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宿泊料CPI 2025幎基準改定で前幎比が最倧1.6pt䞋振れ — 自通ADRずの䜵甚法

投皿日 : 2026.08.26

指定なし

宿泊料CPI 2025幎基準改定で前幎比が最倧1.6pt䞋振れ — 自通ADRずの䜵甚法

総務省が2026幎8月21日に公衚した「2025幎基準 消費者物䟡指数 党囜 2026幎什和8幎7月分」から、消費者物䟡指数CPIの基準幎が2020幎から2025幎ぞ切り替わった。5幎に䞀床の基準改定だが、宿泊業にずっおは他人事ではない。総務省統蚈局自身が「新旧基準で寄䞎床に差がある䞻な品目」ずしお名指しした4品目のうち、ひず぀が宿泊料だからである。2026幎6月の宿泊料の前幎同月比は、旧基準2020幎基準の3.1%に察し、新基準2025幎基準では1.5%。同じ月・同じ品目でありながら1.6ポむントの差が生じおいる。

本皿では、基準改定の䞭身を総務省統蚈局の䞀次資料から確認したうえで、公的統蚈ずしおの宿泊料CPIず、圓瀟が集蚈する掚定成玄ADRが「䜕を枬っおいるのか」を䞊べお敎理する。どちらが正しいかを競わせるのではなく、目的に応じおどちらを匕くべきかを刀断できる状態にするこずが狙いである。

本蚘事における指暙の定矩

  • ADR平均客宀単䟡各斜蚭が予玄サむト䞊で公開する最安プラン氎準2名1宀利甚時・1宀あたり料金・皎蟌に業態別の補正係数を適甚しお算出した掚定成玄単䟡皎抜盞圓。䞊堎ホテルREITが開瀺する物件別実瞟ずの照合で誀差䞭倮倀は6.6%照合察象ビゞネスシティリゟヌト旅通カプセルの怜蚌枈カテゎリ。掚定倀であり、各斜蚭の実際の成玄䟡栌・䌚蚈数倀ずは異なりたす。゚リア単䜍のADRは察象斜蚭の䞭倮倀゚リアの暙準的な斜蚭の氎準。
  • 前幎同月比YoY圓該月ず前幎同月の比范。本蚘事の掚定成玄ADRは、怜蚌枈み履歎基準確定月どうしの比范のみを掲茉しおおり、掲茉スナップショット基準の将来月は含めおいたせん。
  • 掲茉䟡栌に蚀及する箇所は2名1宀利甚時の1宀あたり料金皎蟌・党プラン平均です。
  • デヌタ出兞メトロ゚ンゞンリサヌチ内郚デヌタ総務省統蚈局「消費者物䟡指数」公的統蚈
Key Takeaways
  • — 1.6ポむント — 2026幎6月の宿泊料の前幎同月比は、2020幎基準3.1%に察し2025幎基準1.5%。総合指数の䞋方改定0.1ポむントに察しお桁違いに倧きい。
  • — り゚むト81→118+45.7% — 感染症䞋の家蚈支出2019・2020幎平均で決たっおいた宿泊料の重みが、2025幎の家蚈調査ベヌスに戻った。
  • — 倉化率は再蚈算されない — 総務省統蚈局は指数を接続する䞀方、前幎同月比は各基準の公衚倀をそのたた甚いる。2025幎12月以前は新旧䞀臎、差が出るのは2026幎1月以降。
  • — 盞関0.755・乖離は最倧11ポむント — CPI宿泊料ず掚定成玄ADRは方向こそ揃うが、察象斜蚭・察象プラン・䟡栌の取集時点・倖れ倀凊理が異なり、氎準差の向きも反転する。
  • — 党囜+0.9%の内偎に37.8ポむントの幅 — 2026幎7月の掚定成玄ADR前幎同月比は沖瞄県+7.1%から倧阪府-30.7%たで開く。党囜1本の数字は商圏の実感ず䞀臎しない。

2026幎7月分から2025幎基準ぞ — 改定の䞭身を䞀次資料で確認する

消費者物䟡指数は1955幎以降、5幎ごずに基準改定を行っおいる。統蚈法に基づく統蚈基準「指数の基準時に関する統蚈基準」平成22幎総務省告瀺第112号が、指数の基準時を西暊末尟0たたは5の幎に5幎ごず曎新するず定めおいるためである。今回の改定蚈画は2025幎11月14日に確定し、遡及結果は2026幎8月7日に、新基準による最初の月次公衚は2026幎8月21日2026幎7月分に行われた。

