三井不動産グループは、「三井ガーデンホテル汐留イタリア街(東京都港区・客室数372室)」の改装工事を終え、2019年4月22日(月)にリニューアルオープンした。東京都港区と同ホテル周辺のホテル展開状況を合わせてお送りする。
落ち着いた中に、遊び心のある「おとなイタリアンスタイル」
出典:三井不動産
2007年の開業から12年を経過した今回のリニューアルでは、長期ステイする海外の顧客ニーズやレジャーニーズの増加に対応すべく、客室構成および客室レイアウトを大きく見直し、客室全室および客室階廊下を中心に、ロビー、レストランエリアも含めた初の大規模改装を行った。
特に、同ホテルが立地する「汐留イタリア街」の街づくりコンセプトを踏襲し、インテリアにはイタリアにちなんだモチーフやカラースキームを取り入れることで、人生を楽しむイタリア文化を感じることのできるホテルを目指したという。
また、客室の全面禁煙化と喫煙コーナーの新設やインバウンド客等の長期滞在にも便利なランドリーコーナーの増設などを行なった。
さらに、近年のレジャーニーズに対応する為、客室構成を大幅に見直し、シングルタイプを減らし、ダブルタイプを10室、ツインタイプを27室、トリプルタイプを23室増やした。
出典:三井不動産
【同ホテル 概要】
所在地:東京都港区東新橋2-14-24
客室数:372室
付帯設備:レストラン「ラ・マレーア」(1階)、大浴場(13階)
出典:三井不動産
東京都港区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都港区には宿泊施設が174、部屋数にして31,554室が提供されている。新規開業予定は44施設、部屋数にして6,796室が新たに提供される予定。
また、同ホテルの周辺半径1キロ圏内には宿泊施設が66、部屋数にして10,764室が提供されており、新規開業予定は同圏内において18施設、2,126室が新たに供給される見込み。
同ホテルはリニューアルオープンを記念した特別プランの販売などを実施し、激戦地での戦いに備える構えだ。
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