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観光庁「分散型旅行」促進キャンペーンを開始

投稿日 : 2020.12.07

Go To トラベル

観光庁は、ウィズコロナの時代における旅行スタイルとして「分散型旅行」を勧めるキャンペーンを開始した。

分散型旅行とは、時間や場所をバラバラ(分散)にして混雑を避ける旅のこと。時間をずらすに関しては、例えば人が集中する週末や連休を避ける、あるいは日中だけでなく、明け方や夜の時間帯に訪れてみる。また場所に関しては、人気の観光地以外も候補にし、地方の魅力を探してみる、といった具合だ。

促進キャンペーンに際し、観光庁はGoToトラベル事業の旅行者向け公式サイトにて「分散型旅行」に関する特設ページを開設した。

【公式】分散型旅行|旅行者向けGoToトラベル事業公式サイト

特設ページでは、分散型旅行を安全に楽しむためのポイントとして、「計画編」「移動編」「食事編」など6つのPR動画を掲載している。また、おすすめの分散型旅行の一例として各地の「国立公園」への来訪を勧めている。国立公園は敷地が広大なため、密を極端に気にすることなく大自然を満喫できるためだ。休暇中に長期滞在し、空いた時間で仕事にいそしむ「ワーケーション」目的の旅行者にも最適な環境だろう。

また、時間帯をずらして旅行する人へのインセンティブとして、「GoTo」事業の平日利用に際しポイントを付与するなどの特典も検討されている。

現在、全国的な感染拡大のためにGoToの事業の利用が停滞しているが、感染が落ち着いた後、「分散型旅行」は各地域の観光業者が地方の魅力をアピールし旅行需要の回復をはかれる絶好の機会になるかもしれない。

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