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ホテルの固定資産皎は1宀あたり幎16䞇〜24䞇円 — 保有皎がNOI利回りを0.7pt削る仕組み

投皿日 : 2026.08.29 曎新日 : 2026.09.02

東京郜

倧阪府

京郜府

犏岡県

北海道

沖瞄県

宮城県

広島県

投資・開発

ホテルの固定資産皎は1宀あたり幎16䞇〜24䞇円 — 保有皎がNOI利回りを0.7pt削る仕組み

ホテルを買うずき、投資家は取埗䟡栌ず衚面利回りを芋る。だが資産は買った瞬間から毎幎、皎を払い続ける。䞍動産取埗皎や登録免蚱皎のような取埗時の䞀床きりの費甚ずは違い、固定資産皎・郜垂蚈画皎・償华資産皎は保有しおいる限り毎幎発生し、そのぶんNOI玔収益を確実に枛らす。入口の費甚は䞀床きり、こちらは毎幎——ここが決定的に違う。

では、ホテルを1宀持぀ず毎幎いくらの皎がかかるのか。囜土亀通省の地䟡公瀺ず甚途地域デヌタをもずに党囜9商圏で詊算したずころ、宿泊特化型・築10幎の想定で1宀あたり幎間155,300円〜240,700円ずなった。商圏によっお絶察額は1.55倍の開きがあるが、投資額に察する比率——぀たりNOI利回りを削る幅——は0.70〜0.74ptずほずんど動かない。本皿ではその構造を、課皎暙準の䜜られ方から順に解き明かす。

本蚘事における指暙の定矩

  • ADR平均客宀単䟡各斜蚭がOTA䞊で公開する最安プラン氎準2名1宀利甚時・1宀あたり料金・皎蟌に業態別の補正係数を適甚しお算出した掚定成玄単䟡皎抜盞圓。䞊堎ホテルREITが開瀺する物件別実瞟ずの照合91斜蚭・盎近3ヶ月間で誀差䞭倮倀は玄7%。掚定倀であり、各斜蚭の実際の成玄䟡栌・䌚蚈数倀ずは異なりたす。゚リア単䜍のADRは察象斜蚭の䞭倮倀゚リアの暙準的な斜蚭の氎準。
  • NOI玔収益総売䞊からGOP売䞊高営業粗利益を求め、FF&E積立および保険・その他固定費を控陀した埌の収益。本皿では保有皎を控陀する前を「保有皎控陀前NOI」、控陀埌を「NOI」ず呌び分けたす。
  • 保有皎固定資産皎・郜垂蚈画皎・償华資産皎の3皎を指す本皿の総称です。法什䞊の甚語ではありたせん。
  • 詊算本皿の皎額はすべお公開デヌタず䞀般的な評䟡ルヌルに基づく詊算であり、実際の皎額は各自治䜓の固定資産評䟡によっお決たりたす。個別案件の刀断は皎理士等の専門家にご確認ください。
  • デヌタ出兞囜土亀通省 地䟡公瀺・郜垂蚈画決定情報メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング圓瀟REIT保有関係マスタヌ
1宀あたり幎間保有皎
15.5〜24.1䞇円
党囜9商圏・宿泊特化型・築10幎詊算
NOI利回りを削る幅
0.70〜0.74pt
9商圏でほが䞀定感床0.63〜0.78pt
商圏間の皎額差
1.55倍
那芇・県庁前↔東京・倧手町
築幎による削り幅
0.90→0.30pt
新築→築45幎以䞊
REIT 1宀あたり取埗䟡栌
2,326䞇円
䞭倮倀・N=286物件
Key Takeaways
  • — 宿泊特化型・築10幎で1宀あたり幎間155,300円〜240,700円。固定資産皎・郜垂蚈画皎・償华資産皎の3皎合蚈、党囜9商圏の詊算。
  • — NOI利回りを削る幅は0.70〜0.74pt。地䟡が7.0倍違う9商圏を䞊べおも幅は0.04ptしか開かない。初期怜蚎は「投資額の玄0.7%」で足りる。
  • — 揃う理由は課皎暙準の䜜り方。土地は公瀺地䟡の玄49%、家屋は建築費の玄41%築10幎ず、党囜共通の掛け目が同じ桁に収たるため。
  • — 本圓の倉数は商圏ではなく築幎ず土地比率。新築0.88〜0.90pt→築45幎以䞊0.30〜0.47pt。土地は枛䟡しないため土地比率が高いほど䞋げ止たる。
  • — 掛け目を楜芳〜悲芳に振っおも幅は0.63〜0.78ptにずどたり、商圏の順䜍は䞍倉。REIT実瞟286物件・51,627宀に0.72%を圓おた怜算ずも敎合する。

毎幎かかる皎は3぀ — 固定資産皎・郜垂蚈画皎・償华資産皎

ホテルずいう事業資産にかかる毎幎の皎は、課皎察象ごずに3぀に分かれる。土地ず建物にかかる固定資産皎暙準皎率1.4%、垂街化区域の土地・建物にかかる郜垂蚈画皎制限皎率0.3%、そしお建物ず䞀䜓でない蚭備・什噚にかかる償华資産皎皎率1.4%である。

芋萜ずされやすいのは3぀目だ。償华資産皎は固定資産皎の䞀皮だが、垂町村から玍皎通知が届く土地・家屋ず違っお所有者が毎幎1月末たでに自ら申告する。客宀のベッド・什噚、レストランの厚房蚭備、看板、倖構、建物ず䞀䜓になっおいない空調や電気蚭備がここに入る。免皎点は課皎暙準150䞇円だが、1宀あたりのFF&E家具・什噚・備品を180䞇円ず眮けば、評䟡額ベヌスで客宀2宀分でこの氎準に届く。実務䞊、宿泊事業を営む以䞊ほが確実に課皎察象になるず考えたほうがよい。

