9月、客室稼働率(OCC)が68.0%となり、前年同月比で2.1%減少した。また、ADRは1.9%増加の131USD、RevPARは0.3%減少の89.1USDとなり、三つの鍵となるKPIで増減が分かれた。RevPARは2010年3月から102ヶ月連続の記録的増加からついに減少に転じた。
東京都
立教大学観光学部と台湾・台北のリージェント・タイペイは、このほど長期インターンシップ実施で合意、覚書を締結した。海外のホテルへの6ヶ月間におよぶ長期インターンシップは、日本初の観光学科・観光学部を設置した立教大学の観光教育の歴史においても初めての試みとなる。
フラトンホテル&リゾートは、10月18日、シドニーでも有数のショップやレストランが立ち並ぶセントラルビジネス地区の南側の1-Martin-Placeに所在する「ウェスティン・シドニー」の経営責任を負うことを発表。同ホテルは2019年10月よりブランドを変更し、「フラトン・ホテル・シドニー」となる。
ワイキキとマウイ島のマリオット系列の5つのホテルでホスピタリティ系労働組合「UNITE HERE Local 5」に加入する従業員2700人が10月8日から、ストライキを実施。同ストは今後一週間程度は続く見込みで長期化により、ゲストサービスへの深刻な影響が懸念されている。