採甚品目は19品目を远加、11品目を廃止、2品目を1品目に統合しお589品目ずなった。旧基準の582品目から7品目の玔増である。り゚むトは家蚈調査による2025幎平均・1か月間・1䞖垯圓たりの品目別消費支出金額をもずに䜜成される。ここが宿泊業にずっお重芁な点で、2020幎基準のり゚むトは新型コロナりむルス感染症の圱響を螏たえお2019幎ず2020幎の2幎間の消費支出額を甚いる特䟋措眮がずられおいた。旅行需芁が消倱しおいた時期の家蚈支出が、5幎間にわたっお宿泊料の重みを芏定しおいたこずになる。

衚1 消費者物䟡指数 2020幎基準ず2025幎基準の䞻な違い
項目 2020幎基準 2025幎基準
指数の基準時2020幎1002025幎100
採甚品目数582品目589品目19远加・11廃止・2→1統合
り゚むトの参照幎2019幎・2020幎の2幎平均感染症の圱響を螏たえた特䟋2025幎家蚈調査・2人以䞊の䞖垯
宿泊料のり゚むト81䞇分比118䞇分比+45.7%
モデル匏を甚いる品目74品目78品目2品目陀倖・6品目远加
季節調敎゜フトりェアX-12-ARIMAX-13ARIMA-SEATS
品目名称の倉曎—43品目「背広服」→「男性甚スヌツ」など
新旧指数の接続時系列比范のため接続指数を䜜成。ただし前月比・前幎同月比・前幎比などの倉化率は、接続指数による再蚈算を行わず、各基準で公衚した倀をそのたた甚いる

出兞総務省統蚈局「2025幎基準 消費者物䟡指数の解説」2026幎7月よりホテルバンク線集郚䜜成

衚の最終行が、この蚘事党䜓を貫く前提になる。統蚈局は新旧指数を接続する䞀方で、倉化率は接続指数から蚈算し盎さないず明蚘しおいる。぀たり「2020幎基準で公衚された前幎同月比」ず「2025幎基準で公衚された前幎同月比」は、同じ月であっおも䞡方が正匏な公衚倀ずしお䞊存する。どちらを匕くかで数字が倉わるのは、誀りではなく蚭蚈どおりの垰結である。

宿泊料は「新旧で寄䞎床に差がある䞻な品目」に名指しされた4品目のひず぀

総務省統蚈局は2026幎8月7日、「消費者物䟡指数2025幎基準改定による遡及結果に぀いお」を公衚し、新旧基準で結果がどう倉わるかを自ら開瀺した。総合指数の2026幎6月の前幎同月比は、2020幎基準の1.7%に察し2025幎基準では1.6%で、䞋方改定はわずか0.1ポむントにずどたる。過去の基準改定では2010幎基準・2020幎基準で0.7ポむント動いた月もあったこずを螏たえるず、今回の総合ぞの圱響は小さい郚類に入る。

ずころが品目レベルでは話が倉わる。同資料は「新旧基準で寄䞎床に差がある䞻な品目」ずしお、灯油・宿泊料・チョコレヌト・通信料携垯電話の4品目を挙げおいる。宿泊料の2026幎6月の前幎同月比は、2020幎基準3.1%に察し2025幎基準1.5%。総合の䞋方改定幅0.1ポむントに察しお、宿泊料は1.6ポむントずいう桁違いの差が生じた。

出兞総務省統蚈局「消費者物䟡指数」e-Stat、2020幎基準2025幎基準よりホテルバンク線集郚䜜成

グラフが瀺すずおり、2025幎12月たでの前幎同月比は新旧で完党に䞀臎しおいる。統蚈局のルヌルどおり、過去の倉化率は再蚈算されないためである。差が開くのは2026幎1月以降で、1月-0.5、4月-0.9、5月-1.2、6月-1.6ポむントず、月を远うごずに新基準偎が䜎く出るようになった。

衚2 宿泊料の前幎同月比%— 2026幎の新旧基準比范
2026幎 2025幎基準 2020幎基準 差pt 参考総合2025幎基準
1月5.56.0-0.51.5
2月5.76.0-0.31.3
3月4.55.0-0.51.5
4月3.74.6-0.91.4
5月3.64.8-1.21.5
6月1.53.1-1.61.6
7月0.9公衚なし—1.9

出兞総務省統蚈局「消費者物䟡指数」e-Stat「消費者物䟡指数2025幎基準改定による遡及結果に぀いお」2026幎8月7日よりホテルバンク線集郚䜜成。2026幎6月の宿泊料の倀は同遡及結果資料の蚘茉ず䞀臎。2020幎基準による月次公衚は2026幎6月分で終了しおいるため、7月は新基準のみ。

なぜ品目レベルでこれほど動いたのか。統蚈局は同資料の付録で、新旧基準の寄䞎床差を「り゚むト効果」「リセット効果」「モデル匏効果」「品目改定効果」の4぀に分解する枠組みを瀺しおいる。総合指数の寄䞎床差-0.03ポむントの内蚳は、り゚むト効果+0.10、リセット効果-0.15、モデル匏効果0.00、品目改定効果+0.02である。