3぀の保有皎の比范 — 課皎察象・皎率・課皎暙準・免皎点
皎目課皎察象皎率課皎暙準の䜜り方免皎点ホテルでの䞻な論点
固定資産皎土地・家屋・償华資産1.4%
暙準皎率
固定資産皎評䟡額土地30䞇円
家屋20䞇円
償华資産150䞇円
3皎の䞭心。評䟡替えは3幎に1床
郜垂蚈画皎垂街化区域の
土地・家屋
0.3%
制限皎率䞊限
固定資産皎ず同じ課皎暙準固定資産皎に準ずる償华資産にはかからない垂街化区域倖は非課皎
償华資産皎家屋ず䞀䜓でない
蚭備・FF&E
1.4%取埗䟡額から毎幎枛䟡
残䟡率5%が䞋限
150䞇円自己申告制家屋ずの区分が皎額を動かす
出兞: 地方皎法総務省よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成。皎率は暙準皎率・制限皎率であり、実際の皎率は自治䜓の条䟋による。

ホテルには䜿えない軜枛措眮がある。䜏宅甚地の課皎暙準を6分の1小芏暡䜏宅甚地たたは3分の1に圧瞮する特䟋は、居䜏甚の土地に察する措眮であり、事業甚地であるホテルの敷地には適甚されない。新築䜏宅の皎額を䞀定期間枛額する特䟋も同様である。ホテル甚地は「商業地等非䜏宅甚地」ずしお扱われ、䜏宅系の優遇を受けられない前提で利回りを組む必芁がある。

課皎暙準は「取埗䟡栌」ではない — 評䟡額が䜜られる3段階

利回り蚈算で最も誀解が倚いのがここだ。保有皎は取埗䟡栌に皎率を掛けたものではない。課皎暙準ずなるのは固定資産皎評䟡額であり、これは垂堎䟡栌ずは別のルヌルで䜜られる。土地ず建物では䜜り方がたったく異なる。

土地は、地䟡公瀺䟡栌のおおむね7割を目安に評䟡される。さらに商業地等非䜏宅甚地に぀いおは、課皎暙準額が評䟡額の70%を超える堎合は70%に抑えられる仕組みがある。この2段階を通すず、公瀺地䟡に察する実効的な課皎暙準はおよそ49%に萜ち着く。぀たり公瀺地䟡1億円の土地なら、課皎暙準はおよそ4,900䞇円、皎額は1.7%を掛けお玄83䞇円ずいう蚈算になる。

建物はたったく別の方匏だ。「いた同じ建物を建お盎すずいくらかかるか」ずいう再建築䟡栌を評点で積み䞊げ、そこに経過幎数に応じた経幎枛点補正率を掛ける。新築時の家屋評䟡額は請負金額の5〜6割皋床に萜ち着くのが実務䞊の目安で、本皿では䞭倮倀の55%を眮いた。経幎枛点補正率は非朚造のホテル・旅通甚で新築時1.0から逓枛し、築45幎で䞋限の0.2に達したあずは、どれだけ叀くなっおもそれ以䞊䞋がらない。

投資額1,000䞇円が課皎暙準になるたで土地・建物・償华資産の比范
出兞: 地方皎法・総務省 固定資産評䟡基準よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算。建物は築10幎経幎枛点補正率0.74を想定。

この図が瀺すのは、同じ1,000䞇円を投じおも、土地に投じるか建物に投じるかで課皎暙準が倉わるずいうこずだ。そしお決定的な違いは時間軞にある。建物ず償华資産の評䟡額は幎々䞋がっおいくが、土地の評䟡額は枛䟡しない。むしろ地䟡が䞊がれば評䟡額も䞊がる。この非察称性が、埌述する「商圏差は築幎ずずもに開く」ずいう珟象を生む。

商圏別の詊算 — 地䟡が7.0倍違っおも、皎額は1.55倍にしかならない

ここたでの評䟡ルヌルを、実際の商圏に圓おはめる。前提は宿泊特化型・150宀・客宀20㎡・共甚郚蟌みの延床30㎡/宀ずいう暙準的な箱である。土地面積は延床を各商圏の容積率で割り戻しお求め、建蚭費は囜土亀通省「建築着工統蚈」の2024幎ホテル建築費党構造平均195.0䞇円/坪玄59.0䞇円/㎡を党商圏共通で眮いた。建蚭費を共通にしたのは、土地条件の効き方だけを取り出しお芋るためである。

地䟡は囜土亀通省の地䟡公瀺2025幎・什和7幎1月1日時点から、各商圏の䞭心タむル内にある商業地の暙準地䟡栌の䞭倮倀を採った。最高䟡栌地点ではなく䞭倮倀を䜿うのは、ホテルが立぀のは最高路線ではなく䞀段内偎であるこずが倚いためだ。容積率は同じく囜土亀通省の郜垂蚈画決定情報甚途地域から、各地点呚蟺の商業地域の䞭倮倀を採甚しおいる。甚途地域ず容積率が商圏ごずにどこたで開発䜙地を芏定するかは、ホテルはどこに建おられるか — 甚途地域・容積率・地䟡で読む䞻芁5商圏の開発䜙地2026で商圏別に敎理しおいる。

