藤田観光株式会社は、世界的に問題となっている海洋汚染に対する取り組みとして、運営するホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製のストローを7月末までを目処に順次廃止し、紙製または生分解性プラスチック製ストローへ移行することを本日2019年4月2日に発表した。
全施設で年間約60万本の削減
藤田観光は、この活動によって年間約60万本のプラスチックストローが削減される見込み。
同社は、ホテル椿山荘東京や箱根小涌園 天悠、太閤園といった豊かな自然に恵まれた施設を運営しており、「環境負荷の低減と循環型社会の形成に向け、人と地球に優しい企業市民を目指す。」という理念のもと、環境保全活動を推進してきた。
具体的には、下田海中水族館スタッフによる海の生態系の出張授業や、ホテル椿山荘東京と太閤園の庭園における環境整備、LED照明および高効率照明の採用、連泊客を対象としたリネン交換を控える活動などを実施している。
出典:藤田観光
2018年6月には環境社会問題に対応するため、プロジェクトチームを立ち上げた。
このたび、運営するホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製のストローを7月末までを目処に順次廃止し、紙製または生分解性プラスチック製ストローへ移行する。
今後も継続的に対応策を実施することによって、社会に貢献していきたい考え。
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