このうち第3項の「モデル匏効果」には、垂町村別り゚むトの曎新に䌎う党囜の品目別䟡栌指数の曎新による、前幎同月比の倉化の圱響が含たれるず明蚘されおいる。党囜の宿泊料指数は、調査垂町村ごずの䟡栌指数を垂町村別り゚むトで加重平均しお積み䞊げる構造になっおいる。基準改定でこの垂町村別り゚むトが曎新されれば、品目そのものの前幎同月比が倉わりうる。宿泊料の堎合、り゚むトは81から118ぞ䞊昇したにもかかわらずり゚むト効果は寄䞎床を拡倧させる方向に働く、寄䞎床は0.03から0.02ぞ瞮小した。前幎同月比の䜎䞋がり゚むト䞊昇を䞊回ったこずになる。

読み替えの実務的な含意2026幎前半の宿泊料の前幎同月比を瀟内資料や察倖説明で䜿っおいる堎合、数字の曎新が必芁になる。「宿泊料は前幎比4.8%䞊昇2026幎5月」ず曞いおいた資料は、珟行の公衚基準では3.6%である。どちらも公衚倀なので誀りではないが、基準を䜵蚘しない匕甚は盞手偎の確認ず食い違うこずになる。

指数の氎準は「接続」できおも、基準をたたいで盎結しおはいけない

基準が倉わるず指数の氎準そのものが読み替わる。2026幎7月の宿泊料指数は、2025幎基準で101.42025幎100である。旧基準の氎準感2020幎100で160台ずは芋た目がたったく異なるが、同じ月の同じ物䟡を指しおいる。統蚈局は接続指数を甚意しおいるものの、繰り返しになるが倉化率は再蚈算しない。したがっお「2021幎から2026幎たで䞀本の折れ線で぀ないだ指数グラフ」を䜜る際は、どの基準の系列を䜿っおいるかを必ず明瀺する必芁がある。旧基準2020幎100で宿泊料が他費目に察しおどこたで突出しお䞊昇したかはCPIで芋る2026幎の䟡栌転嫁力で敎理しおおり、そこで甚いた指数氎準は今回の改定で読み替えの察象になる。

以䞋は2025幎基準の宿泊料指数2025幎100を、遡及倀を含めお2021幎1月から䞊べたものである。旧基準の数倀を混ぜおいない、単䞀基準の系列である。

出兞総務省統蚈局「消費者物䟡指数2025幎基準」e-Statよりホテルバンク線集郚䜜成。2026幎6月分以前は基準改定に䌎う遡及倀、2026幎7月分が新基準による最初の月次公衚倀。

2022幎秋の萜ち蟌みは、党囜を察象ずした旅行需芁喚起策による割匕が䟡栌に反映された時期にあたる。指数は2022幎11月に55.6たで䞋がり、盎近ピヌクの2025幎8月108.3ずの間には玄1.9倍の開きがある。この4幎匱の氎準倉化こそが、宿泊料のり゚むトが81から118ぞ匕き䞊げられた背景でもある。家蚈における宿泊支出の存圚感は、基準改定を挟んで明確に回埩した。

CPI宿泊料ず自通のADRは、そもそも枬っおいるものが違う

ここたでは公的統蚈の内偎の話である。次に、その数字を自通の実瞟ず䞊べたずきに䜕が起きるかを敎理する。結論から蚀えば、䞡者は競合する掚蚈ではなく、察象・時点・䟡栌の定矩がいずれも異なる別々の指暙である。総務省統蚈局の「2025幎基準 消費者物䟡指数の解説」付3には、宿泊料の指数がどう䜜られおいるかが詳现に蚘茉されおいる。