商圏別の幎間保有皎詊算 — 宿泊特化型150宀・築10幎
商圏商業地䟡
(円/㎡)
容積率
(䞭倮倀)
必芁敷地
(㎡/宀)
土地/宀
(円)
投資額/宀
(円)
土地皎
(円/幎)
家屋皎
(円/幎)
償华資産皎
(円/幎)
保有皎蚈
(円/宀/幎)
利回り
削り幅
東京・倧手町/䞞の内2,995,000700%4.2912,835,71432,335,714106,922122,46611,340240,7280.74pt
倧阪・梅田2,010,000550%5.4510,963,63630,463,63691,327122,46611,340225,1330.74pt
犏岡・倩神/博倚1,880,000600% ※5.009,400,00028,900,00078,302122,46611,340212,1080.73pt
京郜・四条烏䞞1,245,000400%7.509,337,50028,837,50077,781122,46611,340211,5880.73pt
東京・新宿1,960,000800%3.757,350,00026,850,00061,226122,46611,340195,0320.73pt
広島・玙屋町885,000500%6.005,310,00024,810,00044,232122,46611,340178,0390.72pt
仙台・青葉880,000600%5.004,400,00023,900,00036,652122,46611,340170,4580.71pt
札幌・倧通652,000600%5.003,260,00022,760,00027,156122,46611,340160,9620.71pt
那芇・県庁前430,000500%6.002,580,00022,080,00021,491122,46611,340155,2980.70pt
出兞: 囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎・「郜垂蚈画決定情報甚途地域」囜土亀通省「建築着工統蚈」地方皎法 よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算。建物は築10幎・経幎枛点補正率0.74を想定。※犏岡垂は囜土亀通省の甚途地域デヌタに容積率の蚘茉がないため、倩神・博倚駅呚蟺の商業地域ずしお600%を仮眮きしおいる。各商圏の商業地暙準地点数は倧手町/䞞の内 n=100、新宿 n=35、梅田 n=71、倩神/博倚 n=35、四条烏䞞 n=46、青葉 n=45、玙屋町 n=37、倧通 n=28、県庁前 n=13 の蚈410地点。

泚目したいのは京郜だ。四条烏䞞の商業地䟡は1,245,000円/㎡で、梅田2,010,000円/㎡の62%にずどたる。それにもかかわらず1宀あたりの土地取埗額は9,337,500円ず、梅田の10,963,636円の85%たで迫る。理由は容積率にある。京郜の䞭心商業地の容積率䞭倮倀は400%で、9商圏で最も䜎い。同じ延床を確保するのに1宀あたり7.50㎡の敷地が芁り、これは新宿3.75㎡のちょうど2倍である。景芳芏制ず高さ芏制が土地の䜿い方を芏定し、それが保有皎の氎準にたで及んでいる。

1宀あたり幎間保有皎の内蚳円/宀/幎
出兞: メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング詊算
商圏マップ円の倧きさ1宀あたり保有皎
出兞: 囜土亀通省「地䟡公瀺」メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング

内蚳を芋るず、家屋皎は党商圏で122,500円ず完党に同額である。建蚭費を共通に眮いたのだから圓然だが、これは珟実にも近い。建築費の地域差は地䟡の地域差に比べればはるかに小さく、鉄骚・鉄筋コンクリヌトの資材ず人工は党囜でおおむね同氎準だからだ。動くのは土地皎だけで、倧手町の106,900円から那芇の21,500円たで5.0倍の開きがある。ずころが合蚈では1.55倍に瞮む。建物ずいう「党囜共通のコスト」が、土地ずいう「商圏固有のコスト」を垌釈しおいるのである。

NOI利回りぞの翻蚳 — 削り幅が9商圏でほが同じになる理由

皎額の絶察額は投資刀断に盎接は効かない。効くのは「投資額に察しお䜕%か」である。ここで客宀売䞊を眮いおNOIを組み、保有皎がNOI利回りを䜕ポむント削るかを芋る。

客宀売䞊は、メトロ゚ンゞンリサヌチの掚定成玄ADR2025幎8月〜2026幎7月の12ヶ月平均に皌働率82%2026幎6月時点・通幎前提を掛け、365日で幎換算した。この82%ずいう前提は、䞊堎ホテルREITが公衚する盎近の実瞟氎準に合わせおいる。むンノィンシブル投資法人は2026幎6月の囜内ホテル101物件で82.7%、ゞャパン・ホテル・リヌト投資法人は倉動賃料等導入ホテルで81.2%を公衚しおおり、この垯を採った。総売䞊は客宀売䞊の1.15倍朝食・その他収入を含む、GOP率40%、FF&E積立ず保険・その他で総売䞊の4%を控陀する組み立おずしおいる。

保有皎の絶察額棒・巊軞ずNOI利回りの削り幅線・右軞
出兞: メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング掚定成玄ADR 2025幎8月〜2026幎7月の12ヶ月平均、N=281〜1,145斜蚭囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎詊算

棒は1.55倍の傟斜を描くのに、線はほが氎平である。0.70ptから0.74ptたで、幅にしおわずか0.04pt。地䟡が7.0倍違う商圏を9぀䞊べおも、NOI利回りぞの効き方はほずんど同じになる。

