宿泊予約サイト「Relux(リラックス)」はGo To トラベルの販売終了を発表した。給付金額の予算上限に達したとのこと。
宿泊予約サイトのGoTo販売終了や上限追加が続く
宿泊予約サイト「Relux」は2020年10月11日(日)に、Go To トラベルの販売終了を発表した。
給付金額の予算上限に達したことが、販売終了の理由だ。
Reluxは2020年9月25日(金)12時までに予約済みのGo To トラベル割引未適用の宿泊に対し、Go To トラベル割引の追加適用を、宿泊客自身で申請できる機能の提供を予定している。詳細についてはReluxのGo To トラベルキャンペーンページにて知らせるとのこと。
また、Go To トラベル販売再開の際には、Reluxのメールマガジンならびに、Go To トラベルキャンペペーンページにて告知する。
Go To トラベルキャンペーンは、旅行代金の半額を支援する政府の観光需要喚起事業。支援は旅行代金割引(旅行代金の35%分/上限14,000円)と地域共通クーポン(旅行代金の15%相当)の付与で行う。
しかし、他の宿泊予約サイトでも、Go To トラベルの割引上限の設定や、利用条件の追加、販売終了が続いている。
●楽天トラベル:1会員につき、1予約に制限
●じゃらん:旅行代金割引額の上限を3,500円に設定(地域共通クーポンは従来通り)
●Yahoo!トラベル:旅行代金割引額の上限を3,500円に設定(地域共通クーポンは従来通り)
●dトラベル:割引販売を一時終了(2020年11月頃に販売再開予定)
●JR東海ツアーズ:四国エリアなど、一部エリアで割引販売を一時終了
●Relux:割引販売を販売終了
上記以外の宿泊予約サイト以外は、制限・販売終了はされていない。しかし、給付金額の予算上限に達した場合は、同様の対応が予想される。
観光庁は10月6日に、Go To トラベルキャンペーンにおける7月22日(水)~9月15日(火)までの利用実績を約735億円、予算のわずか6.5%と発表していた。
今後、販売終了されている各宿泊予約サイトでも、新たに予算が給付される見込みだが、制限などが解除されるかどうかは不明だ。