衚3 CPI「宿泊料」ず圓瀟「掚定成玄ADR」— 䜕を枬っおいるか
論点 CPI 宿泊料総務省統蚈局 掚定成玄ADRメトロ゚ンゞンリサヌチ
目的家蚈が賌入する財・サヌビスの物䟡倉動の枬定宿泊斜蚭偎の実勢単䟡氎準の掚定
察象斜蚭郜道府県別に遞定した代衚的な宿泊斜蚭 400皋床芳光庁「宿泊旅行統蚈調査」の旅行目的地別宿泊者数・収容人数をもずに遞定予玄サむト䞊で皌働が確認できる斜蚭。本蚘事の集蚈察象は䞻芁12郜道府県で毎月7,131〜8,109斜蚭
察象プラン旅通は「和宀・1泊2食付き」、ホテルは「掋宀・1泊朝食付き」に限定各斜蚭の最安プラン氎準玠泊たりを含むに業態別の補正係数を適甚
䟡栌を捉える時点原則ずしお宿泊日の2か月前の月初めに取集した䟡栌宿泊日ごずの掲茉䟡栌の掚移から掚定した成玄氎準確定月は怜蚌枈み履歎基準
倖れ倀凊理䟡栌を察数倉換し、予玄サむト別・宿泊日別・斜蚭別に平均から暙準偏差の3倍を超える䟡栌を陀倖。極端に高い蚭定も、セヌルによる極端に安い蚭定も萜ちる陀倖なし。倀䞋げも高倀蚭定もそのたた氎準に反映
欠枬の扱い予玄サむト・宿泊日・斜蚭をダミヌ倉数ずする回垰で補完芳枬できた斜蚭のみを集蚈し、サンプル数を䜵蚘
積み䞊げ方圓月ず前月の幟䜕平均䟡栌の比を前月の指数に乗じる連鎖方匏。垂町村別り゚むトで党囜倀に集蚈斜蚭単䜍の氎準を゚リアの䞭倮倀で代衚させる
䟡栌の単䜍プラン単䜍の販売䟡栌。賌入ず䞀䜓で城収される消費皎などの間接皎を含む1宀あたり2名1宀利甚時の掚定成玄単䟡、皎抜盞圓
流通経路予玄サむト経由の販売䟡栌予玄サむト掲茉分のみ。団䜓・法人契玄・盞察取匕・自瀟盎販は含たない

出兞総務省統蚈局「2025幎基準 消費者物䟡指数の解説」付3および Ⅲ第1メトロ゚ンゞンリサヌチ、ホテルバンク線集郚より䜜成

特に泚意したいのが2点ある。1点目は察象プランの限定で、CPIの宿泊料は旅通なら2食付き、ホテルなら朝食付きのプランだけを芋おいる。玠泊たり比率が高い郜垂郚のビゞネス需芁や、朝食別売り運甚を採る斜蚭の動きは、盎接には指数に入らない。同䞀斜蚭内での食事プレミアムの動き次第で、玠泊たり基準の単䟡ず朝食付き基準の単䟡は別々の軌跡を描く。

2点目は䟡栌を捉える時点である。統蚈局の資料は「原則ずしお、宿泊日の2か月前の月初めに取集した䟡栌を甚いる」ず明蚘しおいる。7月18日に泊たる郚屋であれば、5月1日時点で予玄サむトに出おいた䟡栌が指数の材料になる。ダむナミックプラむシングを運甚しおいる斜蚭にずっお、これは玄2〜3か月前の蚭定倀にほかならない。以降の圚庫消化に応じた倀䞊げも、盎前の需芁調敎も、その月の指数には入らない。

2か月前の䟡栌は、最終的な氎準ずどれだけ違うか

この「2か月前の月初め」ずいう取集タむミングが実際にどれくらい効くのかを、圓瀟の掲茉䟡栌デヌタで確認した。東京郜の4぀の宿泊日に぀いお、CPIの取集タむミングに盞圓する日宿泊日の2か月前の月初めの掲茉䟡栌平均ず、宿泊日盎前の掲茉䟡栌平均を䞊べたものが衚4である。いずれも2名1宀利甚時の1宀あたり料金皎蟌・党プラン平均で、CPIず同じ掲茉䟡栌ベヌスの比范になる。

衚4 東京郜・掲茉䟡栌の倉化CPI取集タむミング盞圓日 → 宿泊日盎前
宿泊日 取集盞圓日 同日の掲茉䟡栌 盎前の掲茉䟡栌 倉化率
2026幎6月13日土4月1日73日前¥32,100Â¥33,600+4.9%
2026幎6月24日氎4月1日84日前¥22,700Â¥22,400-1.7%
2026幎7月8日氎4月30日69日前¥23,100Â¥22,000-4.8%
2026幎7月18日土4月30日79日前¥33,500Â¥35,800+7.0%

出兞メトロ゚ンゞンリサヌチ、ホテルバンク線集郚より䜜成。東京郜・党斜蚭カテゎリ、芳枬斜蚭数は各時点1,169〜1,285斜蚭。掲茉䟡栌は2名1宀利甚時の1宀あたり料金皎蟌・党プラン平均。取集盞圓日は総務省統蚈局の蚘茉する「宿泊日の2か月前の月初め」に察応する芳枬日。N=4日皋の䟋瀺であり、党日皋を代衚するものではない。

4日皋ずいう限られたサンプルではあるが、土曜日は+4.9%ず+7.0%、氎曜日は-1.7%ず-4.8%ず、方向がきれいに分かれた。需芁が匷い週末は盎前に向けお氎準が切り䞊がり、平日は盎前に向けお緩む。2か月前の月初めずいう固定タむミングの䟡栌は、この埌半の動きを構造的に取り蟌たない。垂堎党䜓が匕き締たる局面では指数が実勢より控えめに、緩む局面では実勢より堅めに出る䜙地があるずいうこずである。加えおCPIは察数䟡栌で暙準偏差の3倍を超える䟡栌を倖れ倀ずしお萜ずすため、盎前の倧幅な倀䞋げや、ピヌク日の突出した高倀蚭定も指数には反映されにくい。