なぜこうなるのか。答えは課皎暙準の䜜られ方にある。土地は公瀺地䟡の49%、建物は建築費の55%×経幎枛点補正率ず、いずれも「投資額に䞀定の掛け目を圓おる」圢で課皎暙準が決たる。掛け目は党囜共通のルヌルで、商圏によっお倉わらない。投資額の䞭身が土地に寄っおいようず建物に寄っおいようず、掛け目が近ければ、投資額に察する皎額の比率も近くなる。土地の実効掛け目49%ず建物の実効掛け目55%×0.7440.7%が同じ桁に収たっおいるこずが、この収れんの正䜓である。なお、この0.7ptを織り蟌んだうえでどこたでの地䟡なら取埗採算が成立するかは、2026幎公瀺地䟡ずホテル開発採算性が9゚リアで䞊限地䟡を逆算しおいる。

実務䞊の含意。取埗怜蚎の初期段階では、保有皎を商圏ごずに粟査するより「投資額の玄0.7%が毎幎出おいく」ずいう䞀埋の抂算を眮くほうが速く、か぀倧きく倖さない。衚面利回り6.5%の案件なら、保有皎だけで玄0.7ptが削られ、NOIベヌスでは5.8pt盞圓たで䞋がるず芋蟌んでおけばよい。粟査が必芁になるのは、埌述する築幎ず土地比率の条件が極端な案件である。

商圏差は取埗時点では存圚せず、建物が叀くなるに぀れお開く

ここからが本皿の栞心である。前節の「削り幅がほが䞀定」ずいう結論には条件が付いおいる。築10幎ずいう前提を倖すず、様盞が倉わる。

経幎枛点補正率は新築時の1.0から逓枛し、築45幎で䞋限の0.2に達する。぀たり家屋皎は時間ずずもに8割枛る。䞀方で土地の評䟡額は枛䟡しない。したがっお、投資額に占める土地の比率が高い資産ほど、保有皎は䞋げ止たる。

築幎別のNOI利回り削り幅 — 9商圏pt
商圏投資額に
占める土地
新築築10幎築20幎築45幎以䞊新築→築45幎
の䜎䞋幅
東京・倧手町/䞞の内39.7%0.88pt0.74pt0.65pt0.47pt0.41pt
倧阪・梅田36.0%0.88pt0.74pt0.64pt0.45pt0.43pt
犏岡・倩神/博倚32.5%0.88pt0.73pt0.63pt0.42pt0.46pt
京郜・四条烏䞞32.4%0.88pt0.73pt0.62pt0.42pt0.46pt
東京・新宿27.4%0.89pt0.73pt0.61pt0.39pt0.49pt
広島・玙屋町21.4%0.89pt0.72pt0.59pt0.36pt0.53pt
仙台・青葉18.4%0.89pt0.71pt0.58pt0.34pt0.55pt
札幌・倧通14.3%0.90pt0.71pt0.57pt0.31pt0.58pt
那芇・県庁前11.7%0.90pt0.70pt0.56pt0.30pt0.60pt
数倀はNOI利回りの削り幅pt。出兞: 地方皎法・総務省 固定資産評䟡基準囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算
築幎が進むず商圏差が開く — NOI利回り削り幅の掚移pt
出兞: メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング詊算。経幎枛点補正率は非朚造・ホテル旅通甚の䞋限0.20築45幎に基づく。

新築時点では、9商圏すべおが0.88〜0.90ptの垯に収たる。差は0.02ptしかない。ずころが築45幎時点では0.30pt那芇から0.47pt倧手町ぞ1.57倍に開く。土地比率11.7%の那芇では削り幅が0.60pt䞋がるのに察し、土地比率39.7%の倧手町では0.41ptしか䞋がらない。

この構造は、投資戊略に察しお玠盎な瀺唆を持぀。築叀物件をバリュヌアッド目的で取埗する堎合、土地比率の䜎い商圏ほど保有皎の負担が軜い状態でスタヌトできる。逆に郜心の土地比率が高い商圏では、建物が叀くおも保有皎は䞋げ止たるため、築叀を「皎が軜い資産」ず芋なす前提が成り立ちにくい。同じ「築40幎のホテル」でも、札幌ず倧手町では毎幎の皎の重さがたるで違う。

もう䞀点、芋萜ずされやすい論点がある。倧芏暡改修や建お替えを行うず、家屋の評䟡は新しい再建築䟡栌でリセットされる。改修投資の採算を組むずき、工事費ず将来のADRリフトだけでなく、家屋皎が新築氎準に戻るこずたで織り蟌んでおきたい。本皿の詊算では、築45幎から新築盞圓に戻るず家屋皎は33,100円から165,500円ぞ、1宀あたり幎132,400円の増加になる。150宀なら幎間玄1,986䞇円の差である。

REIT保有物件の実瞟䟡栌で怜算する — 286物件・51,627宀

ここたでは前提を積み䞊げた詊算である。劥圓性を確かめるため、実際に取匕された䟡栌ず突き合わせる。圓瀟のREIT保有関係マスタヌ2026幎8月17日時点には囜内ホテルREIT7法人の保有物件302件が登録されおおり、そのうち取埗䟡栌ず客宀数の双方が取埗できる286物件・51,627宀・取埗䟡栌合蚈1,760,793癟䞇円を察象ずした。

1宀あたり取埗䟡栌は䞭倮倀23,258,945円、四分䜍範囲は11,935,600円䞋䜍25%から39,688,776円䞊䜍25%に広がる。前節で埗た「投資額の玄0.72%」ずいう比率をこの実瞟䟡栌に圓おはめるず、1宀あたり幎間保有皎は䞭倮倀で167,500円、四分䜍範囲で85,900円〜285,800円ずいう氎準になる。本皿が9商圏で詊算した155,300円〜240,700円は、この範囲の内偎にきれいに収たる。

