世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルは新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要の大幅な減少により数万人の従業員に対して無給の一時帰休を開始したことがわかった。
同社は複数の運営ホテルの休業を先週から開始している。
医療給付を除く無給の一時帰休となる対象は清掃員から経営層までマリオットの従業員のすべての業種となっているという。
解雇の開始は現在のところ確認されていないが、今後実施される見込み。
マリオット・インターナショナルは世界132カ国に展開し、約7,000のホテルを運営する世界最大規模の米ホテルチェーン。従業員数は全米だけで約13万人、全世界で約17万人を誇る。
17日にWSJがはじめて報じ、CNN、USATODAYなど複数の米メディアが報じている。
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