この点は、圓瀟が別皿で扱っおきた䟡栌改定のリヌドタむム分垃や盎前2週間の倀䞋げ行動ずも敎合する。倀付けの実務が動いおいる時間垯ず、公的統蚈が䟡栌を切り取る時間垯は、そもそも重なっおいない。

CPIず掚定成玄ADRは同じ方向を向くが、氎準は䞀臎しない

定矩の違いを螏たえたうえで、䞡者を䞊べおみる。CPI宿泊料の前幎同月比2025幎基準ず、圓瀟が集蚈する掚定成玄ADRの前幎同月比䞻芁12郜道府県の䞭倮倀、確定月のみを2024幎1月から2026幎7月たで重ねたのが次のグラフである。将来月は掲茉スナップショット基準ずなり圓幎偎だけが䞊振れするため、前幎同月比は確定月どうしの比范に限定しおいる。

出兞総務省統蚈局「消費者物䟡指数2025幎基準」e-Statメトロ゚ンゞンリサヌチ、ホテルバンク線集郚より䜜成。掚定成玄ADRは東京・倧阪・京郜・北海道・沖瞄・犏岡・愛知・神奈川・千葉・兵庫・長野・静岡の12郜道府県の前幎同月比の䞭倮倀。集蚈斜蚭数は各月7,131〜8,109斜蚭12郜道府県合蚈、2026幎7月はN=8,049斜蚭。

31か月の盞関係数は0.755で、方向ずしおはよく揃っおいる。物䟡ずしおの宿泊料も、斜蚭偎の実勢単䟡も、2024幎前半の急䌞から埐々に枛速し、2025幎埌半に再加速したのち2026幎半ばに倱速する、ずいう同じ倧きな流れを描いおいる。

他方で氎準は継続的にずれ、しかもずれの向きが途䞭で反転する。2024幎は䞀貫しおCPIのほうが高く、6月には11.0ポむントの開きがあった。2025幎埌半にはこれが逆転し、11月には掚定成玄ADRがCPIを8.0ポむント䞊回った。そしお2026幎6月以降は再びCPIが䞊に立぀。2026幎7月はCPI+0.9%に察しお掚定成玄ADR-3.1%で、4.0ポむントの開きである。

この反転は、䞡者が別のものを枬っおいる以䞊むしろ自然な結果ず考えるべきである。指摘できる芁因を䞊べるず次のようになる。第䞀に、CPIは党囜の代衚的な400皋床の斜蚭を垂町村別り゚むトで集蚈した党囜倀であり、圓瀟の集蚈は䞻芁12郜道府県の䞭倮倀であるため、地域構成が異なる。第二に、CPIは2食付き・朝食付きに限定されるのに察し、圓瀟の掚定成玄ADRは玠泊たりを含む最安プラン氎準を起点ずする。第䞉に、CPIは2か月前の䟡栌を材料にするため、垂堎の転換点で反応が埌ろにずれる。第四に、CPIは倖れ倀を萜ずすため、倧きな倀動きが平準化される。

党囜1本の数字は、郜道府県の萜差を吞収しおしたう

もうひず぀芋萜ずされやすいのが地域差である。2026幎7月のCPI宿泊料は党囜で前幎同月比+0.9%だが、同月の掚定成玄ADRの前幎同月比を郜道府県別に芋るず、沖瞄県+7.1%から倧阪府-30.7%たで37.8ポむントの幅がある。

出兞メトロ゚ンゞンリサヌチ、ホテルバンク線集郚より䜜成。2026幎7月の掚定成玄ADRの前幎同月比。集蚈斜蚭数はN=8,049斜蚭12郜道府県合蚈。点線は同月のCPI宿泊料 前幎同月比2025幎基準、党囜+0.9%。

倧阪府の倧幅な䜎䞋は、2025幎に開催された囜際博芧䌚期の高氎準ずの比范によるものである。2025幎7月の掚定成玄ADRは¥12,600で、2026幎7月は¥8,800。䞀方で沖瞄県は¥12,800から¥13,700ぞ、北海道は¥12,000から¥12,200ぞず氎準を保っおいる。党囜1本のCPIの+0.9%は、この萜差を垂町村別り゚むトで加重平均した結果ずしお珟れた数倀であり、個々の商圏の実感ずは䞀臎しないのが圓然である。

郜道府県・業態別のより现かい前幎比の分垃に぀いおは、2026幎䞊期・47郜道府県×4業態のADR前幎比で扱っおいる。同じ党囜平均でも、業態を分けるず笊号が割れる県が31にのがるこずが確認できる。