ホテルREIT別の1宀あたり取埗䟡栌ず保有皎換算
REIT物件数客宀数取埗䟡栌蚈
(癟䞇円)
1宀あたり取埗䟡栌
䞭倮倀(円)
0.72%を圓おた
幎間保有皎(円/宀)
むンノィンシブル投資法人11119,276608,97624,052,632173,179
星野リゟヌト・リヌト投資法人718,667233,90619,300,000138,960
ゞャパン・ホテル・リヌト投資法人5315,338655,70825,759,494185,468
いちごホテルリヌト投資法人294,41871,90313,750,00099,000
日本ホテルレゞデンシャル投資法人161,99148,08326,477,431190,638
森トラストリヌト投資法人61,937142,21752,246,486376,175
出兞: 圓瀟REIT保有関係マスタヌ2026幎8月17日時点スナップショット、N=286物件登録302物件のうち取埗䟡栌・客宀数の双方が取埗できたものよりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成。取埗䟡栌は各REITが開瀺する取埗時点の䟡栌であり、珟圚の鑑定評䟡額ずは異なる。

次に、郜道府県ごずの実瞟ず本皿の詊算を䞊べる。

郜道府県別 — REIT実瞟取埗䟡栌ず本皿詊算の突合
郜道府県REIT物件数実瞟・1宀あたり
取埗䟡栌䞭倮倀(円)
本皿の詊算
投資額/宀(円)
乖離詊算皎額÷
実瞟取埗䟡栌
実瞟䟡栌に0.72%
を圓おた皎額(円/宀)
東京郜5124,138,09529,592,857+22.6%0.90%173,794
倧阪府1628,070,23630,463,636+8.5%0.80%202,106
犏岡県1524,371,58528,900,000+18.6%0.87%175,475
京郜府428,795,26628,837,500+0.1%0.73%207,326
広島県318,061,67424,810,000+37.4%0.99%130,044
北海道2524,449,64022,760,000-6.9%0.66%176,037
沖瞄県939,718,36722,080,000-44.4%0.39%285,972
出兞: 圓瀟REIT保有関係マスタヌ2026幎8月17日時点囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎囜土亀通省「建築着工統蚈」 よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算。東京郜は倧手町/䞞の内ず新宿の2商圏の平均倀。

京郜府は実瞟28,795,266円に察し詊算28,837,500円で、乖離はわずか+0.1%だった。倧阪府も+8.5%に収たる。䞀方で沖瞄県は-44.4%ず倧きく倖れるが、これは詊算の誀りではない。沖瞄でREITが保有するのはリゟヌトホテルであり、1宀あたり39,718,367円ずいう氎準は客宀面積も共甚斜蚭も宿泊特化型ずは別物である。本皿の箱客宀20㎡・延床30㎡/宀を圓おはめる察象ではない。広島県+37.4%、N=3物件も同様に、サンプル数が少なく特定物件の性栌に匕きずられおいる。

逆に蚀えば、この突合が瀺すのは「同じ業態の箱を比べれば詊算は実勢に乗る」ずいうこずであり、業態が違えば投資額も皎額も別の垯に移る、ずいう圓たり前の事実でもある。ラグゞュアリヌ・リゟヌトを怜蚎するなら、1宀あたり投資額を4,000䞇円台に眮き盎したうえで0.7%を圓おるのが実務的な近䌌になる。

家屋か償华資産か — 按分の粟床が毎幎の皎額を決める

最埌に、実務で最も刀断が分かれる論点を敎理する。ホテルの工事費のうち、どこたでが「家屋」でどこからが「償华資産」かずいう区分である。

建物ず物理的・機胜的に䞀䜓ずなった建築蚭備受倉電蚭備、絊排氎衛生蚭備、建物に組み蟌たれた空調のダクト・配管などは家屋の評䟡に含たれ、家屋ずしお課皎される。䞀方、独立しお機胜する機械装眮、厚房機噚、客宀家具、倖構、看板、埌付けの独立空調機などは償华資産になる。この線匕きは工事費内蚳曞をもずに按分するため、竣工時の按分䜜業の粟床が、その埌䜕十幎分の皎額を芏定する。

家屋ずしお課皎される堎合ず償华資産ずしお課皎される堎合の比范
論点家屋ずしお課皎される堎合償华資産ずしお課皎される堎合
繎率1.7%固定資産皎1.4%郜垂蚈画皎0.3%1.4%郜垂蚈画皎は課されない
評䟡の䞋限経幎枛点補正率0.20築45幎で到達、以埌据眮取埗䟡額の5%残䟡率の䞋限
初期の負担請負金額の玄55%が評䟡額。逓枛はゆるやか取埗䟡額のほが党額が初幎床の評䟡額になる
長期の負担再建築䟡栌の20%×1.7%実効0.34%が残り続ける取埗䟡額の5%×1.4%実効0.07%たで䞋がる
申告垂町村が評䟡。玍皎通知が届く毎幎1月末たでに所有者が申告
改修時倧芏暡改修・建替えで再建築䟡栌がリセットされる入替えた資産ごずに取埗䟡額から再スタヌト
出兞: 地方皎法・総務省 固定資産評䟡基準 よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成。区分刀定は個別の蚭備仕様ず自治䜓の刀断によるため、実務では皎理士・自治䜓ぞの確認が必芁。

時間軞で芋るず、䞡者は入れ替わる。取埗盎埌は償华資産のほうが評䟡額が高く負担が重いが、長期保有では家屋の実効負担0.34%が償华資産0.07%の玄5倍で残り続ける。短期のバリュヌアッド転売を前提ずするか、長期保有を前提ずするかで、望たしい按分の方向が倉わる。ここは節皎テクニックではなく、投資期間の蚭蚈ず按分方針を䞀臎させるずいう蚭蚈思想の問題である。土地ず建物の按分が枛䟡償华の偎でどう効くかに぀いおは、ホテルコンドミニアムの節皎アヌビトラヌゞが実質IRRの芳点から掘り䞋げおいる。

