サイトアイコン HotelBank (ホテルバンク)

山口・美祢「秋芳観光ホテル秋芳館」新型コロナ倒産

(株)秋芳観光ホテル秋芳館(山口県美祢市秋芳町秋吉台1237-236、設立1952年10月、資本金1億円)は4月30日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任。秋芳ロイヤルホテル秋芳館(山口県美祢市秋芳町秋吉台1237-236、43室)を経営していた。新型コロナの影響でキャンセルが相次いだ。

出典:秋芳ロイヤルホテル秋芳館

山口県屈指の観光地である秋吉台で観光ホテル「秋芳ロイヤルホテル秋芳館」を経営するほか、近隣で飲食店2店舗を展開していた。ピークとなる1996年3月期には売上高8億5,158万円を計上。

しかし、1993年に実施したホテルの建て替えや、関連会社への資金支援などで20億円を超える借入を抱えるなか、観光客数の減少に伴う減収となり、資金繰りが悪化。2013年2月に、山口地裁に民事再生法の適用を申請した。

以降は債権者や取引先の協力を得て再建に取り組んでいた。2016年3月期、2017年3月期は大河ドラマの効果などから売上は回復したものの、その後の観光客の減少などから売上高は低位で推移し、2020年3月期は約2億2,200万円にとどまっていた。

施設の継続を図るため、同業者への事業売却の交渉を進めていたが、新型コロナの影響が強まるなかで計画が頓挫。一方で、予約客のキャンセルや飲食店の営業自粛によって収入がない状態となり、今回の事態となった。

なお、ホテル施設の継続を希望しており、事業を継承する事業者を募集する方針という。

負債総額は2億3,008万円。

TSRが報じた。

メトロエンジンリサーチによると、山口県美祢市には宿泊施設が16、部屋数にして326室が提供されている。同ホテルは43室で同市内では3番目の規模の宿泊施設。

出典:秋芳ロイヤルホテル秋芳館

【合わせて読みたい】

石川・白山「インターシティホテル白山」運営社がコロナ倒産

熊本・上天草で旅館経営「あまくさの島」がコロナ倒産

ロイヤルオークリゾートが新型コロナ関連倒産、負債50億円

新潟・上越「タカダキャッスルホテル」コロナ倒産

福島・二本松で櫟平ホテル運営の泉屋旅館がコロナ倒産

熊本・人吉「アンジェリーク平安」運営の人吉観光交通が倒産

WBFホテル&リゾーツが倒産、負債総額160億円、新型コロナ関連最大規模

ファーストキャビンが東京地裁に破産手続き開始の申し立て

JR西日本ファーストキャビンが店舗を閉鎖し解散

宮城・鎌先温泉の老舗旅館、木村屋旅舘が廃業T

記録的不況、新型コロナ関連倒産まとめ(4月15日更新)

モバイルバージョンを終了