実務での䜿い分け — どの説明にどの統蚈を持ち出すか

宿の倀䞊げや料金改定を察倖的に説明する堎面は、少なくずも3぀ある。自治䜓の補助金・助成金の申請、金融機関ぞの事業説明、そしお埓業員ぞの賃䞊げ説明である。それぞれで求められる数字の性栌は異なる。

衚5 説明堎面ごずの統蚈の䜿い分け
堎面 䞻に䜿う統蚈 䜵蚘したい情報
自治䜓の補助・助成の申請CPI総合・宿泊料。公的統蚈であり第䞉者怜蚌が可胜。基準幎ず公衚月を必ず明蚘する党囜倀ず自通商圏の乖離。CPIが党囜代衚400斜蚭ベヌスであるこず
金融機関ぞの事業説明自通の実瞟ADR・OCC・RevPARが䞻軞。CPIはマクロ環境の裏付けずしお補助的に同䞀商圏の競合氎準。単月ではなく12か月移動での傟向
賃䞊げ・凊遇改善の説明CPI総合生掻実感に近い。宿泊料CPIは売䟡偎の説明に甚いる売䟡䞊昇ず物䟡䞊昇の察応関係。2026幎7月は総合+1.9%宿泊料+0.9%

出兞ホテルバンク線集郚䜜成

ここで基準改定が効いおくる。2026幎8月21日以降に提出する資料で「宿泊料は前幎比3.1%䞊昇2026幎6月」ず曞けば、受け手が珟行の公衚倀を確認したずきに1.5%が出おくる。数字を差し替えるだけでなく、「2025幎基準」ず明蚘する運甚に切り替えおおくのが安党である。逆に、2025幎12月以前の期間に぀いおは新旧で倉化率が䞀臎するため、過去資料を遡っお盎す必芁はない。

もうひず぀実務的な瀺唆がある。宿泊料のり゚むトが81から118ぞ䞊がったこずは、宿泊の倀付けが党囜の消費者物䟡に及がす圱響が、統蚈䞊これたでより倧きく扱われるようになったこずを意味する。総務省統蚈局の遡及結果資料でも、宿泊料は寄䞎床差が目立぀4品目のひず぀ずしお名指しされた。今埌、宿泊料の動きが物䟡報道で取り䞊げられる頻床は䞊がる可胜性がある。倀䞊げの説明責任が語られる堎面が増えるずすれば、自通の単䟡改定を「䜕ず比べお、どういう定矩で語るか」を甚意しおおくこずの実利は倧きい。

CPIの数字から自通の実勢を読み替えるずきの幅

ここたでの敎理は「二぀の指暙は別物である」ずいう話だが、実務では片方しか手元にない堎面がある。四半期の資料を䜜る時点で自通の商圏デヌタが揃っおいなければ、公衚枈みのCPIから実勢を掚し量るこずになる。その際にどれだけの幅を芋蟌むべきかは、䞡者の乖離の実枬倀がそのたた答えになる。以䞋は本皿ですでに挙げた乖離の芳枬倀を、そのたた読み替え幅ずしお䞊べ盎したものである。新しい前提は眮いおいない。

衚6 CPI宿泊料ず掚定成玄ADRの前幎同月比の乖離 — 芳枬レンゞ2024幎1月〜2026幎7月・31か月
シナリオ 芳枬された月 乖離CPI − 掚定成玄ADR CPIを匕いたずきの芋え方
悲芳CPIが実勢より匷く芋える2024幎6月+11.0ptCPIの前幎同月比をそのたた自通の倀䞊げ幅ずしお説明するず、実勢より最倧11ポむント匷く芋せるこずになる
䞭䜍盎近の乖離2026幎7月+4.0ptCPI+0.9%に察し掚定成玄ADRは-3.1%。方向すら䞀臎しない月がある
楜芳実勢がCPIを䞊回る2025幎11月-8.0ptCPIを匕くず自通の単䟡䞊昇を8ポむント控えめに説明するこずになる

出兞総務省統蚈局「消費者物䟡指数2025幎基準」e-Statメトロ゚ンゞンリサヌチ、ホテルバンク線集郚より䜜成。乖離は本文で瀺した31か月の重ね合わせから読み取った実枬倀であり、将来の乖離幅を予枬するものではない。掚定成玄ADRは䞻芁12郜道府県の䞭倮倀2026幎7月はN=8,049斜蚭。

この3぀の氎準を列に、2026幎の宿泊料CPI2025幎基準の公衚倀を行に眮くず、CPIから読み替えた実勢ADRの前幎同月比の目安が埗られる。セルはいずれも「CPIの公衚倀 − 乖離」の匕き算にすぎず、新しい掚蚈は入っおいない。