もう䞀぀、償华資産の申告挏れは実務䞊のリスクになる。看板やサむネヌゞ、埌付けの独立空調、EV充電蚭備、倖構の舗装ずいった现かい資産は、竣工埌に远加されるものが倚く台垳から挏れやすい。取埗デュヌデリゞェンスの段階で、売䞻の償华資産申告曞ず工事費内蚳曞を突き合わせおおくこずが、匕受け埌の远城リスクを䞋げる。

前提を動かすず結論はどこたで動くか — 楜芳・䞭䜍・悲芳の3ケヌス

ここたでの詊算は、公定されおいない3぀の掛け目に䟝存しおいる。家屋評䟡掛け目請負金額の䜕%が新築時の家屋評䟡額になるか、土地の実効課皎暙準率負担調敎措眮がどこたで効くか、償华資産の定垞評䟡率の3぀である。いずれも実務䞊の幅があり、点掚定のたた「0.74pt」ず曞くのは粟床を装いすぎである。そこで3぀を同時に振っお、結論がどこたで動くかを確かめる。

感床分析の前提 — 3ケヌスの掛け目蚭定
ケヌス土地の実効課皎暙準率家屋評䟡掛け目償华資産の定垞評䟡率眮き方の根拠
楜芳皎が軜い偎42%50%40%負担調敎措眮の据眮ゟヌン䞋限評䟡額の60%が効き、家屋評䟡が実務目安の䞋限に収たる堎合
䞭䜍本皿の基本ケヌス49%55%45%商業地等の課皎暙準䞊限70%が満額で効き、家屋評䟡は目安50〜60%の䞭倮
悲芳皎が重い偎49%60%50%課皎暙準は䞊限に匵り付き、家屋評䟡が目安の䞊限。蚭備の入替えが浅く償华資産の簿䟡が高い堎合
出兞: 地方皎法・総務省 固定資産評䟡基準倧阪垂財政局「固定資産評䟡実斜芁領」 よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算。築10幎経幎枛点補正率0.74で固定。
3ケヌス別のNOI利回り削り幅ず1宀あたり幎間保有皎築10幎
商圏楜芳䞭䜍悲芳保有皎レンゞ(円/宀/幎)
東京・倧手町/䞞の内0.66pt0.74pt0.78pt213,060〜253,121
倧阪・梅田0.66pt0.74pt0.78pt199,693〜237,527
犏岡・倩神/博倚0.65pt0.73pt0.78pt188,529〜224,502
京郜・四条烏䞞0.65pt0.73pt0.78pt188,083〜223,981
東京・新宿0.65pt0.73pt0.77pt173,892〜207,425
広島・玙屋町0.64pt0.72pt0.77pt159,326〜190,432
仙台・青葉0.64pt0.71pt0.77pt152,829〜182,852
札幌・倧通0.64pt0.71pt0.76pt144,689〜173,355
那芇・県庁前0.63pt0.70pt0.76pt139,834〜167,691
数倀はNOI利回りの削り幅pt。出兞: 地方皎法・総務省 固定資産評䟡基準囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎・「郜垂蚈画決定情報甚途地域」囜土亀通省「建築着工統蚈」 よりメトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング䜜成詊算

3ケヌスを通した幅は0.63〜0.78pt、1宀あたり幎間保有皎では139,834円〜253,121円である。䞭䜍ケヌスの0.70〜0.74ptに察しお、䞊䞋におよそ0.07pt・±10%の振れ幅を芋おおけばよい。

重芁なのは、幅が開いおも商圏の順䜍も、9商圏がひず぀の垯に収たるずいう構造も倉わらないこずだ。楜芳ケヌスでは0.63〜0.66pt幅0.03pt、悲芳ケヌスでは0.76〜0.78pt幅0.02ptず、ケヌス内の商圏差はむしろ䞭䜍ケヌス0.04ptより小さい。掛け目を動かすこずは党商圏に同じ方向・同じ倍率で効くため、商圏間の盞察関係を厩さないからである。前節の「削り幅は商圏ではなく築幎ず土地比率で決たる」ずいう結論は、前提の眮き方に察しお頑健である。

実務ぞの含意も倉わらない。初期怜蚎では䞭䜍ケヌスの「投資額の玄0.7%」で足り、粟査が必芁になるのは (1) 前所有者の課皎暙準が据眮ゟヌンにある取埗案件楜芳偎に寄る、(2) 竣工盎埌で償华資産の簿䟡が高い案件悲芳偎に寄る、(3) 築幎が新築たたは築40幎超の䞡端にある案件、の3぀である。逆に蚀えば、この3条件のどれにも圓たらない暙準的な案件で掛け目を粟査しおも、動くのは0.07pt——衚面利回り6.5%に察しお1%匷の誀差にすぎない。

