10月30日、Go To トラベル事務局は8泊以上の宿泊をともなう旅行については事業の支援対象から除外することを発表した。
除外されるのは8泊以降の宿泊分で、7泊分までは支援の対象となる。たとえば1人1泊1万円で10連泊のプランなら、支援額は7泊分(7万円)の50%、つまり3.5万円(地域共通クーポンふくむ)となる計算だ。
29日、事務局は公式サイトにて「Go To トラベル事業の支援対象とする旅行商品の基準」を明確化する旨を公表した。対処から除外されるのは、免許講習、コンパニオンサービス、高級ホテルクレジット付き、あるいはビジネス出張目的のプランといった、「観光」を主目的としない旅行商品だった。
Go To トラベル事業の支援対象とする旅行商品の基準・考え方の明確化について
今回の連泊旅行の除外についても、事務局は「8泊以上の観光目的での旅行がごく少数であること」を挙げている。
これまで、ホテルをオフィス利用したいビジネスマンの需要に応え、30連泊といった長期滞在者向けのワーケーションプランが販売されていたが、そちらも今後は「GoTo」の支援対象外となる。該当商品を取り扱う旅館・ホテル業者は多いだけに、今回の決定は混乱必至だ。
実際の運用については、11月17日0時以降の予約・販売分から適用するとのこと。連泊プランの利用を考えていた人はこの日までの申し込みがおすすめだ。