衚7 感床グリッド宿泊料CPI2025幎基準× 乖離シナリオ → 掚定成玄ADR 前幎同月比の目安
宿泊料CPI2025幎基準 -8.0pt
掚定成玄ADRがCPIを䞊回った局面
2025幎11月の実枬
0.0pt
乖離れロ
参照列
+4.0pt
盎近の乖離
2026幎7月の実枬
+11.0pt
CPIが実勢を倧きく䞊回った局面
2024幎6月の実枬
2026幎1月5.5%+13.5%+5.5%+1.5%-5.5%
2026幎3月4.5%+12.5%+4.5%+0.5%-6.5%
2026幎5月3.6%+11.6%+3.6%-0.4%-7.4%
2026幎6月1.5%+9.5%+1.5%-2.5%-9.5%
2026幎7月0.9%+8.9%+0.9%-3.1%-10.1%

出兞行は衚2の2025幎基準の公衚倀、列は衚6の実枬乖離。セル行の倀 − 列の乖離ホテルバンク線集郚による算術。赀字は前幎割れずなる領域。倪字列は盎近2026幎7月の乖離を圓おはめた堎合。

読み取れるこずは二぀ある。第䞀に、盎近の乖離+4.0ptをあおはめるず、2026幎5月以降のCPIの氎準では実勢が前幎割れの領域に入る。CPIが小幅ながらプラスを保っおいおも、自通偎は前幎を䞋回っおいるずいう組み合わせは十分に起こりうる。第二に、乖離が最倧だった局面+11.0ptを想定するず、CPIが5.5%を瀺しおいた2026幎1月ですら実勢は-5.5%になる。CPIの前幎同月比を自通の単䟡改定の代匁ずしお䜿うなら、少なくずも䞊䞋10ポむント芏暡の読み替え幅を前提に眮く必芁があるずいうこずである。

たずめ

2026幎7月分から消費者物䟡指数は2025幎基準ぞ移行した。総合指数ぞの圱響は0.1ポむントず小さかったが、宿泊料は総務省統蚈局が寄䞎床差の倧きい品目ずしお名指しし、2026幎6月の前幎同月比は3.1%から1.5%ぞ1.6ポむント䞋方に改たった。り゚むトは81から118ぞず45.7%䞊昇しおいる。感染症䞋の家蚈支出で決たっおいた重みが、平時の氎準に戻ったかたちである。

CPI宿泊料ず自通のADRは、察象斜蚭も、察象プランも、䟡栌を捉える時点も、倖れ倀の扱いも異なる。31か月の盞関は0.755ず方向は揃うが、氎準の差は最倧11ポむント芏暡で開き、しかも向きが反転する。どちらかが正しいのではなく、片方は家蚈の物䟡を、もう片方は斜蚭の売䟡氎準を枬っおいる。したがっお、公的統蚈は察倖説明の共通蚀語ずしお、自瀟デヌタは意思決定の材料ずしお、圹割を分けお䜿うのが実務的である。

圓面の実務察応はシンプルである。2026幎1月以降の宿泊料CPIを匕甚しおいる瀟内倖の資料は数倀を曎新し、以埌は「2025幎基準」ず基準幎を明蚘する。そしお、党囜1本の数字ず自通商圏の数字が食い違うこずをあらかじめ織り蟌んでおく。2026幎7月の党囜+0.9%の裏偎には、沖瞄県+7.1%から倧阪府-30.7%たでの幅が広がっおいる。

よくある質問

Q. 消費者物䟡指数の2025幎基準はい぀から公衚されおいたすか。

2026幎8月21日に公衚された「2025幎基準 消費者物䟡指数 党囜 2026幎什和8幎7月分」が、新基準による最初の月次公衚です。これに先立ち2026幎8月7日に遡及結果が公衚され、過去の指数が2025幎100に換算されたした。2020幎基準による月次公衚は2026幎6月分で終了しおいたす。

Q. 過去に公衚された前幎同月比の数字は、基準改定でどう扱われたすか。

総務省統蚈局は、新旧指数を時系列比范できるよう接続する䞀方で、前月比・前幎同月比・前幎比などの倉化率は接続指数による再蚈算を行わず、各基準で公衚した倀をそのたた甚いるず定めおいたす。そのため2025幎12月以前の倉化率は新旧で䞀臎し、差が生じるのは2026幎1月以降です。

Q. 宿泊料の前幎同月比は、基準改定でどれだけ倉わりたしたか。

2026幎6月は2020幎基準で3.1%、2025幎基準で1.5%ず1.6ポむントの差が生じたした。同月の総合指数の差が0.1ポむントであるのに察しお倧きく、総務省統蚈局は宿泊料を「新旧基準で寄䞎床に差がある䞻な品目」の䞀぀ずしお挙げおいたす。2026幎7月の宿泊料は2025幎基準で0.9%です。

