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「泊まれる本格宮大工建築」お花茶屋森谷邸、11月16日開業

古民家再生に注目が集まる昨今、上野から京成本線で20分、懐かしい街並みが広がるお花茶屋駅に佇む築40年、宮大工が3年余りをかけ完成させた情緒ある伝統的日本建築の建物が、「お花茶屋 森谷邸」として11月16日(金)本格開業する。

オープンイベント、秋の文化を愉しむアートや食企画、セミナー
メインとなる本館は、天井高3mの居室が特徴的で、一続きとしても使える書院造りの4部屋の和室、欄間をはじめ組子が随所にあしらわれた建具、圧倒的な存在感ある桁丸太が支える日当たりの良い広縁、堂々とした天然石が鎮座する威厳のある高い上がり框が印象的な玄関、天然木一枚板の座卓や、手書きの襖絵、雪見障子、風情のある柱時計など、職人技に裏付けられた佇まいは、「本物」だからこそ、静謐な品格を放っており、どんな使用目的や用途にもたじろがない、確かな存在感を体験できる。
また別館はインパクトある純白の漆喰壁と天井高4mの土間及び、居室やキッチンも備えており、アート系のワークショップ等クリエイティブな利用に好適。森谷邸は葛飾区に申請していた「旅館業許可」を得て、宿泊が可能となった。
これまで、お花茶屋Labo主催でのイベントや研修、テレビ番組やCM、またコスプレイヤー同士の撮影など多彩な利用をしていたが、これによって滞在型の研修などにも活用の幅が広がることとなった。
オーナーに活用を託されて1年半。合同会社お花茶屋Laboのこれまでの取り組みの発表、及び森谷邸の活用のポテンシャルを感じてもらうため、この度グランドオープン企画として様々な催事を用意する。
【グランドオープンウィークイベント企画】
1.古民家再生 収益事業セミナー ~「絆」「旅館」「アート」「地域活性」~
2.文化事業・食企画 筝演奏、箏演奏と御茶事、利き酒企画、パン教室など
3.アート事業:木版画レクチャー、ワークショップ及び展示販売・アーティストプロデュース
【同施設概要】
所在地:東京都葛飾区宝町1-22-21
アクセス:京成上野駅から京成本線で20分、日暮里駅から京成本線で17分、京成本線 お花茶屋駅 徒歩8分
客室:4室(本館)

東京都葛飾区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、葛飾区には宿泊施設が21、部屋数にして1,028が提供されている。新規開業予定は他に確認できなかった。都内としては宿泊施設が少なく、カテゴリー別としては簡易宿所の展開が多い地域。
民泊施設も79室が提供されている。
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