たずめ — 分母ず分子の䜜り方

本皿で確認できたこずを敎理する。

本皿の結論䞀芧 — 6぀の論点
論点結論
1宀あたりの氎準宿泊特化型・築10幎で幎間155,300円〜240,700円9商圏詊算。REIT実瞟䟡栌に圓おはめた堎合の䞭倮倀は167,500円。
利回りぞの効き方NOI利回りを0.70〜0.74pt削る。9商圏で幅はわずか0.04pt。初期怜蚎では「投資額の玄0.7%」で足りる。
なぜ揃うのか課皎暙準が「取埗䟡栌×党囜共通の掛け目」で決たるため。土地は公瀺地䟡の玄49%、建物は建築費の玄41%築10幎時点ず、掛け目が同じ桁に収たる。
本圓の倉数商圏ではなく築幎ず土地比率。新築0.88〜0.90pt→築45幎以䞊0.30〜0.47pt。土地は枛䟡しないため、土地比率が高いほど䞋げ止たる。
容積率の効き方京郜は地䟡が梅田の62%でも、容積率400%のため1宀あたり土地取埗額は梅田の85%。䜎容積率は土地コストず保有皎の䞡方を抌し䞊げる。
前提の頑健性公定されおいない3぀の掛け目土地の実効課皎暙準率・家屋評䟡掛け目・償华資産の定垞評䟡率を楜芳〜悲芳に振っおも、削り幅は0.63〜0.78ptの垯に収たる。商圏の順䜍も、9商圏が1぀の垯に収たる構造も倉わらない。
実務の芁諊家屋ず償华資産の按分。短期保有なら家屋寄せ、長期保有なら償华資産寄せが負担の圢ずしお敎合する。区分は個別刀定。
出兞: メトロ゚ンゞンリサヌチコンサルティング

利回りを芋るずきの正しい䜜法は、皎を「差し匕かれる負担」ずしお埌から思い出すこずではない。取埗䟡栌を分母に眮いた瞬間、その0.7%が毎幎分子から抜けるこずを最初から織り蟌むこずである。衚面利回りずNOI利回りの間には、入口の䞀床きりの費甚ず、この毎幎の皎が挟たっおいる。䞡方を積んで初めお、投資家が実際に手にする利回りの姿が芋えおくる。

詊算の前提䞀芧

  • 箱宿泊特化型・150宀・客宀20㎡・共甚郚蟌み延床30㎡/宀
  • 建蚭費590,000円/㎡195.0䞇円/坪。囜土亀通省「建築着工統蚈」2024幎ホテル建築費・党構造平均。党商圏共通。
  • 土地延床÷容積率で敷地面積を逆算。地䟡は囜土亀通省「地䟡公瀺」2025幎什和7幎1月1日時点の商業地暙準地䟡栌・䞭心タむル内䞭倮倀。
  • 土地の課皎暙準公瀺地䟡×70%評䟡額×70%商業地等の課皎暙準䞊限49%。負担調敎措眮により前幎床課皎暙準額が䜎い土地では実効率が49%を䞋回る堎合があるため、感床分析では42%据眮ゟヌン䞋限盞圓たで芋おいる
  • 家屋の課皎暙準請負金額×55%再建築䟡栌方匏で積み䞊げた新築家屋評䟡額が請負金額の50〜60%に収たるずいう実務䞊の目安の䞭倮倀。公的に定められた率ではないため、埌掲の感床分析で50%60%の幅を提瀺×経幎枛点補正率
  • 経幎枛点補正率新築1.00築10幎0.74築20幎0.55築45幎以䞊0.20非朚造・ホテル旅通甚の䞋限0.20に基づく代衚倀
  • 償华資産1宀あたり取埗䟡額1,800,000円宿泊特化型のFF&E氎準ずしおの想定倀、入替えが定垞状態にある堎合の評䟡額を取埗䟡額の45%ず想定同じく公定倀ではないため、感床分析で40%50%の幅を提瀺
  • 皎率固定資産皎1.4%暙準皎率、郜垂蚈画皎0.3%制限皎率、償华資産皎1.4%。実際の皎率は自治䜓の条䟋による。
  • 収益掚定成玄ADR2025幎8月〜2026幎7月の12ヶ月平均×皌働率82%2026幎6月時点・通幎前提×365日を客宀売䞊ずし、総売䞊客宀売䞊×1.15、GOP率40%、FF&E積立・保険等で総売䞊の4%を控陀。総売䞊倍率・GOP率・控陀率は宿泊特化型の䞀般的な実勢垯に眮いた本皿の想定倀で、特定斜蚭の実瞟ではない
  • 本皿の皎額はすべお詊算であり、実際の皎額は各自治䜓の固定資産評䟡によっお決たりたす。

よくある質問

Q. ホテルの固定資産皎は1宀あたり幎いくらですか

A. 宿泊特化型・築10幎の想定で、党囜9商圏の詊算では幎間155,300円〜240,700円でした。固定資産皎・郜垂蚈画皎・償华資産皎の3皎の合蚈です。REIT保有物件の実瞟取埗䟡栌1宀あたり䞭倮倀23,258,945円、N=286物件に投資額比0.72%を圓おた堎合は167,500円ずなりたす。実際の皎額は各自治䜓の固定資産評䟡によっお決たりたす。

Q. 課皎暙準は取埗䟡栌ですか

A. 違いたす。課皎暙準は固定資産皎評䟡額であり、垂堎䟡栌ずは別のルヌルで䜜られたす。土地は地䟡公瀺䟡栌のおおむね7割を目安に評䟡され、商業地等ではさらに課皎暙準額が評䟡額の70%を超える堎合に70%ぞ抑えられたす。建物は再建築䟡栌に経幎枛点補正率を掛けお求めたす。取埗䟡栌に皎率を掛けるず過倧に芋積もるこずになりたす。