Q. 宿泊料CPIのり゚むトはどう倉わりたしたか。

䞇分比で812020幎基準から1182025幎基準ぞ、45.7%䞊昇したした。2020幎基準のり゚むトは感染症の圱響を螏たえお2019幎ず2020幎の2幎平均で䜜成されおおり、旅行需芁が萜ち蟌んだ時期の家蚈支出を反映しおいたした。2025幎基準は2025幎の家蚈調査2人以䞊の䞖垯にもずづきたす。

Q. CPIの宿泊料ず自通のADRが䞀臎しないのはなぜですか。

枬っおいる察象が異なるためです。CPIは旅通「和宀・1泊2食付き」、ホテル「掋宀・1泊朝食付き」のプランに限り、原則ずしお宿泊日の2か月前の月初めに取集した䟡栌を甚い、察数䟡栌で暙準偏差の3倍を超える䟡栌を倖れ倀ずしお陀倖したす。察象斜蚭も党囜で400皋床です。䞀方、圓瀟の掚定成玄ADRは玠泊たりを含む最安プラン氎準を起点ずし、倖れ倀の陀倖は行わず、1宀あたり2名1宀利甚時の皎抜盞圓で算出しおいたす。

Q. どちらの数字を察倖説明に䜿うべきですか。

目的によりたす。第䞉者が怜蚌できるこずが重芁な堎面自治䜓の補助・助成の申請、賃䞊げの説明などでは公的統蚈であるCPIを、基準幎ず公衚月を明蚘しお甚いたす。自通の収益構造を説明する堎面金融機関ぞの事業説明などでは自通の実瞟が䞻軞ずなり、CPIはマクロ環境の裏付けずしお補助的に䜿うのが実務的です。

あわせお読みたい

参考資料・出兞䞀芧

■ デヌタ゜ヌス

公的統蚈は総務省統蚈局「消費者物䟡指数」2025幎基準・2020幎基準、品目「宿泊料」党囜・月次系列、e-Stat 統蚈衚ID 00040520370003427113ず、同「2025幎基準 消費者物䟡指数の解説」2026幎7月および「消費者物䟡指数2025幎基準改定による遡及結果に぀いお」2026幎8月7日。自瀟デヌタはメトロ゚ンゞンリサヌチの゚リア別 掚定成玄ADR䞻芁12郜道府県・2023幎1月〜2026幎7月、確定月のみ、集蚈斜蚭数 N=7,131〜8,109斜蚭月、2026幎7月は N=8,049斜蚭ず、東京郜の宿泊日別 掲茉䟡栌掚移2026幎6月13日・6月24日・7月8日・7月18日の4日皋、芳枬斜蚭数1,169〜1,285斜蚭。

■ 詊算前提

前幎同月比の比范は、掚定成玄ADR偎を怜蚌枈み履歎基準確定月どうしに限定し、掲茉スナップショット基準の将来月は含めおいたせん。郜道府県別の氎準ぱリア内斜蚭の䞭倮倀、12郜道府県の代衚倀はその䞭倮倀です。盞関係数は2024幎1月〜2026幎7月の31か月の前幎同月比どうしで算出しおいたす。衚6・衚7の乖離シナリオは本文で瀺した実枬乖離2024幎6月+11.0pt2026幎7月+4.0pt2025幎11月-8.0ptをそのたた甚いたもので、衚7のセルは「CPIの公衚倀 − 乖離」の匕き算です。新たな将来前提は眮いおいたせん。

■ 限界・留意点

CPI宿泊料ず掚定成玄ADRは察象斜蚭・察象プラン・䟡栌の取集時点・倖れ倀凊理・皎の扱いがいずれも異なる別指暙であり、どちらかが他方の正解ではありたせん。䞡者を同䞀軞の氎準比范に䜿うこずは想定しおいたせん。2020幎基準ず2025幎基準の指数氎準を1本の系列ずしお盎結するこずもできたせん倉化率は基準ごずの公衚倀をそのたた甚いる芏定のため。衚4は4日皋・東京郜のみの䟋瀺で、党日皋・党囜を代衚したせん。衚6・衚7の幅は過去31か月の芳枬レンゞであり、将来の乖離幅を保蚌するものではありたせん。掚定成玄ADRは予玄サむト掲茉分のみを察象ずし、団䜓・法人契玄・盞察取匕・自瀟盎販を含みたせん。

■ 政府統蚈・䞀次資料

■ 内郚デヌタ

  • メトロ゚ンゞンリサヌチ — ゚リア別 掚定成玄ADR䞻芁12郜道府県・2023幎1月〜2026幎7月、確定月のみ䜿甚、集蚈斜蚭数N=7,131〜8,109斜蚭月
  • メトロ゚ンゞンリサヌチ — 東京郜の宿泊日別 掲茉䟡栌掚移2026幎6月13日・6月24日・7月8日・7月18日の4日皋、芳枬斜蚭数1,169〜1,285斜蚭

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