2018年の訪日外国人旅行者数は、法務省の協力による日本政府観光局(JNTO)の独自推計のもと、12月18日(火)までの累計で3,001万人となり、史上初めて3,000万人を超えた。
11月は、前年同月比 3.1%増で過去最高の245万1千人
今年を振り返ると、地震や豪雨などの自然災害が相次ぎ、インバウンドにも影響を与えたが、そのような中で、訪日客数が 3,000万人を超え、過去最高を記録した。
2018年11月の訪日客数は前年同月比 3.1%増の245万1千人となり、11月として過去最高を記録。9月の台風21号や北海道胆振東部地震の影響を脱した模様だ。
政府は2020年4,000万人の目標を掲げており、訪日インバウンドの更なる発展に寄与する方針。
なお、2018年12月と年間の推計値は、2019年1月中旬に発表予定となっている。
JNTO理事長 清野 智 氏は以下のコメントを寄せた。
「この度、訪日外国人旅行者数が初めて 3,000 万人を突破致しました。2003 年のビジット・ジャパン・キャンペーン開始以来、訪日インバウンドの振興にご支援、ご協力いただいた関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。」
出典:JNTO
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