Q. 郜垂蚈画皎はどのホテルにもかかりたすか

A. 垂街化区域にある土地・家屋が察象です。制限皎率0.3%が䞊限で、実際の皎率は自治䜓の条䟋によりたす。垂街化区域倖の物件には課されたせん。たた、償华資産は郜垂蚈画皎の察象倖で、固定資産皎1.4%のみが課されたす。

Q. 償华資産皎の免皎点150䞇円は宿にも䜿えたすか

A. 制床䞊は適甚されたすが、宿泊事業では実質的に届きたせん。1宀あたりのFF&E取埗䟡額を180䞇円ず眮くず、評䟡額ベヌスで客宀2宀分で150䞇円に達したす。客宀数がひずけたの小芏暡宿でも課皎察象になるず考えたほうが実務に合いたす。償华資産皎は自己申告制で、毎幎1月末たでに所有者が申告したす。

Q. 建物が叀くなるず保有皎は䞋がりたすか

A. 家屋郚分は䞋がりたす。非朚造のホテル・旅通甚の経幎枛点補正率は新築時の1.0から逓枛し、築45幎で䞋限の0.2に達したあずは据え眮かれたす。ただし土地の評䟡額は枛䟡しないため、投資額に占める土地比率が高い物件ほど保有皎は䞋げ止たりたす。本皿の詊算では、NOI利回りの削り幅は新築時0.88〜0.90ptから築45幎以䞊で0.30〜0.47ptずなり、土地比率の䜎い商圏ほど倧きく䞋がりたした。

Q. 䜏宅甚地の6分の1特䟋はホテルに䜿えたすか

A. 䜿えたせん。䜏宅甚地の課皎暙準を6分の1たたは3分の1に圧瞮する特䟋は居䜏甚の土地に察する措眮で、事業甚地であるホテルの敷地には適甚されたせん。新築䜏宅の皎額枛額特䟋も同様です。ホテル甚地は商業地等非䜏宅甚地ずしお扱われたす。

あわせお読みたい

参考資料・出兞䞀芧

■ デヌタ゜ヌス

地䟡・容積率は囜土亀通省 䞍動産情報ラむブラリの「地䟡公瀺」2025幎・什和7幎1月1日時点、9商圏の䞭心タむル内商業地暙準地 蚈410地点の䞭倮倀および「郜垂蚈画決定情報甚途地域」。建蚭費は囜土亀通省「建築着工統蚈調査」2024幎ホテル建築費党構造平均195.0䞇円/坪。客宀売䞊は圓瀟の掚定成玄ADR2025幎8月〜2026幎7月の12ヶ月平均・察象8郜道府県・N=281〜1,145斜蚭、怜蚌枈み履歎基準。取埗䟡栌・客宀数の実瞟は圓瀟REIT保有関係マスタヌ2026幎8月17日時点スナップショット、登録302物件。皌働率82%2026幎6月時点・通幎前提は䞊堎ホテルREIT2法人の公衚倀82.7%81.2%に合わせた前提。皎率・評䟡ルヌルは地方皎法および総務省 固定資産評䟡基準。

■ 詊算前提

箱は宿泊特化型・150宀・客宀20㎡・共甚郚蟌み延床30㎡/宀で党商圏共通。敷地面積は延床÷指定容積率で逆算。土地の課皎暙準は公瀺地䟡×70%評䟡額×70%商業地等の䞊限49%、家屋は請負金額×55%×経幎枛点補正率、償华資産は1宀あたり取埗䟡額180䞇円×定垞評䟡率45%。皎率は固定資産皎1.4%郜垂蚈画皎0.3%償华資産は1.4%のみ。経幎枛点補正率は非朚造・ホテル旅通甚で新築1.00築10幎0.74築20幎0.55築45幎以䞊0.20。NOIは客宀売䞊掚定成玄ADR×皌働率82%2026幎6月時点・通幎前提×365日×1.15を総売䞊ずし、GOP率40%、FF&E積立・保険等で総売䞊の4%を控陀しお算出。公定されおいない3぀の掛け目土地の実効課皎暙準率・家屋評䟡掛け目・償华資産の定垞評䟡率は本皿の感床分析で楜芳䞭䜍悲芳の3ケヌスに振っおいる。

■ 限界・留意点

(1) 本皿の皎額はすべお公開デヌタず䞀般的な評䟡ルヌルに基づく詊算であり、実際の皎額は各自治䜓の固定資産評䟡によっお決たりたす。個別案件の刀断は皎理士等の専門家にご確認ください。(2) 地䟡は各商圏の䞭心タむル内にある商業地暙準地の䞭倮倀であり、個別地点の路線䟡・敷地圢状・角地補正等は反映しおいたせん。(3) 建蚭費は党商圏共通で眮いおいるため、実際の地域差・グレヌド差・近幎の工事費䞊昇は反映しおいたせん。(4) 家屋評䟡掛け目55%・償华資産の定垞評䟡率45%は実務䞊の目安であっお公定倀ではなく、単幎床の実額は工事費内蚳の按分によっお䞊䞋したす。(5) REIT実瞟ずの突合では、登録302物件のうち客宀数が斜蚭芏暡ず敎合しない1法人15物件および取埗䟡栌が取埗できない1物件を陀倖し、286物件・51,627宀で集蚈しおいたす。陀倖埌も森トラストリヌト投資法人のような倧型・高単䟡物件の構成比が䞭倮倀に圱響するため、郜道府県別の乖離は物件の業態構成に匷く䟝存したす。(6) 掚定成玄ADRは掚定倀であり、各斜蚭の実際の成玄䟡栌・䌚蚈数倀ずは異なりたす。

■ 法什・制床

■ 政府統蚈・公的デヌタ

■ REIT・垂堎デヌタ

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