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【取材】八戸中心市街地に「リッチモンドホテル八戸スクエア」開業へ 大浴場・サウナで地域と旅人をつなぐ新拠点

投稿日 : 2026.10.16

取材

新規ホテル情報

青森県八戸市の中心市街地に、2026年10月15日、「リッチモンドホテル八戸スクエア」が開業する。

再整備支援事業「ハチノスクエア」の複合商業施設棟に入る同ホテルは、リッチモンドホテルズとして初となる大浴場を備えるほか、八戸の祭りや伝統工芸、食文化を館内の随所に取り入れる。目指すのは、単に泊まるための場所ではなく、旅人が八戸の文化に触れ、そこから街へと関心を広げていく滞在拠点だ。

なぜ八戸中心市街地への出店を決め、ホテルを地域と人をつなぐ場としてどのように育てようとしているのか。開業の背景や空間づくりに込めた考え、今後の展望について話を聞いた。

2026年10月15日に開業する『リッチモンドホテル八戸スクエア』外観イメージ

公式サイト:https://richmondhotel.jp/hachinohe/

――「リッチモンドホテル八戸スクエア」を八戸中心市街地の「ハチノスクエア」に開業することになった背景を教えてください。八戸という地域や中心市街地に、宿泊拠点としてどのような可能性を感じていたのでしょうか。

「リッチモンドホテル八戸スクエア」は、八戸中心市街地の再整備支援事業「ハチノスクエア」内で、株式会社東日本不動産が推進する複合商業施設棟において、同社が掲げる「街の価値を育てる」という理念に弊社が共感し、運営受託という形で参画したことで誕生しました。

ブランド名にも含まれる「スクエア」には、人・地域・文化が交わり、地域に開かれた「広場」のような場所をつくりたいという想いが込められています。

八戸中心市街地において、単なる宿泊機能にとどまらず、私たちがこれまで培ってきたホスピタリティを融合させることで、地域と人をつなぐ新たな交流拠点になり得る、大きな可能性を感じています。

――今回、リッチモンドホテルズとして初めて大浴場を導入されています。大浴場やサウナを取り入れることになった背景には、これまでのホテル運営を通じて感じていた宿泊者のニーズや過ごし方の変化があるのでしょうか。

近年、ホテルは単に「移動の拠点として宿泊する」だけの場所から、「滞在そのものを楽しみ、リフレッシュする」という体験価値を重視する場所へと、その役割が変化してきていると感じています。

宿泊されるお客さまのニーズが多様化するなか、特に近年のサウナブームや健康志向の高まりに加え、「大浴場で一日の疲れをリセットしたい」といったニーズは、ビジネス・観光を問わず高まっています。

「リッチモンドホテル八戸スクエア」では、そうしたニーズに着目しました。八戸の街歩きやおいしい食、文化を満喫されたお客さまが、一日の終わりにゆったりとその余韻に浸り、心身ともにリフレッシュして、翌日も元気に街へ足を運べる。そうした滞在体験を提供したいと考えています。

リッチモンドホテルズとして初めて導入する大浴場(イメージ)
サウナ利用後にくつろげる「ととのいスペース」(イメージ)

――館内には、八戸えんぶりや八戸三社大祭、八戸焼など、地域の文化や工芸がさまざまな形で取り入れられています。八戸らしさをホテル空間に落とし込むにあたり、どのような考えを大切にされたのでしょうか。

ホテルのコンセプトは、「八戸にふれる、こころ踊る、酔いしれる『あたらしい』旅」です。

八戸らしさを表現するにあたっては、この土地ならではの歴史や自然、祭り、食文化、ものづくりといった魅力を、現代的な感性で再編集し、滞在を通して自然に体感していただくことを大切にしました。

2階ロビーには、港町としての八戸の歴史や文化に着想を得た素材や照明を採用しています。

八戸の文化や工芸を随所に取り入れたロビー(イメージ)

また、客室には八戸焼を想起させる色彩や、海・自然を感じさせるマテリアルを取り入れました。

八戸えんぶりの躍動感から着想を得た『プレミアツインルーム ~ENBURI~』(イメージ)

さらに、ラウンジなどの共用部には木質素材や柔らかな間接照明を配置し、館内全体を通して八戸の情緒を感じていただけるデザインとしています。

――「リッチモンドホテル八戸スクエア」では、「地域と旅人をつなぐ新たな滞在拠点」を目指されています。ホテルで八戸の文化や食に触れる体験を、実際の街や地域への興味につなげていくうえで、どのような役割を担いたいと考えていますか。

ホテルという空間だけで体験が完結するのではなく、ホテルと街が一つの体験としてつながるような滞在価値を提供することを目指しています。

例えば、地元スタッフとの交流を通じて街の魅力をご案内したり、郷土料理や地元食材を生かした食事をご提供したりすること。

朝食では八戸の郷土料理『せんべい汁』などを提供予定

また、館内デザインを通して八戸の文化に触れていただくことや、ホテルを起点とした街歩きを促すことなど、お客さまとのさまざまな接点を大切にしたいと考えています。

ホテルでの体験をきっかけに、宿泊される方々が実際の八戸の街や地域文化へと興味を広げ、街へ繰り出していく。そうした流れを生み出す「ハブ(拠点)」としての役割を担っていきたいと考えています。

八戸・青森の食文化を楽しめる朝食会場(イメージ)

――今回の開業を通じて、「リッチモンドホテル八戸スクエア」を今後どのようなホテルに育てていきたいと考えていますか。八戸を訪れる方や地域の方にとって、どのような存在を目指しているのかお聞かせください。

東日本不動産のまちづくりの理念と、私どもが培ってきたホテル運営やホスピタリティを融合させ、「八戸中心市街地の新たなランドマーク」となるホテルへ育てていきたいと考えています。

八戸を訪れる旅人にとっては、地域の魅力と深く出会える拠点であり、地域の方々にとっても気軽に訪れることのできる、開かれた「広場(スクエア)」のような存在を目指します。

また、運営会社であるアールエヌティーホテルズが掲げる「ひとと自然にやさしい、常にお客さまのために進化するホテル」として、地域とともに発展し、末永く愛される滞在拠点を目指してまいります。

■「リッチモンドホテル八戸スクエア」概要

正式名称:リッチモンドホテル八戸スクエア
公式サイト:https://richmondhotel.jp/hachinohe/

所在地:青森県八戸市大字十三日町17-10
アクセス:JR東北・北海道新幹線「八戸駅」から車で15分
JR八戸線「本八戸駅」から車で5分/徒歩15分
駐車場:無
TEL:0178-70-5940(ホテル直通)
開業日:2026年10月15日(木)
総客室数:126室

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