「Klook」が実施した「冬のボーナスと旅行」に関するアンケート調査の結果が公表された。この調査は2023年11月22日から26日にかけて、国内のユーザー2,796名を対象にインターネットで行われた。
調査結果によると、48.9%の回答者が冬のボーナスを受け取る予定であることが判明。ボーナスを受け取る予定の人の中で、73.9%が2023年12月から2024年2月の間に旅行に出かける計画を立てていることが明らかになった。
旅行の目的地に関しては、58.2%が海外旅行を、31.6%が国内旅行を予定しており、9.4%が両方の旅行を計画していることがわかった。国内旅行の予算は、最も多いのが3万円から5万円未満の33.4%であり、次いで5万円から10万円未満が30.9%だった。一方、海外旅行の予算では、5万円から10万円未満が最も多く31.7%を占め、次いで10万円から15万円未満が22.7%、15万円から20万円未満が16.1%と続いた。
国内旅行の行先としては、北海道と沖縄が最も人気が高く、東京と大阪がそれに続いた。海外旅行では、韓国、タイ、台湾、ベトナム、香港の順で人気があった。
旅行先を選ぶ際には、「旅費や現地の物価」を重視する回答が25.0%で最も多く、次いで「興味のある観光地・アクティビティ」が16.6%、「現地の食事が楽しめる」と「現地の治安」が13.6%で並び、「日本からの近さや行きやすさ」が12.5%だった。
今回の調査からは、冬のボーナスを受け取る人のうち、多くが旅行を予定しており、特に海外旅行の予定が6割以上と高い傾向が見られた。しかし、円安や物価の高騰による影響を懸念している人も多いことが示された。
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